【北京=西見由章】
中国外務省の耿爽報道官は4日の記者会見で、沖縄県石垣市が尖閣諸島の字名を
「登野城尖閣」
に変更する方針を決めたことについて
「日本側がどのようないんちきをやろうと、釣魚島(尖閣諸島の中国側名称)が中国に属している事実を変えることはできない」
と反発した。
耿氏は
「釣魚島とその付属島嶼は古来、中国の固有の領土であり、中国側が領土主権を守る決意は揺るぎない」
と主張。
「われわれは日本が歴史と現実を正視し、この問題で騒動を引き起こすのを止め、両国関係改善の勢いを損なわないよう求める」
と述べた。
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尖閣諸島(中国名・釣魚"ちょうぎょ"列島)の地名変更です。
今まで尖閣諸島は、「石垣市字登野城(とのしろ)」という地名であり、「尖閣」という名称は行政上使われていませんでした。
この地名を「石垣市字登野城尖閣」に変更するようです。
明確に「尖閣」と言う名称に変えるようです。
当然、中国は「いんちき」と反発しています。
日本固有の領土と主張しているのに、コロコロと地名が変わる。
中国側は、16世紀の明の時代から変わらず赤尾嶼(せきびしょ)・黄尾嶼(こうびしょ)等々と変わっていないわけですが、日本側は島の名前もコロコロと変わっています。
今度は地名も変えるようです。
固有の領土ならば、なぜコロコロと名称を変えるのか?
昔からの領土と主張しているならば、昔からの地名を使用すればいい。
元々、自国の領土ではないゆえに、その昔からの地名がない。
だからコロコロと変わる。
薄々、尖閣諸島が中国領土である事実を知っているのですね。
だから中国は、また「いんちき」をしていると言っている。
日本固有の領土というならば、明治以前の尖閣諸島に関する古文献がひとつぐらいはあってもいいのに、尖閣諸島に関する古文書が一つもない。
たった一つある林子平の文献も尖閣諸島を中国領土としている。
戦争のどさくさに紛れて日本側が、卑劣な手を使って中国からかすめ取った土地ですからね。
赤尾嶼(せきびしょ)・黄尾嶼(こうびしょ)等々の名前も、もちろん昔から中国領土ですから中国名がついている。
当たり前ですね。
中国領土だから中国名がついている。
久米島は、琉球の領土だから琉球名となっている。
そして赤尾嶼(せきびしょ)までが中国領土であり、久米島から琉球領土となり、赤尾嶼(せきびしょ)と久米島の境が中外の界なり、と公文書に記載されている。
尖閣諸島は、カイロ宣言に基づいて中国側に返すべきでしょう。
戦争に勝利していたならば、そう言いませんが、日本は負けたわけですから、きちんと中国側に返すべきです。
まぁ、返さないでしょうけどね。
のらりくらりと、何とか誤魔化そうとする。
神道は利益と快楽という悪を旨とし、基準に生きてきた霊系団ですからね。
不利益や不快は、一切受け付けません。
だから日中関係は、利害関係の関係でしかなく、その利害の意味する力関係も、救世運動の失敗で逆転しています。
後10年もすれば、アメリカをも超えてしまうことが予測されています。
中国と日本は、正義ではなく、神の心でもなく、力関係で決まります。
今は中国は日本の3倍ですが、5倍を超えた辺りから、おのずと尖閣諸島問題はケリがついていると思っています。