スズキ・メソード 清水尚志ヴァイオリン教室blog

~どの子も育つ、育て方ひとつ~

5月6日発表会のリハーサル

2018-04-29 23:51:25 | 日記

5月6日さわやかちば県民プラザホールでの発表会リハーサル無事に終わりました。
それぞれに自信になったり、課題が見つかったりと良い経験が出来ました。

良い演奏は、先ずは良い姿勢からです。
自身の音に耳を傾けられるようになると、音程もリズムも整うでしょう。そして、もっと大きな音で。もっと積極的に挑んで下さい。

今年は、発表会最後にブランデンブルグ協奏曲第3番を演奏します。普段はバイオリンパートでしか練習が出来ない環境なので、ビオラ、チェロ、チェンバロが入っての演奏はとても刺激的で楽しいですね。

是非、子供達の活き活きした演奏を聴きに足を運んで下さい。
よろしくお願い致します。

お弓を真っ直ぐに運ぶ為に

2018-04-27 00:43:07 | 日記
お弓を真っ直ぐに運ぶ為によく使う手法は鉛筆を立てる事。
この鉛筆にお弓が当たらないように練習するのですが、当たらないように頑張り過ぎて結局は反対方向に斜めに運ぶので、この様に鉛筆3本立てます。4本立てると弓の元まで運ぶ事が困難になる為に手前側下には付けません。
これで、鉛筆に当たらずに運ぶゲームをする事で意識させます。
発表会では皆んなが真っ直ぐ綺麗に運んでくれると嬉しいですね。
どうなる事か楽しみです。

右手小指

2018-04-25 09:03:18 | 日記
バイオリン弾く上で大切な事の1つ。右手小指の付け方。
小指を上手に弓に付けることから、更にバランスを取りながら、柔らかく伸ばしたり曲げたり出来るようにしていきたいですね。弓を弦に対して直角に当てて、ラップの様に軽く、でもピッタリと張り付いて真っ直ぐに運べるようにするとと良い音が出ます。でも、皆さん緊張する事で無駄な力が抜けずに中々元から先まで真っ直ぐに運べません。最初は自転車乗り始めの様にぎこちなくても、練習する事でスイスイ乗れる様になります。その様に最初はぎこちなくても、肩、肘、手首の関節を柔らかく連動させる事とその先の小指を使える様に練習すると綺麗に真っ直ぐ運べる様になるのです。なので、小指を運動させる練習をすると良いのですが…。先日、尊敬する先生がシェアしてた小指のラップ調練習法が楽しそうでしたので、合奏レッスンなどで取り入れようと思います。皆さん、右手小指を訓練しましょう。

音程を正しくするために

2018-04-22 22:26:50 | 日記

音程を正しく取れるようにするには先ず正しい姿勢から。
この形をきちんと作る訓練をせずに曲に走ると落とし穴に落ちます。

鈴木先生は音楽を楽しみながらお勉強しなさいと仰ってたいたのだと思います。
きちんと形を作り、その形を維持しながら動かす事が出来るようにしていく。指のパターンもほんの数種類。
でも、これに4本の弦の位置、ポジションによる指幅の僅かな変動、更に弓の持ち方運び方などなどが一気にくるのでどれも中途半端になる。
音楽を楽しみながら、しかし、1つ気をつけるポイントを決め、それだけは注意深くしっかり体得させられるようお稽古出来たら…。
急がず休まず、何よりも諦めずに頑張りましょう。

大切なことは?

2018-04-18 23:41:09 | 日記
発表会も近づいてきました。
皆さん、しっかりと練習してくださり、私からはもう「抜かりなく少しでも完成度を高めて」と言うだけ。
ただ、当初の予定曲から背伸びをしたいと言った子(親)はやはり背はそう伸びませんね。
曲を決める時に、今までの取り組みや完成度から、およその先が見通せるのですが、「意欲」という僅かな可能性に賭けてみようと思っても、余程、心からの決心がない限りはそう簡単には手に入らない。やりたい(やらせたい)口で言うのは簡単。でも、その曲を弾くために必要な力が付いていない。更に弾けないからそればかりやる。よって前の曲がどんどん忘れていき弾けなくなる。どんどん力が弱まる。
先の曲を習得するには、今まで習って身に付けてきた力を最大限に使って更にプラスαしていかなければならないのにどんどん力を落として行く練習法。本末転倒ですね。

大切なことは、完成度低くても先の曲を弾くことなのか?今まで習ってきて身に付けた事を自信を持って見事に弾くことなのか?

聴いている立場から言わせてもらえるならば、曲は何でも良い。順番も比べることもない。ただ、しっかりと音程良く、リズム良く弾いてもらえれば聴いていて楽しい。先とか前とか全く関係無く。番号だってたまたま今使っている教本の順番であって、教本変われば全て変わるし、私も勝手に順番変えてしまうし・・・。

音・音程・リズムが悪いものは何を弾いても聴けない。頑張ったという印象が残るだけ。
どんなに簡単に聞こえる曲でも、素敵な音で、音程・リズム良く、音楽を楽しみながらきっちりと自信を持って弾いてる曲はどれも聴いていて気持ち良いし、感動も覚える。
要は、発表会までに弾くと決めた曲を、どこまで詰めて完成度を上げて、たった一度のチャンスをしっかりと掴み、結果を残し、自信に繋げていくのか。自信を持って立ち向かわなければステージで返り討ちに会うだけですよ。

残り2週間。あと2週間しかない?まだ2週間ある?
でも、放り投げて逃げずにステージに立ったら先ずは褒めましょうね。