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それは、本に対する畏敬の念だ

  きのう3時半、若い男性が「入会したいんですが……」と事務室に現れました。

 入会手続きするスタッフが、入会申し込み書アンケート欄「その他」にマルがつき、「SEGでの受講経験」と書かれているのを目ざとくみつけました。

 「いつSEGで受けられたんですか?」とスタッフ。

 「5年ほど前に……」とHさん。

 東大理学部の学生でした。

 調べてみると、Hさんは2006年春期講習を受けていました。

 きのうのHさんのスコアと感想です。

    「Hさんの1回目の主なスコア11/8/22」たてサッケイド20 かなランダム1920 漢数字一行〇→340三→127、一→99 たて一行ユニット4547 スピードチェック34(1分)36(1分) ロジカルテストAタイプ20/20(3分23/23(3分) イメージ記憶24/40(2分)、39/40(2分) 初速947字/分

    「Hさんの1回目アンケート11/8/22」
 
非常に久しぶりでしたが、丁寧に説明して頂いたこともあり、特につまづく点はなくトレーニングに集中することが出来ました。
 どうしても過去にやったときの印象やらがちらつきますが、トレーニング自体に感じていたことはほぼ変わらず、能力を直接鍛えられるという感覚と疲労感が心地良いです。変わって感じられるのは自分についてで、当時の方が
能力としても上だった気がしますし、何よりもっと単純な世界に生きていて、余計な力を使わなくてもよい分、集中力や情熱(?)といったものに溢れていたように思います。まずは、この過去の自分の印象を越えられるように頑張っていきたいと思います。
 
 Hさんは体験レッスンを受けずに50回(75時間)コースへ入会していますから、全52回となります。その「第1回目」でした。

 『SEGで受けているので無駄に疑うこともありませんからね』といったこちらのひと言に、「そうですね」と強くうなずいてくれたのが印象的でした。


 Hさんの2006年春SEG3時間×5日間講習のアンケートです。

 印刷して手渡すと、「こんなこと書いた気がします。ちゃんと残っているんですねー」と。

 ◆ ただひたすら本を読まされるだけといった実戦的なことばかりさせられるのかと思っていたが、直接能力(“脳力”といってもよいかもしれない)を鍛えるようなトレーニングが多く、競争感覚で気軽に取り組めたのがとても楽しかった。それでも着実に伸びていく自分の結果に驚いた。しかし、この講座で得られたことは他にもまだある。それは、本に対する畏敬の念だ。今まではそこまでは重大視していなかった“本”が突然人間の文明の具現のように思われた。同時に本をあまり読まなかったことを後悔した。(桐朋 高2男子)

 こういうコメントを書いたHさんだから、「ずっと気になっていました。今回少し時間ができましたので」と、入会手続き時に言えたのかもしれません。

 春期講習ということですから、高2とはあってもまだ高1がおわったばかり。

 SEGに通う子たちは、大人びています(すごい大事なことだと思っています

 きょうもHさんは教室にみえていました。    


 

 
  

               ※クリエイト速読スクールHP

 

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集中力や情熱(?) (小川)
2011-08-23 22:16:01
松田さん、こんばんは。

Hさんは若いですけど、それでも人の歴史というものを感じさせてくれますね。

私は、松田さんが太字にした文章の間の《変わって感じられるのは自分についてで、当時の方が能力としても上だった気がしますし、何よりもっと単純な世界に生きていて、余計な力を使わなくてもよい分、集中力や情熱(?)といったものに溢れていたように思います。》というところに惹かれました。

ではまた。
 
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