石油元売りで国内首位のJXホールディングスは、3位の東燃ゼネラル石油に経営統合を打診した。
元売り各社は、人口減少や省エネ化による石油需要の減少で収益力が低下しており、2位の出光興産と5位の昭和シェル石油が競争力向上に向けた合併で今月基本合意したばかりだ。
ライバルの追い上げに危機感を持つJXは、さらなる規模拡大を目指しており、業界は再編ドミノの様相を呈している。
「どれくらいの規模で、ど . . . 本文を読む
国際通貨基金(IMF)は13日、加盟国に資金を融通するための「特別引き出し権(SDR)」の構成通貨に、中国の人民元を加えるのが妥当とする報告書をまとめた。
30日の理事会で正式に決まれば、ドル、ユーロ、円、ポンドにならぶ五つ目の「メジャー通貨」の仲間になる。
IMFでは、加盟国の出資額に応じてSDRと呼ばれる仮想通貨を割り当てている。
危機に直面した国は現在、SDRと引き換えにドルなどの四 . . . 本文を読む
【ブリュッセル斎藤義彦】
欧州連合(EU)のモゲリーニ外務・安全保障政策上級代表(外相)とイランのザリフ外相は18日、同国の核問題に関する共同声明を発表した。
イランが核開発の抑制措置に着手し、EUはすべての対イラン経済・金融制裁の解除に向け準備することで合意したと明らかにした。
米国も制裁解除に向けた準備を始めた。
欧米など6カ国とイランによる核合意の履行を確認する「共同委員会」が、19 . . . 本文を読む
今月発表される、ことし7月から9月までのGDP=国内総生産について、民間の調査機関などの間では、個人消費が力強さに欠け、企業も設備投資に慎重なことなどから、2期連続で前の期に比べてマイナスになるという予測が多くなっています。
今月16日に発表される、ことし7月から9月までのGDPの伸び率について、民間の主な金融機関や調査会社12社が公表した予測は、物価の変動を除いた実質で前の3か . . . 本文を読む
安倍晋三首相は1日、韓国の朴槿恵(パククネ)大統領、中国の李克強(リーコーチアン)首相とソウルの青瓦台(大統領府)で日中韓首脳会談を開いた。
3首脳は首脳会談を年1回の開催で再び定例化することで合意したほか、日中韓自由貿易協定(FTA)の交渉加速などを確認。
また、歴史認識問題では「歴史を直視し、未来に向かう」との表現で一致し、これらを盛り込んだ共同宣言を取りまとめ、発表した。
日中韓首脳会 . . . 本文を読む