デジタルコックピット

最新の車のインパネがデジタル化された場所をデジタルコックピットと呼ぶ。
スピード＆タコメーター、水温系、燃料計、各コーションランプ等が表示される。
この部分はプログラムによって車種毎に自由自在に表示することが可能である。
アンログのスピード＆タコメーター、水温系、燃料計等は車種によって大きさに制限が加わるため
独自の計器類を設置しなければならなかった。
デジタルコックピットより物理的な制限はなくなった。
そして、デジタルコックピット上にカーナビも映すことが可能となっている。

今後、アンログのスピード＆タコメーター、水温系、燃料計等は消え行く運命にある。
デジタルコックピットは車種を選ばなくなることになる。

しかしながら、懸念点は残る。
コンピュータやスマホのプログラムの不具合で困ったことがある人は多い思う。
自動車のコンピュータは必要最低限でいい気がしている。

デジタルコックピットにより、市販のカーナビは取付け困難な状況となる。
大手カーナビメーカーは自動車会社と共同カーナビを提供する方向に動いている。

デジタルコックピットしかない車は必然的にカーナビが必要なら純正カーナビを取り付けするしかなくなる。
競争原理が働くなる傾向にある。

只さえ、自動車パッケージ販売となり、益々、選択の幅が狭まる中、カーナビの選択もできなくなる。
更に、現在、スマホのカーナビを使い車を運転する人も増えている。
（カーナビの更新が不要であること）

各自動車メーカーの車種は減り続け、そしてOEM車が増えている。
個性のある車が現れない。

自動車が何時しか家電になることを恐れてる。