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東芝、決算発表3回目の延期の公算 監査法人が疑義=関係筋

2017-04-04 | 経済

[東京 1日 ロイター]

- 東芝(6502.T)が、2016年度第3四半期(4─12月)決算について、提出期限の今月11日の発表が難しくなり、延期する公算が大きくなっている。

複数の関係筋が1日、明らかにした。延期なら3回目となる。

今年度から同社の監査を担当しているPwCあらた監査法人が、15年度決算について疑義を指摘しているもようだ。

東芝は3月14日、米原発子会社ウエスチングハウス(WH、今月29日米連邦破産法11条の適用申請)で一部経営者による不適切な行為が存在、追加の調査が必要だとして、関東財務局に今年度で2回目となる延期を申請し、承認された。

2月14日にも同様の理由で決算発表を延期していた。

今回、3回目の延期の可能性が出ているのは、監査法人側からの指摘で、15年度の決算見直しの必要性が浮上しているとみられている。

ある関係筋は、WH内での不適切行為の発覚とその調査を理由とした2回の決算延期は「言い訳に過ぎない」と指摘している。

東芝は15年度の決算について、WHを含む原子力事業で約2500億円の減損を実施したが、その理由は、不正会計問題に伴う業績の大幅悪化で財務体質が悪化、資金調達が不利になったためと説明。

原発事業の不振によるものではないとの見解を強調していた。

ところが、昨年12月27日、東芝はWHが米国で手掛ける4基の原子炉の建設で「数千億円規模の損失が出る可能性がある」と突然、発表。

その3カ月後の3月29日、WHは連邦破産法11条の適用を申請し、東芝は2016年度に約1兆円の純損失を計上する可能性がある。

会計や原子力の複数の専門家は、このような巨額損失が今年度に突然、発生したものとではなく、以前からコストの上振れや工期の延期などの損失要因が積み重なっていたと指摘していた。

別の関係筋によると、昨年末の段階では事業は順調としていたWHが突然、経営破たんに至ったことについて、WHに関する会計処理が適切だったのかどうかも含め、PwCあらた監査法人側は、15年度に遡って調査する必要性を東芝側に伝えているもようだ。

決算発表の延期の可能性について、東芝のコメントは得られていない。

(浜田健太郎、布施太郎 編集:田巻一彦)

ロイター 2017年 04月 1日

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決算発表の3回目の延期の可能性です。

今まで前例がありません。

普通に考えれば決算が出せないわけですから上場廃止が妥当な判断です。

債務超過・決算の再々延期に決算不能・粉飾決算に利益水増し、これだけで上場廃止です。

関東財務局が3回目の決算延期を認めれば投資家保護の原則に反することになります。

公表されている決算発表を見て、投資家は投資するわけですからその決算がだせないというのは、投資家の売買の機会とタイミングを著しく毀損した背任行為です。

それでもサー上級国民1世さまですから、日本では3回目の延期もあるかもしれません。

これだから前近代的国家というのは・・・

今はやりの「忖度(そんたく)」という奴です。

要は越後屋と悪代官の世界じゃないの。

互いの利益を「忖度」し合っちゃって。

PwCあらた監査法人が過年度の決算を再調査する必要があると言っているわけです。

大体、去年の12月にどこからともなく、いきなり「数千億円の損失」が出るわけもなく、その前から工期の延長や追加コスト等、何がしかの要因があったはずだと言っているわけですね。

つまり最悪、2016年3月期末も、実は債務超過だったのではないかと疑義を挟んでいるわけです。

もしそうならば2017年3月末は「6200億円の債務超過」は決定しているわけですから、その前期である2016年3月末も債務超過であった場合、東芝は2年連続の債務超過となりますから即上場廃止となります。

PwCあらたは再調査が必要と言っているわけですが、もし今言ったような事情ならば、過年度(2016年3月末)の決算の見直しはできない。

見直して過年度も債務超過であった場合、2年連続の債務超過となりますから上場廃止となります。

だから過年度の決算見直しができないのではないか?

しかし監査法人側は調査が必要と言っており、ハンコを押せない。

決算は今後も出せないということになり、監査法人を首にして代えるしか手がなくなる。

もしそうならば監査法人の言う通り調査せよと言われても、過年度の再調査はできない。

つまり今後も決算は出せないということになる。

旧村上ファンドのエフィッシモがらみで少し東芝の株価は上がっておりましたが、この報道で急落しています。

本日、銀行団から3000億円の追加融資が了承されましたので、明日は少し上げるかもしれませんが、決算を出せないというのは致命的です。

仏の顔も三度までと言いますが、これはいくら温厚な仏でも3回も顔を撫でられますとさすがに怒るという意味ですから3回目は仏でも許しません。

キリスト教では7度が70倍になるまで許せと言いますが、仏は許しません。

反省もしていない者を無限に許すわけですから、その者はまた他所で同じ罪を犯し、犯せば、またそこにも被害者がいるわけですから仏は許しません。

反省のない者を許すのは3度までが仏教です。

反省があれば無限に許すが正解です。

私が受けたのは何が何でも許しゃ良いってもんじゃない。

あくまで反省あっての無限の許しが8割方の王道なんだ、と。

地獄霊でも反省がなければ地獄界から出られません。

神でも反省しない者を許してはいないのです。

もちろん反省すれば、神は無限に許しますから地獄界からは抜けられるでしょう。

しかして反省のない者を無限に許してはいない。

地獄界で生かしていることを持って無限に許していると捉えるものもおりますが、キリスト教で言う「無限の許し」は不完全です。

仏は反省のない者を許すのは、3度まで、これを寛容と言う。

普通に考えれば3回目の決算延期は、上場廃止でしょうが、上級国民さまは最後の奥の手「忖度(そんたく)」がありますから、許すかもしれませんね。

そうやって腐っていくのでしょうね。

東芝は、もう詰んでいるのではないか?

 


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