スズキ・メソード 清水尚志ヴァイオリン教室blog

~どの子も育つ、育て方ひとつ~

佐藤俊介君のCDが届きました

2024-10-12 06:12:42 | 日記


佐藤俊介君がバロックバイオリンで奏でるベートーヴェンバイオリンソナタ全集のCDが届きました。
古楽器でベートーヴェンは初めて耳にするのでとても興味深いですね。
しかも、サイン付きで。嬉しい限りです。
しかし、バロックバイオリンもモダンも両方弾けるって凄いですよね。ビッチ(音程)違うし、弓だって反りが反対だし。

俊介君は2才2ヶ月でバイオリンを始めて3才になる前の発表会で、スズキ教本の二人の擲弾兵を見事に演奏した男の子。もう数十年昔の話になるのですね。歳をとったものです…。
能力って訓練すればしただけ身につく。そして、純白だから外れた音程で訓練すれば外れた音程が心地良く身につく。何とも恐ろしい。だから、人の話をきちんと聞いて、正しく理解して、少しずつ出来ていく過程を楽しみながら正しく身に付けていく事が重要なんだろうと思います。
最近は、皆さん、多くの事を学ばれる様になったので、その繰り返しが極端に減ってしまいましたね。学力は付いても能力は付いてない感があります。感じる取る心も…。
こんな世の中だからこそ、未来に繋がる子供達の能力と心を育みたいものですね。

サントリーホールイベント参加

2024-10-07 00:41:20 | 日記


本日はサントリーホールイベントにスズキメソードの子供達と参加してきました。
朝9時集合で、初対面の子達と短い時間での音出し。11時にカラヤン広場での演奏。
サインを私がやる事で、どうなるかと思いましたが、生徒さん達は皆頼もしく、大した心配も無く無事に終演しました。
皆が初対面なのに短時間の練習で合わせる事が出来る。これはやはりスズキならではなのでしょうね。
皆で同じ楽譜を共有している事で、細かな弓使いやダイナミクス等の指示も入らず、阿吽の呼吸で合わせられる。また、スズキの子の多くは、合奏やアンサンブルなどで合わせる機会に恵まれているので、この様なイベントには慣れている様ですね。
スズキに所属する事で、様々な先生からレッスンを受ける事が出来るのも大きなメリットなのでしょう。現に、今回のイベントに私の知っている生徒は居ませんでした。そしてとても楽しかった。
この先、2025.2026年には大きなイベントが控えていますから生徒達はとても楽しみですね。

あっという間に秋ですね

2024-09-30 07:53:26 | 日記


猛烈に暑かった夏もやっと過ぎ去りましたでしょうか…。
ここ数年?これから先ずっと?短くなった秋をしっかりと味わいたいですね。
常盤平教室の熊野神社は、この季節、落ち葉を集めてお洒落なハートマークを作成します。

合奏レッスン時に、生徒さん達にどんな音をバイオリンで出したいか聞いてみたら、多くの子が、「綺麗な音」と答えました。
小さい頃は、「綺麗な音を出したい」と思いながら弾いても、無意識の中で脳がコントロールしてくれるのでしょう。ただ、大きくなってきたら、意識して、お弓をどう動かしたら綺麗な音が出るのか。お弓を柔らかく動かすために、腕の関節の柔らかさや、筋肉、指先をどう動かせられる様にするのか「考えながら」繰り返し模索する必要があります。この「美しい音」を出せる様になるまでの模索している時間がとても重要で、向き合った時間(回数)分、美しい音に近づき、自身の思い描く美しい音を手に入れることが出来るのだと思います。その手に入れた音はその子のハートそのものであり、その子自身の一生の宝となるのです。その宝も、もっともっと美しくと磨けば、更に美しく響き渡る。
これは周りから貰えるものでは無く、自身で探し、見つけ、磨くものと。(もちろん方法などアドバイスをしますが、行動するのは本人。人の話を聞くことが出来るのか、言われた事を素直に向き合えるのか、この差は大きい。話をする側の言葉使いも重要でしょうね。なかなか難しい)
音楽を奏でる事は、知識はもちろん、想像する力や、研究する力、忍耐強さ、美しいものを感じられる心。手に入れた宝物を大切にする心等を育む事が出来るのでしょうね。

どんな「美しい音」が出したいか、多くの演奏家の音を聴いて探し、欲しい音を見つけたら、何度もよーく見て観察し、試行錯誤しながら真似をして、自分なりの発見をして、繰り返し磨いて手に入れる。もっと磨き、更に美しくしていく。
音を磨く→心(気持ち)を育む。知識も重要ですが、偏りすぎない様に、強くて優しい心も育まれます様に。

全国指導者研究会

2024-09-28 10:29:05 | 日記


全国指導者研究会が開催されています。

演奏家であり、本会講師である竹澤恭子先生、荻原尚子先生等をお招きして様々なアイデアやポイントを共有させていただいております。
レッスンにおいての新しいアイデアや発見があり、より刺激になります。
全国の先生方で学びあい、教室に持ち帰る事が出来るのはスズキならではと思います。

記事

2024-09-18 23:22:30 | 日記


本会より、宮田大氏の記事が紹介されました。
とても素敵な記事です。
是非、一読ください。
台湾出身のレイ.チェンもスズキ出身。
なんだか嬉しいですね。