Creator's Roomの倉庫

Creator's Roomの倉庫です。

英紙「米軍が対北朝鮮軍事オプションを準備」

2017-12-26 | 国際

米国のドナルド・トランプ政権が「ブラディ・ノーズ(Bloody Norse、鼻血)」と名付けた対北朝鮮軍事作戦を準備していると、英国日刊紙『テレグラフ』が20日(現地時間、以下同じ)に報じた。

北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長の鼻っ面を拳でなぐって目を覚まさせる、という意味だ。

テレグラフ紙は20日、トランプ政権の政策決定に関与した元職および現職官僚3人の話を引用して

ここ数カ月間、(北朝鮮の核問題に)外交的解決法は通じないだろうという懸念が高まっており、ホワイトハウスは軍事行動に対する準備作業を『劇的に』高めた

現在検討中の軍事オプションの一つは、北朝鮮が追加の大陸間弾道ミサイル(ICBM)試験をする前にミサイルのランチャーを破壊したり、ミサイルを保管している武器庫を攻撃するというもの。

トランプ政権は軍事オプションについて、一般の予測よりも深刻に考慮している

と伝えた。

外科手術的な精密攻撃により、北朝鮮を強制的に交渉のテーブルに呼び出そうというのだ。

同紙は、今年4月に「シリア政府軍が化学兵器を使用した」という理由で米軍がシリア空軍の基地を数十発のトマホーク巡航ミサイルで攻撃したケースを挙げた。

米国のジェームス・マティス国防長官も21日、キューバのグアンタナモ基地を訪れた席で将兵に向けて

軍事行動を取るに至った場合、北朝鮮最悪の日になるだろう

と語ったと、米国ABCテレビが伝えた。

マティス長官は

中国やロシア、そしてほかの国々と外交的解決法を模索しなければならない。

戦争が起きたら、彼(金正恩委員長)が持つ全ての潜水艦と艦船は沈むだろう

北朝鮮はまだ、米国にとって差し迫った脅威ではないが、直接的脅威ではある。

冷戦中、米国の指導者は、ロシアと中国が核戦争を始めることを望んでいないと知っていたが、金正恩委員長はそうではないと仮定できる

と発言した。

金正恩委員長が実際に核戦争を試みることもあり得る、というのだ。

さらにマティス長官は21日、将兵らに「1963年に出版されたT.R.フェーレンバッハの『この種の戦争(This Kind of War)』という朝鮮戦争に関する歴史書を読み直している」と語った。

同書の内容は、米軍が準備の整わないまま戦争に突入し、多くの犠牲が発生したというものだ。

この発言は、軍事オプションを徹底して準備しているとも解釈できる。

ワシントン=趙儀俊(チョ・ウィジュン)特派員

//////////////////////////////////////////////////////////////

これはイギリス紙『テレグラフ』が報じた記事ですが、元記事はこれです。

Exclusive: US making plans for 'bloody nose’ military attack on North Korea The Telegraph 

朝鮮日報の方が詳しいです。

アメリカの対北朝鮮軍事作戦は「ブラッディ・ノーズ(鼻血)」であり、ふざけたネーミングです。

金正恩がね、鼻に一発いいの食らっちゃってね。

あと、わけ分かんなくなっちゃってね。

記憶が飛んじゃってね。

ICBMと核実験、やるの忘れちゃってね、作戦です。

作戦名からすれば、サージカル・ストライク、いわゆる外科手術的攻撃であり、制限的な空爆のような作戦名です。

にも拘わらずマティス国防長官は、限定的空爆など最悪の日になるわけないのに、一旦、軍事行動を取れば、北朝鮮最悪の日になると警告しています。

北朝鮮の「我々式の」、つまり潜水艦や艦船からの攻撃を見越しているようで、北が保有するすべての潜水艦と艦船は沈むと言っています。

北が言う「我々式」を知り尽くしている感じです。

しかも北朝鮮は、場合によっては核戦争を実行するかもしれないと予測している。

限定的な攻撃は、全面戦争の引き金になるかもしれません。

それもアメリカは当然、予測しているでしょうが、第一次朝鮮戦争の時の失敗を研究しているようです。

先の戦争では、準備が整わないまま朝鮮戦争に突入したため、アメリカ軍は甚大な犠牲を出した。

ということは今回の第二次朝鮮戦争は、十分な準備を整えるということでしょう。

初めから戦争をする気がないならば、歴史書を読み直す必要はない。

一面、本気で戦争を考慮しているとも取れますが、他面、本気を見せて北に圧力をかけているだけかもしれない。

恐らく本気で考えています。

北朝鮮への圧力は、まるで効果がないからです。

サージカル・ストライクが、全面戦争に発展しても、十分に対応できる軍事作戦を取るのでしょう。

ただその場合、当然中国の軍事介入も視野に入れているはずであり、その準備が数ヵ月で整うとは思えない。

しかしてアメリカには3か月~半年ほどの時間しか残されていない。

この期間内に実行しなければ、韓半島の非核化は失敗となります。

下手な圧力や脅しは、一国を構えている者には通用しません。

しかして第二次朝鮮戦争を実施すれば、まず日本と韓国は経済的に壊滅します。

するとアメリカ経済にも深刻な影響を及ぼす。

戦争のどさくさにまぎれて中国が尖閣諸島を実効支配していくかもしれず、ロシアも北海道を狙いにくるかもしれません。

この戦争は拡大していく可能性が高く、場合によっては台湾に介入していくかもしれない。

20世紀に未解決だった諸問題が、この戦争を契機にすべて一応の解決を見ることになるかもしれない。

それだけのカルマを積んでいる。

諸神霊が霊的に干渉している限り、カルマは必ず解消していく方向に導かれる。

あと10年もすれば、アメリカは中国に世界最強のチャンピオン・ベルトを奪われます。

奪われないためには、短期的に経済が犠牲になっても実行するのではないか。

北朝鮮問題の真意は、恐らくアメリカにとっては北ではなく中国です。

中国の発展と膨張を阻止したいわけです。

中国軍の介入は、望むところなのではないか。

この戦争は想像以上に大きな戦争となるかもしれません。

ならなければ予想通り、アメリカは世界最強を中国に奪われることになります。

トランプ大統領は、アメリカは決して世界最強を明け渡すことはないと断言しておりました。

ならば中国の膨張を阻止するしかない。

通常の方法で阻止できるとは思えない。

結局は戦争という結論になるのではないか。

そのきっかけとなる問題が、この北朝鮮問題だと思う。

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 中国、尖閣の字名変更は「い... | トップ | 北京301病院に「腹痛」で入院... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

国際」カテゴリの最新記事