世界各国の科学者でつくる国連のIPCC=「気候変動に関する政府間パネル」は、地球温暖化に関する報告書を8年ぶりに公表しました。
温暖化が進めば熱波や豪雨といった「極端現象」の頻度や強さが増すとして、温室効果ガスの排出を削減するよう警鐘を鳴らしています。
IPCCは、先月26日からオンラインで開かれた会合で、最新の研究成果に基づく地球温暖化の現状や予測についての報告書を8年ぶりにまとめ、日本 . . . 本文を読む
気候変動による海面の上昇によって影響を受ける人の数は、これまでの想定の3倍に上る可能性があることが、アメリカの団体のシミュレーションで明らかになり、専門家は
「私たちが生きているうちに、都市や経済のありかたに大きな影響を与える可能性がある」
と警告しています。
今月29日付けのイギリスの科学雑誌「ネイチャー・コミュニケーションズ」に掲載された論文によりますと、気候変動の研究者が参加するア . . . 本文を読む
南米のボリビアでは、3週間にわたって大規模な森林火災が続き、最大都市、サンタクルスの空港近くにまで火の手が迫っていて、ボリビア政府は、非常事態宣言を出して消火活動にあたるとともにブラジルなど周辺国にも支援を要請しています。
南米のボリビアでは、3週間にわたって大規模な森林火災が続き、これまでに愛知県や千葉県の面積に匹敵する5000平方キロメートル余りの森林が消失しました。
火の手は、ボリビア最 . . . 本文を読む
国連のグテーレス事務総長は、サイクロンで大きな被害を受けたアフリカ南部のモザンビークを訪問して、温暖化対策の緊急性を国際社会に訴えました。
その背景には、このままでは温暖化の流れが後戻りできなくなるという強い危機感があります。
グテーレス事務総長は12日、ことし3月に発生した暴風雨サイクロンで甚大な被害を受けたアフリカ南部モザンビークを訪問し、まだこわれたままの小学校や避難した人たちがテントで . . . 本文を読む
ヨーロッパなどの科学者のグループが地球温暖化についての研究結果を発表し、2020年以降の温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」の目標どおりに温室効果ガスの排出量を減らしても温暖化を止められないおそれがあり、早急な対策が必要だと警告しています。
この地球温暖化の研究結果はスウェーデンやデンマーク、それにオーストラリアなどの科学者のグループがまとめ、6日、「アメリカ科学アカデミー」の機関誌に発表 . . . 本文を読む