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スコットランド首相:独立が最善の選択肢、英国は厳しい離脱へ

2016-07-31 | 国際

スコットランド行政府のスタージョン首相は25日、英国が6月の国民投票を経て「単一市場の外側で、限定的なアクセスしか持たない未来」へと向かっている様子だと述べ、安定確保のためスコットランドがとり得る最善の選択肢は独立かもしれないとの認識を示した。

スタージョン氏はこうした判断に至った経緯として、英政府の「閣僚人事や新政権発足当初の宣言など初期の兆し」に基づき、英国は「穏便な離脱ではなく厳しい離脱」に直面するとみていると説明した。

英国のメイ新首相はリアム・フォックス氏やデービッド・デービス氏ら欧州連合(EU)離脱派として知られた人物を主要閣僚に起用した。

同氏はエディンバラでの講演で「英国の見通しは不透明で混乱しており、予測できない」とし、「こうした状況で、最も確実かつ安定し、自らの運命を最大限自分で決定できる選択肢は恐らく独立だ」と指摘した。

スコットランドは英国とEU両方に残留できる可能性も探っているとしつつ、そのハードルは「高い」と発言。
 
「そのような解決策を見いだす難しさを過小評価してはいない」と語った。
 
 
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二兎を追う者は一兎をも得ずと言いますが、イギリスとEUの両方に残留する道はない。
 
スコットランドは、必ずどちらかを選ばなければならない。
 
その選択を間違えれば、未来をも間違うことになる。
 
イギリスに残留するならば、イギリスと未来を共にしなければならず、EUを選ぶならば、EUと未来を共にすることになる。
 
イギリスとEUは同じ未来を歩むことはない。
 
どちらにもいい顔する八方美人的な選択は、スコットランドにはない。
 
どちらかをみずからの意志で選択しなければならず、実はスコットランドには選択の余地はないわけですが、一応みずからの意志で選択しなければならない。
 
後から神のせいにさせるわけにもいかないのですね。
 
形だけは、みずからの選択としておかなければならない。
 
 

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