スズキ・メソード 清水尚志ヴァイオリン教室blog

~どの子も育つ、育て方ひとつ~

同窓会だった。

2011-04-24 01:15:56 | 日記
3月11日の大震災ですっかり忘れてました。
本日は高校時代の同窓会だったんですね。5月5日にさわやかちば県民プラザホールにて発表会を開催する為に今は生徒の皆さんと最後の追い込み中。
そんな折に私に電話をかけて来てくれて石川君どうもありがとう。お蔭で27年ぶりに担任の先生の声を聞き、話をすることが出来ました。全然変わってない先生の声はとても懐かしかったです。

私の高校2・3年の担任は忘れもしない同じ清水先生。将来についても漠然としていたりバカばかりしていた私たちに先生は口癖のように「大人になれ!」を連発。
しかし、当時の私達には大人になることの意味も良く分からずに過ごしていたと思います。
こんな私でも結婚して、娘が二人とも高校を卒業し大学生になり、それぞれの道を歩き始め、やっと最近になって大人になれたような気がします。そして、人の成長に携われる仕事が出来るという幸せが分かってきたような・・・・。私も師匠の清水先生に少しは近づけたのでしょうか???いや、まだまだですね。いつか、先生に「大人になったな!」と褒めていただけるようもうひと頑張りしてみます。皆さんどうぞお元気で。

発表会

2011-04-11 00:59:33 | 日記
5月5日 さわやかちば県民プラザにて発表会を開催します。開演は10時半からおそらく夕方6時過ぎまで。この日に向けて生徒の皆さんは確実に準備を進めしっかりと仕上げてきて最近のレッスンはとっても安心して演奏を聴かせてもらってます。後は残りの一か月を細部まで拘ってどこまで丁寧に弾き込んでいくか。
発表会後半はお手伝いに来て下さる桐朋の大学生達も演奏を聴かせてくれます。これはとても刺激になりますね。私たちが日々、何のためにヴァイオリンを弾いているのか、練習をしているのか、その答えを実感してもらいたいです。そして最後のアンサンブル。昨年夏から練習してきたビバルディの4つコンや、見事に練習不足の上級生によるチャイコの弦セレなど・・・。これからの一か月での追い込みに期待します。

何よりもしっかりと演奏されている子供たちの自信に満ちたその目の輝きや表情は素晴らしい。

地震

2011-04-08 00:47:54 | 日記
今夜、また大きな地震が起きました。おおよそ一ヶ月続いている地震にはさすがに気持ちが参りますね。
こんな時はアンドレギャニオンのビアノを聴いて心を和ませるのはいかがでしょうか?あるいは福山雅治や桑田佳祐、嵐、木村カエラなどで思い切り元気をもらう。どちらにせよ音楽を聴くことで気持ちを確かに明日を生きましょう。この震災を乗り越えたら皆様一人一人がきっと優しく強く明るい人となっている事でしょう。子供達に明るい未来を託せますように。

最近買ったDVD

2011-04-05 23:37:00 | 日記
3月は本当に色々と慌ただしく過ぎていきました。震災、原発の影響で日本に大きな影を今でも落としている中、桜の開花は心和む束の間のひと時です。

最近購入したDVDの紹介
ヒラリー・ハーンのヴァイオリンとマリス・ヤンソンスの指揮ベルリンフィルの演奏で
ウェーバー作曲オベロン序曲
ショスタコーヴィッチ作曲ヴァイオリン協奏曲1番
そしてドヴォルザーク作曲交響曲8番等
特にドヴォルザークは聴いていて思わず引き込まれてしまうくらいの名演奏と思います。
当たり前のことですが、“弾ける人”たちの集団の演奏は、様々なアイデアが活かされ聴いている人を魅了し何ともニコニコしてしまうくらい楽しいものです。どの楽器にせよ、“弾ける”ということがどんなに楽しいことか伝わると嬉しいです。おすすめの1枚です。

音を奏でたり絵を描くことの大切さ

2011-04-01 00:06:40 | 日記
あの地震から3週間が経とうとしています。
今もまだ続く余震や原発の放射能問題に翻弄されている自分。しかし、今一番心を痛めているのは数百人に上るという震災孤児の報道。大切な両親や家族を一瞬にしてすべて奪われてしまったわけです。辛いとしか言えない。この子たちへの心のケアはこれから先とても大切になるでしょう。泣いたり怒ったり出来るということはまだまだ幸せなのだと改めて思いました。心の傷がそれらを超えると心を閉ざしてしまい表情をも奪います。
私は、子供たちに勉強等で知識を高めることもとても重要と思いますが、幼少期は何よりも生きているということで味わうことの出来る喜びや悲しみを沢山表現してほしい。思い切り泣いたり笑ったり怒ったり、気持ちを抑えることなく出してほしい。その手段として思い切り走ったり歌ったり音楽を奏でたり絵を描く。音や色は時として言葉よりもその子の心を映し出しますから。
日本の未来を担う子供たちにしっかりと愛情を注ぎ育てることが今の私たち大人の役目。明るい未来へ夢を託すためにも先ずは音楽を奏でることで子供たちに健やかなる心を育てたいものです。ヴァイオリンを弾くことで感情等を表現出来ることや共有することの出来る素晴らしさ大切さが伝わりますように。