宮城県南部を中心に最大震度6弱を観測した十六日の地震について、政府の地震調査委員会は十七日、「想定していた『宮城県沖地震』ではなかった」との見解をまとめた。
今回の地震で、三十年以内の発生確率が99%とされる宮城県沖地震は「切迫性が高まったとみられる」(津村建四朗委員長)として、当面の余震への注意とともに次の大地震への警戒を呼びかけている。
「宮城県沖地震」は、牡鹿半島沖のプレート(岩板)境 . . . 本文を読む
宮城県南部で震度6弱を記録した16日の地震について、政府の地震調査委員会は17日、臨時会を開いて検討し、「想定していた宮城県沖地震ではない」とする見解をまとめた。
今後、想定していた地震が起こりやすくなった可能性もあるとして、引き続き警戒が必要だと発表した。
宮城県沖では、平均37年間隔でマグニチュード(M)7.5前後の地震が繰り返し起きており、前回は78年に発生した。
調査委員会はこの地 . . . 本文を読む
東北地方を襲った大揺れは、想定された大地震なのか。その予兆に過ぎないのか。「マグニチュード(M)7.2」という数字に、専門家の見方は割れている。
「想定していた地震なのか、前触れなのか」。宮城県沖では26~42年間隔で、大地震が繰り返されてきた。前回は1978年でM7.4。政府の地震調査委員会は03年、30年以内に99%の確率でM7.5前後の地震が起こると発表した。今回の地震がこの想定地震かど . . . 本文を読む
ワシントン──米海洋大気局(NOAA)は2日、今年8月から11月にかけて大西洋上で発生する熱帯性低気圧は11─14個、このうち7─9個がハリケーンに発達するとの長期予報を発表した。
同地域では今年7月、大型ハリケーン「デニス」と「エミリー」がメキシコ湾沿岸部に上陸し、大きな被害を与えている。
NOAAは今年5月末、6月から11月までに発生する熱帯性低気圧は15個、ハリケーンは9個と予測してい . . . 本文を読む
ハリケーンシーズンを迎え、ただでさえ気がかりなことの多いフロリダ州の住民にさらに追い打ちをかけるように、心配の種を増やす出来事があった。7月27日(米国時間)、同州の住民の一部に対し、誤って放射能に関する緊急警報が発せられたのだ。米気象庁のオペレーターが『緊急警報システム』(EAS)の定期テストを行なう際にキー入力を間違えたことが原因だった。
EASは、冷戦期に作られた『緊急放送システム』(E . . . 本文を読む