執事・メイド・従僕・使用人について。あらゆる作品が対象。出版元の詳細は記事中の作品名をクリック。amazonに行けます。
執事たちの足音
執事の名前といえば?
「執事の名前といえばセバスチャン、というイメージがあるのですが、
これって元ネタがあるのでしょうか?」
はてな質問にこのような質問&回答がありました。(現在は終了)
回答での有力候補は、やはり「ハイジ」(アニメ含む)登場のセバスチャン、のようです。
しかし、物語上の実際の執事は、セバスチャンではなく、ロッテンマイアさんです。
男性使用人の雇用決定・管理を行うのは、
ハウス・スチュワードhouse stewardもしくはバトラーbutlerの仕事でした。
セバスチャンのように、給仕や玄関ホールのお出迎、車椅子のクララのお手伝いなどの役割は、
どちらかというとフットマンfootman(使い走りの男性使用人)の領域です。
(日本で言うところの「執事」は、このフットマンや、ヴァレットvalet(従者、付き人)の意味合いも含めて
使われていることが多い)
また、会ったばかりのセバスチャンに「あんた、やぎ番ペーターにそっくりね」
と、さっそくうちとけるハイジに対して、
「もう召使とれなれなしい口をきいて!」
ロッテンマイアさんが憤慨してつぶやくことから、
セバスチャンが彼女より下位の召使であることが読み取れます。
ロッテンマイアさんのような「女性の執事」を指す言葉には、
ハウスキーパーhousekeeperがあります。
(メイドを管理する最高位の女性使用人。主婦というイミではない。)
日本語ではよく「家政婦」と訳されています。
しかし舞台はドイツ・フランクフルト。
英語での役割区分をそのまま当てはまることは出来ないかもしれません。
(イギリスの使用人世界はヒエラルキーがしっかりして、
位の上下区分や、男性使用人とメイドの男女区分もはっきりしています)
いや、それにしても、執事の名前といえばセバスチャン…ですか。そうでしたか。
わたしはスティーブンスだと思っていましたが。
(「日の名残り」の影響)
これって元ネタがあるのでしょうか?」
はてな質問にこのような質問&回答がありました。(現在は終了)
回答での有力候補は、やはり「ハイジ」(アニメ含む)登場のセバスチャン、のようです。
しかし、物語上の実際の執事は、セバスチャンではなく、ロッテンマイアさんです。
ロッテンマイアさんは、ここの奥さんがなくなってからですが、長年この家のきりもりを引き受け、召使たちみんなの監督をしていました。 「ハイジ」 J・シュピーリ作 矢川澄子訳 パウル・ハイ画 福音館書店より引用 |
男性使用人の雇用決定・管理を行うのは、
ハウス・スチュワードhouse stewardもしくはバトラーbutlerの仕事でした。
セバスチャンのように、給仕や玄関ホールのお出迎、車椅子のクララのお手伝いなどの役割は、
どちらかというとフットマンfootman(使い走りの男性使用人)の領域です。
(日本で言うところの「執事」は、このフットマンや、ヴァレットvalet(従者、付き人)の意味合いも含めて
使われていることが多い)
また、会ったばかりのセバスチャンに「あんた、やぎ番ペーターにそっくりね」
と、さっそくうちとけるハイジに対して、
「もう召使とれなれなしい口をきいて!」
ロッテンマイアさんが憤慨してつぶやくことから、
セバスチャンが彼女より下位の召使であることが読み取れます。
ロッテンマイアさんのような「女性の執事」を指す言葉には、
ハウスキーパーhousekeeperがあります。
(メイドを管理する最高位の女性使用人。主婦というイミではない。)
日本語ではよく「家政婦」と訳されています。
しかし舞台はドイツ・フランクフルト。
英語での役割区分をそのまま当てはまることは出来ないかもしれません。
(イギリスの使用人世界はヒエラルキーがしっかりして、
位の上下区分や、男性使用人とメイドの男女区分もはっきりしています)
いや、それにしても、執事の名前といえばセバスチャン…ですか。そうでしたか。
わたしはスティーブンスだと思っていましたが。
(「日の名残り」の影響)
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