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砂利道を自転車で進む

 2024-03-18 実際に問題を解いている姿をイメージする」のHさんについて。

 慶應法学部生です。


  まず、Hさんの体験レッスンスコアと入会時アンケートコピーです

                     「Hさんの体験レッスンの主なスコア22/10/4」たてサッケイド24 数字ランダム2015 漢数字一行〇→165、三→107、一110 たて一行ユニット3841 スピードチェック2222 ロジカルテストAタイプ25/263分)・26/293分) イメージ記憶26/40(2分)37/40(1分) 初速878字/分・理解度

                     「Hさんの体験レッスン(入会時)アンケート22/10/7」「体験感想」
開始時は半信半疑だったが、体験の前のスタッフさんからの説明と実際の体験を終えて、ここでなら実力がつき、続けられると思った。「入会を決めた理由」読みたい本が大量にあり、少しでも読める本の量を増やしたいと思って。


 以下は、Hさんの受講90回・100回目アンケートと、最新スコアです。

        「Hさんの受講90回目アンケート24/3/30
     
マイナス
機会を活かすも腐らすも自分次第〉   80回目から90回目にかけての受講は、反省すべき期間となった。通う回数を増やそうとするあまり、一つひとつのトレーニングをなおざりにしてしまっていた。これまで順調とは言わずとも、スコアは停滞することなく伸びていた。回数さえ重ねていけばスコアはやがては伸びるはずと考えていたのが甘かった。


   スコアを伸ばすのに、一つひとつのトレーニングに全力で取り組むことは必要条件であって、十分条件ではない。トレーニングに全力で取り組んだうえで、どのトレーニングができていないのか、 なぜできないのか、どうすればできるようになるのか、を考え言葉に残す必要がある。 

   〈(全力で)取り組む振り返る言語化再度取り組む〉   この基本的なプロセスを無視してしまっていた。とてもよくできる方のアンケートは、トレーニング中の感覚や考えていること、あるいは、気づきなどを事細かに言語化し書きあげている。

 ユウさんは、100回目アンケートで「あなたにとってアンケートとは?」に対し、「もっともタフで、なおかつ、もっとも差がつく訓練。直近10回の訓練の集大成」と書いていた。

   教室に足跡を残してきた方々は、アンケートという大切な機会に目を背けず、トレーニング中の感覚や気づきを、もらさず拾いあげてきた人たちだ。10回ごとのアンケートはクリエイトの財産であるまえに、何よりも自分自身の成長につながる貴重な財産だ。

   クリエイトのトレーニングと、文章を書くことはエネルギーを消耗する点で似ている。

  • トレーニング中でも感覚や気づきに敏感であること
  • 経験したことを言語化する

 この2つに対してタフであるからこそ、目を見張るようなスコアを出せるのだろう。

 1コマ90分という機会は平等で、その機会をいかすも腐らすのも自分次第だ。いくら回数をこなしたとて、無自覚にこなしていたのでは成長につながるはずがない。勤勉なアリと怠惰なキリギリスの差は覆せないほどに大きくなる。これまでの90回を助走として、今後は10回ごとアンケートを書くことを目的に通い続ける。

    プラス(記入なし)

                    「Hさんの受講100回目アンケート24/6/4
   マイナス
(記入なし)

       プラスロジカルDを突破〉   長らく苦戦していたロジカルDをようやく突破することができた。昨年の5月、43回目からロジカルDにはいったため、期間にして1年、回数にして50数回をロジカルDに費やしてきたことになる。突入した当初は、それまでのロジカルテストの難易度とのギャップに無理だと感じ、半ば諦めかけていた時期もあった。思うようにスコアが上がらず、何かコツがあるのではないかと、いろいろ試行錯誤した。振り返ればどれも、あまり効果はなかったと思う。受講100回目にして、結局のところロジカルテストに限らず、教室のトレーニングはすべてが地続きであり、基本に忠実であること以外に突破する方法はないという考えに至った。

   ロジカルテストであれば、前提として序盤のシートトレーニングを通じて認知視野が拡大していること、条件に従い文字を地道に並べかえること、時間に追われる感覚で最後まで集中すること、が必要だ。文字にしてしまえば、何の変哲もないが、毎回のトレーニングで集中し尽くす経験を重ねることで、複利となって徐々に成果に結びつく。このことを無視し、行き詰まった際に、どうしようもなく焦ったり、限界だと決めつけ諦めてしまうことは無駄であることを100回目にして痛感した。これからは自分の可能性を信じ、教室に通い続けることにする。

   トレーニング全般について〉   平日朝トレなど、集中して教室に通い詰め、無理をすることでスコアは順調に伸びていく。この点においてクリエイトのトレーニングの受け方は、砂利道を自転車で進むのと似ていると感じた。自転車で砂利道を行く際、砂利を恐れてゆっくり行こうとするとかえって砂利にタイヤがとられ、走行がおぼつかなくなる。砂利を恐れずにある程度、速いスピードを保つことで案外快適に進むことができる。

   クリエイトのトレーニングも自分で限界を決めずに、ある程度ざっくりと速度を重視することで、スピードになれ、余裕が持てるようになる。異なるのは、クリエイトの場合、慣れたと思ったらすぐに新しいレベルが登場し、常に格闘しなければならない点である。この格闘の過程で感じる、頭に汗をかくような楽しさは、入会当初から色褪せるところ知らず、むしろどんどん楽しいものになっている。これからも引き続き、楽しんで取り組みたい。

   〈各トレーニングのメモ〉

  • カウント呼吸法   トレーニングに入る前に欠かせない時間。3分間でリラックスしつつ、トレーニング中の自分の姿をイメージする。
  • サッケイドシート   どれだけ無理をすることができたかで、その後のトレーニングの結果を左右する。最も大切なトレーニング。まずはサッケイドシートで気持ちをたぎらせる。
  • ランダムシート   ぼんやり見つつ、目を小刻みにゆらすことで紙面全体を捉えられる。
  • 漢数字一行Pシート   とても楽しいトレーニング。探す数字の形をバシッととイメージできたときは、驚くほど目に飛び込んでくる。実家が寺院で、幼い頃に読まされていたビシッと漢字がつまった経本を思い出す
  • BPシート   伸び代がかなりあるトレーニング。気後れせず8ブロックすべてを見ることを意識。視界はぼんやり、頭はクリアにフル回転させる。
  • たて一行ユニット   最も実践的かつ不思議なトレーニングのうちの一つ。速く捲れば捲るほどゆっくり見える。
  • イメージ記憶訓練   その日のトレーニングの集中具合を如実に物語る訓練。単語をみたときイメージが浮かばないということはないが、集中していないとすぐに頭の中から漏れでていく。蜘蛛の糸を切らずにかつ絡まないように、すばやく手繰りよせるような感覚が大切。


                       Hさんの受講103回目の主なスコア24/6/7」たてサッケイド210 数字ランダム307302 数字BP38-4(1分)・81-3(2分)漢数字一行〇→21,650三→22,320、九→7,488 たて一行ユニット920 スピードチェック31/4039秒)・36/4045秒)かなひろいマル68/7044秒)ロジカルテストFタイプ22/27(3分)・24/302分48秒)Bトレ73/82(3分)・81/902分59秒)スピードボード6×625/302分33秒)・25/302分39秒イメージ記憶21/40(10秒34/40(5秒)イメージ読み90個20秒)倍速読書『両手にトカレフ24,600字/分・理解度教室に通い始めてから最も集中でき、スコアも最も良かった。「Bトレ」では呼吸を忘れ苦しかった。イメージ記憶10秒台で、初めて40組までみられた。最高の5日間でした。ありがとうございました

 月別受講回数は、10月7回・11月4回・12月6回・2023年1月1回・2月4回・3月11回・4月9回・5月7回・6月7回・7月3回・8月3回・9月3回・10月3回・11月1回・12月7回・2024年1月1回・2月2回・3月11回・4月3回・5月3回・6月7回計103回です。

 Hさんのイメージ記憶は、次回から5秒/5秒となります。

 その次は、10秒/10秒を60組。さらにその次は、5秒/5秒を60組。そして、未踏の5秒/5秒2ページ80組を目指してほしいです。



 引退して1年。文演と朝トレでは貢献できたらいいなという思いでいます。

 写真は、16年、ノラとして孤高を生きたハルニレです。  




 ※Hさん関連ブログです
2022-12-07「次の展開を意識しながら読むようになった」
2022-12-25「文章を書くのにここまで腐心したのは初めてだった」 

2023-03-23「あとは頭が勝手に処理してくれるだろうという態度で本を読むようになった」
2023-04-30最近はトレーニングの目的を強く意識するようになった」
2023-06-28「否が応でも自分の限界を突破することができる」
2023-09-02「日常生活でもちょっとした時間を有効に使えるようになった」
2024-03-18「実際に問題を解いている姿をイメージする」






         ※クリエイト速読スクールHP  
 

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