スズキ・メソード 清水尚志ヴァイオリン教室blog

~どの子も育つ、育て方ひとつ~

アマオケのコンサート終了

2011-05-17 15:46:17 | 日記
5月15日は地元柏市のアマオケ演奏会で、今回はチェリストを招待してのドヴォルザークプログラムでした。
今回のチェリストは本当に音色が美しく魅力的な演奏をされる方でしたね。今回ほど私もチェロが弾きたいと思ったことは無いくらいに美しかった。よく鈴木鎮一先生がおっしゃる「美しき音、美しき心を」「音に命あり姿なく生きて」とか、「わたくしも今度生まれ変わったら是非チェロを弾きたい」と仰られたのがよく分かりました。私も音楽を教える人間として音をもっときれいにしたい、チェロのような深みのある美しい音を出したいと心から思いました。音とその人となりは繋がってますから。そして、作曲家ドヴォルザークもとても人間味溢れていて、チェロ協奏曲も交響曲8番もとても人の心に響く美しい旋律で、この曲は何度でも弾きたいレパートリーです。聴いてくださった皆さんにも何か感じるものや伝わるものがあればとてもうれしいです。

生徒たちのどの子も、本当にそれぞれの子が自分の音というものをを持っています。同じ音を奏でる子には会ったことが無いです。たとえそれが双子であっても。そのそれぞれの音(個性ですね)を大切に、そしてそれをしっかりと磨くことが今とても大切に思います。頭の良い子や運動能力の良い子も大切ですが、音は自分しか持つことの出来ない大切な宝ですから、その宝を放っておいたりせずに大切に磨いていける子供たちを是非とも増やしたいですね。
何でも魅力があるって大切ですよ。清水クラスももっと魅力ある教室にしていかないとですね。ガンバロ。

発表会お疲れ様

2011-05-07 00:06:20 | 日記
5月5日 さわやかちば県民プラザホールでの発表会が無事に終了しました。皆さん本当によく弾いた(よく遊んでもいた???)一日で50名前後の3歳の子のリズムから大学生のヴァイオリン協奏曲までの演奏が聴くことが出来ました。この発表会で、小さいお子さんを持つお母さま方はきっと「将来は○○さんのように成長してほしい」とか、大きく育った子のお母さま方は小さい子の演奏に懐かしさを覚えたことでしょう。

たった一回のピアノ合わせで、しかもいつもと違う音楽ホールという環境、更には人前で弾くということの凄さ。誰もがとっても緊張をします。ただ、その緊張とは「失敗したらどうしよう」とかそのような事を考えるのではなく(むしろそう考えるということ自体が練習不足を物語っている)、成功させるために何を注意・意識するべきか。とにかく様々な障害を乗り越えしっかり演奏することに集中するための緊張です。
失敗を恐れる子達はやはり入退場から演奏までもが縮んで自信なさそうに映ってしまいます。怖いからこそ逃げるのではなく勇敢に立ち向かってほしい。そのための準備を忙しい中でもしっかりと練習に取り組む事で成功を手に入れる確立を上げること出来、全てが好転していくのです。

とにかく皆さん、よくステージに立ち頑張って演奏をされました。お疲れ様でした。しかし、そこで満足をしないで次回の発表会に向けてさらに逞しく成長した演奏を聴かせてください。その為にまた一緒に一歩を踏み出しましょう。私も15日の本番に向けてそろそろ練習頑張りますよ。

発表会とコンサートのお知らせ

2011-05-02 00:23:55 | 日記
5月5日 さわやかちば県民プラザでの発表会に向けたリハが先日無事?に終了しました。
3歳の小さい子から大学生まで皆よく頑張って弾いていましたね。特に大きい子達は、塾や部活などで忙しい合間にレッスンにも通ってくれて、発表会も演奏しようと頑張っているのだから本当スゴイですね。なので、皆さんのその頑張りにきっと神様は微笑んでくれることでしょう。そして、アンサンブルのビバルディの4つコンとチャイコフスキーの弦セレ。4つコンはある意味スリリングです。ヴァイオリンの4つのパートがかなり複雑に交差しながら進んでいきますから、拍子をしっかりと取ったりお互いのパートとの繋がりが分からないと途中で失敗するでしょう。リハは結構スリル満点でしたので、この緊張感を持って本番に臨みたいです。弦セレは本当に数少ない練習(まともに練習になったのは4月のリハ前1回)でどうなるか心配ですが、若者らしいエレルギッシュな演奏になればうれしいですね。ソロもアンサンブルもここまで来ましたから本番は愉しみましょう。

5月15日は柏文化会館で柏響の演奏会
本日リハでチェロのソリストとの合わせでした。
やっぱり上手い人が奏でるチェロはいいですね。ヴァイオリンもそうですが、新しい楽器では出すことの出来ない味わいある深く優美な音。そして演奏される人の何とも美しい人間味。久しぶりに惚れ惚れしました。私もどこかで弾いていますから是非聴きに来てください。