教室のこと・速読のこと・受講生のスコア・SEG講習生のスコア等々について書いています。
クリエイト速読スクールブログ
毎朝、全国の中高生がこのトレーニングをこなしていたら、今の大人たちは、うかうかしていられないだろう
SEG春期講習C3ターム(3/14(月)~3/18(金))アンケートからです。
新高2生のI君です。
昨年冬期講習受講者のススメでの受講です。
■感動した。初日からスゴいと思った。読書という行為が一つひとつの要素まで徹底的に分析される。その個別の要素に対して各人が持つ弱点は、トレーニングの中でムキ出しにされ、攻撃を受けることになる。弱点への攻撃である。それ程の激しさ、容赦の無さだった。初日、ガイダンスの中で松田先生は当たり前のように、こう言ってのけた。「鼻血が出る人がいます。そこにティッシュがあるので~」幸い、僕は5日間、鼻血を見ることはなく講習を受け切ることが出来たが、その代わり、スイミン時間は普段のおよそ2倍になった。7時間から14時間への倍増である。とは言ってもこの5日間で僕の読書速度はヒカエ目に見積もっても5倍にはなっているので、充分にお釣りが来る講習であった。これを、学校でやって欲しい。毎朝、全国の中高生がこのトレーニングをこなしていたら、今の大人たちは、うかうかしていられないだろう。ブームが起こったら、面白い。書き忘れたが、この講習、キツイけれど何より楽しい。楽しいから5日間通い切ることができた。
「鼻血が出る人がいます」は、オドシではなく、大昔いきなり鼻血が出てきて本人ばかりでなく教室全体がざわついた苦い記憶があるためです。説明すれば、あぁ、あれのことねで終わりますから。
「I君の最終5回目の主なスコア」たてサッケイド58 数字ランダム26・32・33 数字BP12-4(1分)20-4(2分)漢数字一行三→810、一→240、九→166 たて一行60・58 ロジカルテストCタイプ18/18・17/21 スピードボード5×524/24(3分)・25/25(3分)イメージ記憶10/40(45秒)21/40(30秒)倍速読書23,800字/分・理解度B―T校 新高2男子―
イメージボードが16戦15勝、イメージ読みは68個(1分)でした。
以下は、I君の記録カードの分間読字数と理解度、そしてコメントです。
1. 2,250字B- 「目がイタい。脳&目の筋トレとは聞いていたが比ゆではないと思った。久しぶりに頭に血が回った。楽しい。中毒になりそう」(数字ランダム20・17・17 スピードチェック28・33・36・35)
2. 5,700字A- 「自分で理解度を計るのは、やや難しいので基準がほしい。けれど、それは甘えのように思われる。最初のほうのトレーニングはスコアが落ちて不安だが、下のほうはレベルが上がって嬉しい」(スピードチェック33・37 ロジカルA20/24(3分)・29/29(3分))
3. 16,100字B- 「本、面白すぎてページをめくる手が止まりませんでした。おかげで理解度はB-。小さい頃分からない本を夢中になって読んだ感覚。速読自体も楽しいです。イメージボードは落としたくない」(スピードチェック37・37 ロジカルA30/32(3分)・40/40(3分))
4. 5,500字A 「昨日の帰り、本買って帰りました。今日の本は世界が透きとおっていて、とてもキレイで、好きです。何回も読み返したいような美しい文章。速読でも楽しめるんだなあと思いました。今日はイメージボード落としてしまいとても悔しい! 15勝目指します。スピードチェックが上がってきてうれしいです」(スピードチェック40(56秒)・40(54秒) ロジカルB26/30(2分35秒)・29/30(2分41秒))
5. 23,800字B 「段々と周りから音が消えて集中していった自分を、後から思うと感じます。目が覚めてお腹が空きました。楽しい。もっとここにいたいです。イメージボード16連勝したかった!あんまり初日から数字が伸びすぎて奇妙な感覚です」(スピードチェック英単33・40)
「初日から数字が伸びすぎて」とありますが、初日は繰り返し、きょうが最高のスコアになるように頑張ってくださいと叱咤しています。
I君の受講前の速読への印象は、「「速読」という言葉の何と胡散臭いことか! こちらの速読についてはSEGの速読でやっているので不信感は少なかったですが、それでも、行くほどのものだとは思ってませんでした」。
受講目的は、「尊敬する友人が「素晴らしい講座だ」と言ったので、ならば俺も一つ試してやろうというような、傲慢な好奇心があった。目的がはっきりあるわけではなかった」。
効果的トレーニングはサッケイドシート~ランダムシート、ロジカルテスト、イメージ記憶。
理由は、「サッケイド~ランダム:一度で捉えられる情報量が、視野の拡大によって増加した。ロジカル:単純な情報処理速度が上がった。イメージ記憶:文字列からイメージへの転換を、速度(量)、質ともに向上させられた。上記以外の訓練も、一つひとつが読書のプロセスの要素を効果的に向上させるものであった」。
好きな本の分野は、「ミステリー以外なら」。初日2日と新潮文庫のモームを読んでいました。
「尊敬する友人」とは、J君です。同級生からというのは、さすがなものです。
J君はすでに教室で25回(2016/4/8)受けています。
I君にしろH君にしろ、J君もそうですが、自分の考えを伝える文章表現能力をもっています。
こういうひとたちに文演をと思うのですが、文化祭で忙しいとのこと。残念です。
「これを、学校でやって欲しい」はT校は難しいでしょうが、検討します。
次回からはD3タームです。 真
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同性の、同い年の友人を尊敬できるということや、自分の好奇心に傲慢さがあることを自覚しているなど、魅力的な人だなあと思いました。
ほんとにブームが起こったらおもしろいなあ。
と、ずっと思っています。
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