アメリカの長期金利の指標である10年債利回りが24日、一時3%をつけました。
3%台はおよそ4年3ヵ月ぶりです。
商品価格の上昇に伴いインフレ期待が高まっていることから10年債利回りが3%をつけました。
ただ、瞬間的なもので、現在は2.9%台で推移しています。
アメリカで債券の投資業務に携わる市場関係者は、もう一度3%を目指す動きがあるとみています。
その動き . . . 本文を読む
米原子力事業の損失巡る意見の違いが解消されず
東芝が8月10日までの提出を目指す2017年3月期の有価証券報告書(有報)について、監査法人との協議が難航している。
米原子力事業の損失を巡る意見の違いが解消されないためで、4段階ある監査意見で最も厳しい「不適正意見」が付く可能性も出てきた。
結果次第では、東京証券取引所による上場廃止の審査にも重大な影響を与え . . . 本文を読む
欠陥エアバッグのリコール(回収・無償修理)問題で経営難に陥っている自動車部品大手タカタが、民事再生法の適用を申請する準備に入ったことが16日、分かった。
事業を継続しつつ、裁判所の管理下で再建を目指す。
月内にも申請する方向で調整。
負債総額は1兆円規模と、製造業で戦後最大となる見通しだ。
タカタは同日夜、「現時点で何ら決定した事実はない。私的整理に限定することなく、あらゆる選択肢が検討さ . . . 本文を読む
東芝が進める半導体子会社「東芝メモリ」の売却をめぐり、協業先の米ウエスタンデジタル(WD)は14日夜(日本時間15日午前)、売却手続きの差し止めを求める訴えを、米カリフォルニア州の上級裁判所に起こしたと発表した。
WDが求めたのは日本の仮処分にあたる命令。
WDは5月に国際仲裁裁判所に売却の中止を申し立てているが、仲裁判断が出るまでには時間がかかり、それまでの間に東芝が売却手続きを進めるのを差 . . . 本文を読む
東芝は25日、三井住友銀行やみずほ銀行などの主要取引銀行を集めた会合を東京都内で開き、売却に向けた入札手続きを進める半導体子会社「東芝メモリ」について、協業相手で独占交渉権を求める米ウエスタンデジタル(WD)への売却は困難と説明した。
今後は米投資ファンドのコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)や産業革新機構などからなる「日米連合」を軸に選定が進みそうだ。
売却の方向性は、6月中旬までに決 . . . 本文を読む
東芝と協業先の米ウエスタンデジタル(WD)が近くトップ級の再協議を行うことが分かった。
半導体子会社「東芝メモリ」の売却を巡り、WDが国際仲裁裁判所に差し止めを申し立て、対立が先鋭化。
東芝は打開する道を探る模様だ。
ただ、19日の2次入札は予定通りに実施する。
関係者によると、WDのマーク・ロング最高財務責任者(CFO)らが来週に来日し、東芝の役員らと協議する見通し。
経済産業省や . . . 本文を読む
東芝が進めている半導体子会社「東芝メモリ」の売却で、東芝と米ウエスタンデジタル(WD)が結ぶ契約に、両社の合意がないままの第三者への売却を禁じると解釈できる条項が含まれていることが分かった。
WDが売却への拒否権を持つと主張している根拠とされ、東芝は難しい対応を迫られている。
この契約は、東芝と、WDが昨年に買収した「米サンディスク」が交わしたもの。
東芝とサンデ . . . 本文を読む
日本の半導体メーカーの衰退に歯止めがかからない。
かつては世界の半導体売上高の半分を日本勢が占めたが、直近では1割強に落ち込んでいる。
上位10社で唯一残った東芝も記憶用半導体フラッシュメモリー事業の売却を計画。
官民挙げての支援も浮上するが、毎年巨額の投資が必要で、「日の丸半導体」の生き残りは容易ではない。
大型コンピューター向け半導体を得意とした日本勢は1980年代に米国勢を抜き、 . . . 本文を読む
【ワシントン=小川聡、山本貴徳】
東芝が倒産手続き中の米原子力発電子会社「ウェスチングハウス」(WH)のジョージア州での原発建設をめぐり、米政府が、最大3万6000人に上る雇用の消失につながりかねないとして懸念を強め、日本政府に継続に向けた協力を求めていることが、米政府関係筋の話でわかった。発注元の一つである米電力会社サザン社のトーマス・ファニング会長兼最高経営責任者(CEO)は . . . 本文を読む
東芝が原発事業の巨額損失を計上する2016年4~12月期決算の監査で、監査法人が米原発子会社ウェスチングハウス(WH)の15年4~9月期の経営判断を問題視していることが5日、明らかになった。
WH経営陣が巨額損失の可能性を当時認識していたかどうか調べている。
損失を事前に認識していた場合、東芝は過年度決算の訂正を迫られ、16年3月末にさかのぼり、負債が資産を上回る債務超過に陥る可能性がある。
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[東京 1日 ロイター]
- 東芝(6502.T)が、2016年度第3四半期(4─12月)決算について、提出期限の今月11日の発表が難しくなり、延期する公算が大きくなっている。
複数の関係筋が1日、明らかにした。延期なら3回目となる。
今年度から同社の監査を担当しているPwCあらた監査法人が、15年度決算について疑義を指摘しているもようだ。
東芝は3月14日、米原発子会社ウエスチングハウ . . . 本文を読む
日産自動車とBMW北米法人、フォード・モーターは10日、米フロリダ州マイアミの連邦地裁にタカタに対する交差請求を提起した。
3社はタカタ製エアバッグの不具合に起因する損失の補償を求めた。
同不具合に関連する事故の死者は全世界で少なくとも17人に上る。
同連邦地裁で一括審理されている消費者のエアバッグ訴訟で被告の立場にある者の間で起こされた今回の請求で、自動車メーカー3社はタカタがエアバッグの . . . 本文を読む
[東京 13日 ロイター]
- 東芝(6502.T)は、14日に予定していた2016年4―12月期決算の開示を再延期する。
監査法人との調整が難航しており、関東財務局に決算報告の期日延長を申請した。
複数の関係筋が明らかにした。
当初の2月14日の開示予定からすでに1カ月遅れており、当局の承認が得られなければ上場廃止になりかねない重大局面に直面する。
関係筋によると、東芝は当局と開示期 . . . 本文を読む