直径「40m~90m」の小惑星が地球に衝突するかもしれません。
「2024 YR4」というこの小惑星は、2024年12月27日に発見されたばかりの小惑星であり、従来衝突する確率は「1.2%」でしたが、これが1%上昇し、衝突確率は「2.2%」に上がりました。
2032年12月22日に衝突予定ですが、今後もこの衝突確率は変わっていくようです。
1908年に「ツングースカ大爆発」がありましたが、この時の隕石の大きさは「50m~60m」でした。
2150平方キロメートル(東京の面積)の樹木をなぎ倒し、爆発によって生じたキノコ雲は数百キロ離れた場所からも見えたと言われています。
2013年2月15日には直径「17m」の隕石が「チェリャビンスク」に落下し、超音速で大気を通過し、TNT火薬約500キロトン相当の爆発的エネルギーが放出されました。
原子爆弾の20倍から30倍を超えるエネルギーです。
この隕石によって1491名が重軽傷を負っています。
これらの隕石に匹敵するか、あるいはそれ以上の小惑星が地球に衝突するリスクがあるのです。
2032年12月22日と言いますと、丁度気候変動が限界を迎える時期です。
衝突しない可能性の方が圧倒的に高いわけですが、リスク評価は今後も変わっていくようです。
ただ現時点では、衝突するよりも近くを通過する可能性の方が高いようです。
日本時間の9日、カリブ海でマグニチュード7.6の大地震が発生しています。
M 7.6 - 209 km SSW of George Town, Cayman Islands USGS
震源の深さは「10㎞」であり、浅いです。
今のところ死者や大規模な建物の損壊はないようであり、一部停電と水道供給に障害が出たようです。
7日にはフィジーでもマグニチュード6.0の地震が発生しており、9日のスリランカでは猿のせいで全国規模の停電が起こっています。
M 6.0 - south of the Fiji Islands USGS
サルが変電所に侵入し、全国規模の停電が起きた。
停電は同日午前11時30分頃に発生し、3時間後も完全復旧していなかった。
中々、平和なニュースで。