スズキ・メソード 清水尚志ヴァイオリン教室blog

~どの子も育つ、育て方ひとつ~

あっという間に秋ですね

2024-09-30 07:53:26 | 日記


猛烈に暑かった夏もやっと過ぎ去りましたでしょうか…。
ここ数年?これから先ずっと?短くなった秋をしっかりと味わいたいですね。
常盤平教室の熊野神社は、この季節、落ち葉を集めてお洒落なハートマークを作成します。

合奏レッスン時に、生徒さん達にどんな音をバイオリンで出したいか聞いてみたら、多くの子が、「綺麗な音」と答えました。
小さい頃は、「綺麗な音を出したい」と思いながら弾いても、無意識の中で脳がコントロールしてくれるのでしょう。ただ、大きくなってきたら、意識して、お弓をどう動かしたら綺麗な音が出るのか。お弓を柔らかく動かすために、腕の関節の柔らかさや、筋肉、指先をどう動かせられる様にするのか「考えながら」繰り返し模索する必要があります。この「美しい音」を出せる様になるまでの模索している時間がとても重要で、向き合った時間(回数)分、美しい音に近づき、自身の思い描く美しい音を手に入れることが出来るのだと思います。その手に入れた音はその子のハートそのものであり、その子自身の一生の宝となるのです。その宝も、もっともっと美しくと磨けば、更に美しく響き渡る。
これは周りから貰えるものでは無く、自身で探し、見つけ、磨くものと。(もちろん方法などアドバイスをしますが、行動するのは本人。人の話を聞くことが出来るのか、言われた事を素直に向き合えるのか、この差は大きい。話をする側の言葉使いも重要でしょうね。なかなか難しい)
音楽を奏でる事は、知識はもちろん、想像する力や、研究する力、忍耐強さ、美しいものを感じられる心。手に入れた宝物を大切にする心等を育む事が出来るのでしょうね。

どんな「美しい音」が出したいか、多くの演奏家の音を聴いて探し、欲しい音を見つけたら、何度もよーく見て観察し、試行錯誤しながら真似をして、自分なりの発見をして、繰り返し磨いて手に入れる。もっと磨き、更に美しくしていく。
音を磨く→心(気持ち)を育む。知識も重要ですが、偏りすぎない様に、強くて優しい心も育まれます様に。

全国指導者研究会

2024-09-28 10:29:05 | 日記


全国指導者研究会が開催されています。

演奏家であり、本会講師である竹澤恭子先生、荻原尚子先生等をお招きして様々なアイデアやポイントを共有させていただいております。
レッスンにおいての新しいアイデアや発見があり、より刺激になります。
全国の先生方で学びあい、教室に持ち帰る事が出来るのはスズキならではと思います。

記事

2024-09-18 23:22:30 | 日記


本会より、宮田大氏の記事が紹介されました。
とても素敵な記事です。
是非、一読ください。
台湾出身のレイ.チェンもスズキ出身。
なんだか嬉しいですね。

北アルプス涸沢ヒュッテから奥穂高岳に行ってきました。

2024-09-09 23:57:15 | 日記
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新月を狙って北アルプス涸沢ヒュッテから穂高岳まで行ってきました。
直前の台風に翻弄され、カレンダーと睨めっこの日々が続きましたが、無事に帰って来ました。
片道20キロ弱。3万歩超え。行程8時間〜。
昨年は右上腕部骨折で登山出来ずでしたので、なかなか身体が厳しかったです。下山後3日経ってもまだ筋肉痛残ってます。
いつも自問自答。なんで、こんなに辛い思いをしながら山に行くのか?
ここ数日、穂高岳周辺で滑落事故相次ぎ、最悪は滑落死です。
3枚目?のような岩稜地帯のザイデングラードを登ったり、身体も気持ちも疲れてしまうとほんの一瞬で命を落とす…。
それでも人を魅了する景色がそこにあるのです。その雄大な穂高の絶景も、天の川や流れ星。真っ赤に染まる朝焼けや夕焼けなどなど。
大変だから辞めておくか、大変でも素晴らしい絶景を見たいから少しずつでも頑張るか?
少しずつ、頑張れる子に育って欲しいですね。音楽も景色も美しいものを求めてください。

弓の持ち方、直りました。

2024-08-24 15:49:34 | 日記


なかなかお弓の持ち方って力が入ってしまい、難しいですよね。
左手も一緒に入れて弾くと意識が分散してしまうので、そんな時は、左手はお休みにして、右手の持ち方、運び方だけに集中できる様にしてあげると少しずつ上手になります。
要は、きちんと分離してそれぞれを練習出来るかどうかですね。
まったく違うものを持って、合わせて弾くのだから、それぞれを上手にしなくてはですね。
楽しみながら頑張りましょう。