湖国の住人

滋賀県に来て35年。まだまだ知らない湖国の自然、歳時記を日常の出来事、たまに生まれ故郷西条市、西条祭りの事も交え綴ります

桜名所百選『海津大崎』その3

2006-04-22 01:01:20 | 自然、花
お花見クルーズは1時間30分で途中30分ほど海津大崎港への上陸、桜散策が出来ました。
海津大崎の中腹には大崎観音の名で親しまれている『大崎寺』が有ります。朱塗りの本堂は奈良の東福寺の末寺で近江西国9番札所だそうです。
また、本堂横には阿弥陀堂があり安土城落城の際の燃え残った血の付いた城材を使用して天井を張ってあり『安土の血天井』と呼ばれているそうです。
          

その参道からは桜の枝の間から野坂山地の残雪が望め、満開の桜と対照的な眺望は絶景でした。

          

          

30分の散策はあっという間で再び上船し、帰路着きましたがもう少し観ていたかったですね。

今度は陸から観ようと言う事でしたが、その前に韓国ドラマ「冬のソナタ」のロケ地に似ていると言う事で人気がある高島市マキノ町の『メタセコイヤ並木』へ行きました。近くには老舗のスキー場『マキノスキー場』があったりと、雪のシーズンには冬ソナ張りの景色になるんでしょうね。

    

次に向かったのは加賀藩前田侯が上洛の折、何度も愛でたといわれる『清水の桜(しょうずのさくら)』を見に行きました。海津の墓地の横にありソメイヨシノより桃色がかった桜で、樹齢300年の「アズマヒガンザクラ」だそうです。
駐車場は有りませんでしたが、脇の道路には沢山車を停めて観に来る人が途切れず
人気の程が伺えました。
レンタサイクルでみえている賢い人も居ましたわ。

    

          

さていよいよ海津大崎の通り抜けに行ってみようと清水桜を後にしました。
海津入り口付近は南側と北側からの車で、月曜日というのに渋滞していましたわ。

    

    

その渋滞のおかげで両脇に植わった桜は満開で桜のトンネルを車の中からゆっくりと観られました。
海津大崎を過ぎ大浦地区、奥琵琶湖パークウェイも延々と桜並木が続きこの日は桜三昧を楽しんできましたよ。

動画]も見てみてください。


今回は我が零細企業の設立20年目に当たり、滅多にないレクリェーションを企画した訳でして、決してお大尽なぞでは有りませぬ。