STAPスタップ細胞の論文不正問題で、理化学研究所などは、STAP細胞由来とされる試料はすべて、以前から理研に存在していたES細胞(胚性幹細胞)由来だったとする調査結果を24日付の英科学誌ネイチャーに発表する。
小保方晴子・元理研研究員の研究室に残っていた試料の遺伝子を解析した。
理研の外部調査委員会が昨年12月、同様の結論を出しているが、国際的な科学誌に発表されるのは初めて。
また、米 . . . 本文を読む
19日未明に成立した安全保障関連法に対し、三重県松阪市長らが結成した市民団体が集団違憲訴訟を起こす準備を進めている。
市長は「国民全体の訴訟として、裁判の場で闘いたい」と、賛同する地方議員らと1万人規模の原告団を目指して参加者を募っており、早ければ年内にも提訴する。
松阪市の山中光茂市長は昨年7月、集団的自衛権行使容認の閣議決定を受け、違憲訴訟に向けて市民団体を結成。これまでに1000人を超 . . . 本文を読む
不正会計問題に揺れる東芝が、債務超過に陥る危険性を指摘する声が広まっている。 問題を調査するため当社が設置した第三者委員会は、「過去5年間で1500億円超の利益が水増しされていた」と報告したが、このなかには米原子力大手ウェスチングハウスの償却費用は含まれていないからだ。
業界内では「償却費用と損失額を処理すると債務超過に陥るのではないか」との指摘が出ており、東芝としては今後の巨額の損失計上に . . . 本文を読む
粉飾決算で上場廃止になったカネボウの再建に、産業再生機構のトップとして関わった冨山和彦・経営共創基盤代表取締役は2日、東芝の不正会計問題について「刑事事件になり、逮捕者が出たカネボウより悪質だ」と指摘し、当局は東芝に厳しい処分を科すべきだとの考えを示した。
朝日新聞などの取材にこたえた。
東芝の不正会計の原因を「トップが短期の業績にこだわり、社内に従わざるを得ない空気が生まれる日本の組織にあり . . . 本文を読む
[東京 1日 ロイター] -
東芝<6502.T>が有価証券報告書の提出期限の再延期を申請した。
もし、同社が示した9月7日の期限に同報告書を提出できなかった場合、そこから8営業日後の17日まで未提出なら、東京証券取引所の上場廃止基準によって上場廃止に追い込まれる。
東芝は上場を維持できるか正念場を迎えた。東芝、変革にかじ切らないと漂流も=小林・同友会代表幹事東芝の再延期を受けて、有価証券 . . . 本文を読む
東芝は、不適切会計で確定が遅れていた2015年3月期連結決算について、週内にも発表する見通しとなった。
関係者によると、15年3月期の税引き後利益の赤字額は100億円前後とみられる。
新たに判明した事例による過去の利益の修正額は合計でも100億円にとどかない見込みだ。
東芝は、発表予定だった8月31日の直前、新たに会計処理で約10件の不適切事例が見つかったため、9月7日を期限に有価証券報告 . . . 本文を読む