203X年政府は国民全員にマイナンバーカードの取得を義務付ける法案を衆参両院で強行採決し成立させた。
(マイナンバーカード義務化法案)
但し、1年間の猶予期間を与え、取得しない者に対しては懲役及び罰金を科した。
また、運転免許証、パスポート、健康保険証(資格確認書)も廃止とした。
マイナンバーカードに一本化された。
また、数年掛けて全国の病院(医院)のカルテを電子化を行い。
カルテとマイナンバーカードの紐づけを行う方針も示された。
マイナンバーカード義務化法案と同時に国民全員のDNAを抽出法案も衆参両院で強行採決し成立させた。
(DNA抽出法案)
この法案も1年間の猶予期間を設け、違反者には懲役及び罰金を科した。
マイナンバーカード義務化法案は国民の利便性強調している。
DNA抽出法案は犯罪抑止と健康管理(遺伝病、ドナー、新薬、治療)による先進医療の推進が謳われた。
反対派に対しては別件逮捕による拷問、自白を強要して有罪として尖閣諸島刑務所へ移送した。
(202X年に中国と金銭で尖閣諸島を日本領とする条約を結んだ)
その後、危険分子(テロリスト)専用の尖閣諸島刑務所を建設し運用している。
政府の目的はマイナンバーカードを利用して国民を管理することにある。
今後、現金以外の資産(預金、証券、貴金属、不動産、高級品等)をマイナンバーカードへ紐づけること。
国民1人1人の財産を管理して適切で安定的な課税を目指す。
また、明治からの戸籍に対しても紐づける。
都市部流入の抑制と課税強化にも利用する。
204X年には...
日本人の平均寿命を100歳超えた。
また、多くの難病の治療薬の開発の成功、臓器移植では世界一に躍り出た。
そして、劇的犯罪は減った。
その結果警察官の採用を段階的に減らし、203X年の10分の1となった。
買い物(購入)する時はマイナンバーカードの提示も義務づけた。
消費税の税率は所得に応じて個人個人で違う制度となっていった。
つづく...