教室のこと・速読のこと・受講生のスコア・SEG講習生のスコア等々について書いています。
クリエイト速読スクールブログ
模試で英国数総合全国30位以内に入れました
3月20日(木・祝)は休校となります。どうぞよろしくお願いいたします
2023-08-11「クリアに見えるようになった」のKさんについて。
4月から高2になります。
中2・中3・高1と、もう3年通っています。
第81期文演を受け、第39期平日朝トレも受けています。
まず、Kさんの体験レッスンスコアと入会時アンケートコピーです。
「Kさんの体験レッスンの主なスコア22/4/3」たてサッケイド15 数字ランダム19・20 漢数字一行〇→167、三→86、一→84 たて一行ユニット36・36 スピードチェック19・23 ロジカルテストAタイプ18/18(3分)・20/20(3分)イメージ記憶23/40(2分)39/40(1分30秒)初速1,286字/分・理解度B+
「Kさんの体験レッスン(入会時)アンケート22/4/6」・「体験感想」頭も使うし、目も使うしで、授業が終わった後どっと疲れがきました。でも、とても楽しく、これを続ければ速く本が読めるようになるだろうと思える授業でした。目だけではなく、頭も使うのが新鮮で、私にとってはロジカルが難しかったです。イメージ記憶はコツを覚えれば頭に入りやすくなりとても楽しかったです。この後どんどんレベルもアップし、授業を受けていきたいと思います。・「入会を決めた理由」一番の理由は、テストでの問題文を「速く」そして「正確に」読んでいきたいと思ったことです。私はいつもどこかを読みとばしてしまい、文を正確に読めず、まちがえてしまいます。そういうことが速読を習うことで減っていけばいいなと思っています。また、本をもっと速く読めるようになりたいと思っています。最近たくさん読みたい本があります。でも、どれも読むのに時間がかかってしまいます。速読を習うことで「速く」そして「たくさん」本を読みたいです。
体験レッスンスコアは、御三家女子としては平均的スコアからのスタートでした。
以下は、Kさんの受講40回~60回目アンケートと、最新スコアです。
「Kさんの受講40回目アンケート23/9/30」
マイナス・ロジカルテストを2回連続2分30秒以内で終わらせるということが難しい。何かコツなどあれば教えてほしい。
・スピードチェックで、どうしても正解率も気になってしまう。速さも正解率もあげるには、どのように心がけたら良いのか知りたい。
・A読みの速さをどのくらいにしたらいいのか明確に分からず、倍速のときと同じくらいのページ数になってしまうことがよくあるため、これでも大丈夫なのか少し不安に思っている。
・かなひろいが、苦手なままで、なかなか上達しない。
・イメージ記憶が今のスピードを超えられず、苦戦している。
・漢数字一行Pシートが、15,000を〇以外の数字で超えることが難しい。また九などの見つけにくい数字のときは、一気にスピードが落ちてしまう。
プラス・数字ランダム/かなランダムが、少しずつ速くなってきて、最近はかなランダムが安定して1ページ終わるようになった。数字ランダムの方も1ページ終わらせられるようにしていきたい。
・たて一行ユニットがどんどん速くなり、1000を超えることも多くなってきた。
・最初の方は、訓練時の本の内容をあまり理解できないことも多かったが、最近は、人にあらすじを伝えられるくらいは理解できるようになってきた。今後も理解度、速さ、双方を上げていきたい。
・国語のテストが、さらに安定してきた。何より、たとえ問題数が多くても、必ず終わらせられると自信を持って取り組めるのがありがたい。
・もともと暗記は嫌いではなかったが、以前より格段に速く、多くのものを記憶できるようになった。学校の定期試験など、暗記をしなければならない場面も多いので、助かっている。
「Kさんの受講50回目アンケート24/3/16」
マイナス・〈漢数字一行Pシート〉【41回:「〇」17280「三」17110「一」13500⇒50回:「〇」17100「三」16200「一」14400】 20000を目標に取り組んでいたつもりではあったのだが、こうして振り返ってみるとこの10回でほとんど変化はなく、「〇」「三」 においては少しスコアが落ちている。
原因は主に2つだと思う。
1つ目は漠然とスコアが高くなってると思い、振り返りを怠ったことだ。15000を超えるともう十分見れているような気がしてしまい、1つ前のスコアを確認することが減った。確かにスコアを上げたいと感じてはいたが、それはいつの間にか頭の片隅にとどまってしまっていた。
2つ目は従来の目の動かし方では限界が来はじめたということだ。私は今まで1ブロック分を一気にとらえ、3つのブロックを上下に見るという方法をしていた。最初は左右に見ていたのだが、上下のほうが見やすいと感じたためこの方法に行き着いた。しかし、この方法でも限界を感じ始めている。他の様々な方法を毎回全力で試していきたい。
〈スピードチェック〉【41回:52秒⇒50回:53秒】 精度は気にせず50秒を切るように頑張ろうと思っていたはずなのだが、進歩があまり感じられない。やはり正解率が出ると思うと、もしとても悪かったらどうしようとタラレバの話を考えてしまい、踏ん切りがつかないまま10回が終わってしまった。次の10回では、精度は50秒を切ってから上げていくという意識をもち、まずは毎回50秒を切ることを目標に取り組んでいきたい。
〈イメージ記憶〉【41回:18/40 (20秒) 33/40(15秒)⇒50回:13/40(20秒) 28/40 (15秒)】 2回目で35を超えることを目標に取り組んだが、なかなかスコアが上がらなかった。(20秒)も(15秒)も短く、気を抜いたらあっという間に終わってしまう。覚えにくいものに向き合う時間はない。短時間でイメージする難しさは十分理解しているつもりだが、いまだに対処の仕方がわからず苦戦を強いられている。現状を嘆くだけでは何も始まらないので、プロセスを考え直して、60回までには安定して30を超えられるようにしたい。
プラス・〈サッケイドシート〉【41回:132⇒50回:105】 精度を上げることを目標に取り組んだ。40回までは速さを重視し、ある程度スコアも安定してきていたため、ただ右から左に線を追っていくのではなく、一つひとつの点をくっきりと見るように心掛けた。
この訓練の精度を上げることで、倍速の訓練での読み飛ばしが少なくなり、内容が理解しやすくなった。
〈ランダムシート〉【かな 41回:53⇒50回:62 数字 41回:90⇒50回:105】 回数を上げ、1ページ以上終わらせることを目標に取り組んだ。意識したのはラフに見ることだ。たとえば、「あ」から「お」までは順不同に見ることはもちろん、もし見つけられなくても1つくらいなら、気にせず次に進む。意外とほかの文字を探しているときに見つかることもあるし、見つからないときは自分の数値から引く。
これを意識するだけで、少しずつ前に進めるようになり、訓練自体が楽しいものになった。
〈たて一行ユニット〉【41回:960⇒50回:1197】 1000を安定して超えるようになることを目標に取り組んだ。この訓練は最近スコアが上がるようになり、前半の訓練の一番の楽しみだったため、毎回かなり集中して取り組むことができた。模索した中で気づいたのは、最初に意識すべきことは、精度よりもスピードということだ。たて一行ユニットでも、先にスピードを意識すると精度も自ずとついてきた。
スピードを上げるときに重要なのは主に2つ。
視野を広げることと素早くページをめくることだ。最初は1ページの半分しか見られなかったものを無理やりにでも、1ページに、そして見開きで見られるようにするともちろんスピードは上がる。また、ページを素早くめくればどうしてもそのスピードについていかなくてはと思い、見られる個数もだんだん多くなっていく。60回までに1200を安定して超えるようにしていきたい。
〈かなひろい〉【41回:67/72⇒50回:63/70 1分】 かなひろいは最初から苦手で、自分の中で方法が確立できず、スコアが不安定だったため、そのスコアを安定させることに重きを置いた。まずはじめに気にしたことは文字の形を意識することだ。なんとなくぼやぼやと頭の中に思い浮かべるのではなく、訓練前に一度「あ」から「お」まで書き出してみるだけで格段に見つけやすくなる。
また丸付けのときにミスしていたものをメモしておくと次に生かすことができてよかった。たとえば私は、「いう」や「ようだ」の「う」を忘れやすい傾向があり、そのことがわかると次につなげられた。最近精度は安定してきたので、あとは1分以内に答えきれるように速さをどのようにして上げるか考えたい。
〈ロジカルテスト〉【41回:27/30 2:32 D3 ⇒50回:23/30 2:34 D4】 30回を超えてから、自分の中の限界が見えてしまい、スコアが伸び悩んでいた。精度を気にせず、速さを上げるべきだといわれても、その速さの上げ方が全く分からない。何をどうすべきか全くつかめなかったため、まずは自分の問題を解くプロセスを振り返ることから始めた。そうすると、定まったプロセスなど存在せず、その日の気分で問題を解いていた自分に気づいた。スコアにむらが出ているのも当然である。
そこでこの10回で意識したのは自分のプロセスを確立することだ。開始の合図の後、どこを最初に見て、何をもとに、どんなイメージを作って答えを導くか。プロセスを確立すると、スコアが少しずつ安定し、次のレベルに進むことができた。60回までにDタイプを終わらせることを目標に取り組みたい。
〈倍速読書訓練〉【41回:21600⇒50回:17600】 A読みの精度を上げることに重きを置いて取り組んだ。まず始めたのは、読んだ本についての感想をまとめることだ。今までの本は速読で読んだらそれで終わりで、内容を自分の中で振り返ることは少なかったが、この10回は速読で読んだ本をアプリに記録し、少しでもいいから感想を書くように心掛けた。そうすると、今までは曖昧だった自分の理解度が見えてくる。その理解度をもとに次のA読みの目標ページ数を設定することで、無理なく読書を楽しみながら速読ができるようになった。
このまま理解度を上げ、20000字/分くらいで安定して、読書を楽しめるようにしていきたい。
【全体感想】 自分の限界に直面したとき、何をもってその壁を打ち破ればいいのか、訓練の中でその鍵を2つ見つけた。
1つ目は「思考力」だ。できないことに直面したとき、前に進むためには、なぜできないのか、どうしたらできるようになるのか、考える必要がある。ただできないな、難しいな、と思っているだけでは何もはじまらない。自分を振り返り、考える。当たり前だが、重要なことだと気づかされた。しかし、これだけでは結果に結びつかないことも多い。なぜなら、この「思考」は頭の中だけでも完結できるからだ。
そこで重要となるのが、2つ目の力「試行力」だ。ただむやみやたらに試すのではなく、「思考」を伴った「試行」をすることでやっと自分の限界を超えるヒントを見つけられる。「試行」は「思考」よりも目立たず、今まではその重要性に気づいていなかったが、速読の訓練を通して、「思考力」と「試行力」どちらも大切にすることで、限界を超える鍵となることに気づいた。
これは速読の訓練だけにとどまらず、他の分野でも生きてくると思う。この二つの力を自分の武器にして、ステップアップに繋げていきたい。
「Kさんの受講60回目アンケート24/9/28」
マイナス・特にないです。伸び悩んでいる訓練もありますが、どうすれば今の壁を打ち破ることができるのか考えることも最近は楽しく感じるようになりました。
プラス・〈ロジカルテスト〉 Dタイプで伸び悩み、ロジカルテストをする際の自分のルールを決めるようになったため、今はどんどん前に進めることが楽しいです。例えば、問題は飛ばさないように指で抑えながら進む、最初は何を聞かれているか(「速い」か「遅い」かなど)を見る、聞かれているものは左から頭の中で並べる、などと決めておくと問題を見た時に何をするのかが明確で取り組みやすくなりました。また、より速く正確に解ける方法はないのかを毎回自分に問いかけることで、訓練にメリハリがついています。
〈ランダムシート〉 受講50回を超えたあたりから時間内に2ページ目に進めるようになり、自分の中で成長を感じています。1つの数字や文字に執着せず、前に前にと気持ちを進めることで、記録が伸びているのかなと思います。70回までにどちらも3ページ目に進めるように頑張りたいです。
〈かなひろい〉 文章に集中してしまい、かながあまり拾えず苦手意識がありましたが、最近は少しずつ記録が安定するようになり嬉しいです。間違えを記録することで、自分の傾向を認識できたことが良かったのだと思います。これからも自分のミスと向き合い、成長に繋げていきたいです。
〈スピードボード〉 ここ数十回ガンマタイプで苦戦してきましたが、最近やっと記録が安定してきました。ロジカルと同じように自分の中でルールを決めたのが良かったのかなと思っています。また、2回目の疲れた時にカウント呼吸法をいれてリセットをかけることで、集中力が持続し2回目の記録を伸ばせるようになりました。カウント呼吸法の重要性を再認識しています。
〈倍速訓練〉 前は登場人物の名前が多いと、頭の中での整理が追いつかず、速く読むのが難しく感じていましたが、最近は多くの登場人物が出てくる本にも対応できるようになりました。イメージ記憶の頭の使い方が、良い影響を及ぼしているのかなと思います。伏線があるミステリーも読み進められるようになり、読める本の幅が拡がっています。
〈その他〉 ・模試の国語で安定して得点できるようになりました。現代文が素早く終わることで古文漢文に十分に時間をかけられることが本当にありがたいです。また、文演のおかげで現代文の得点率も上がっています。
国語の点数のおかげで、前回は模試で英国数総合全国30位以内に入れました。クリエイトに感謝です。
・昔ブログでゾーンに入れるという記事を見て、まさかと疑っていたのですが、本当に試験中にゾーンに入れるようになりました。その場の時空だけ他のときとは違って、身体ごと沈み込むような深い集中で、驚いています。集中力も速読で強化できていて今後が楽しみです。
・速読の訓練では困難に直面した際にどう気持ち、考え方を切り替えて、道を模索するかを練習しているように感じています。高校生になると勉強でも、普段の生活でも今まで以上にたくさんの問題が出てきました。しかし、それをどう乗り越えていくかの向き合い方に速読で得た姿勢を応用することができ、そのおかげで壁も楽しんで成長の糧にできていると感じています。3月24日からの朝トレも楽しみにしています。よろしくお願いします。
「Kさんの受講68回目の主なスコア25/3/16」たてサッケイド大125 数字ランダム234・241 数字BP47-7(1分)・119-3(2分)漢数字一行一→15,390、七→2,970、八→4,500 たて一行ユニット1,173・1,124 スピードチェック30/40(47秒)・40(52秒) ロジカルテストFタイプ13/25(3分)・12/23(3分)スピードボード5×528/30(2分35秒)・29/30(2分32秒)イメージ記憶17/40(20秒)35/40(15秒)倍速読書『アルジャーノンに花束を』27,600字/分・理解度A-「・ランダムシート、今日も3ページ目に入ることができた! 70回目までに安定して250を超えられるようにしよう!・たて一行、今日はよく見える日だった。30秒で6回見ることを意識して、スピードから安定させたい。・スピードチェック、50、2回目も切りたかったな……。スピード感が大切で、止まるとダメな気がする。次は頑張る。・Fタイプ、難しい……でも楽しい! 頑張ろう!」※数字BPは前々回、スピードボードは前回のスコアです。
Kさんの年別受講回数は、2022年20回・23年27回・24年13回・25年8回の計68回です。
「漢数字1行Pシート」は、漢数字一行Pシートに。「15000」は15,000に。「9」は九にしました(他は多いため、そのままにしています)。Kさんレベルになれば、そういうローカルルールに則って入力していくことも念頭に置いてほしいです。
受講50回アンケートは、教材の進行にしたがってコメントされていて読みやすいです。
Kさんは最初から80回コース。
第39期平日朝トレと来週月曜からの第51期平日朝トレを受けますから、全90回になります。
期限は、今年の6月末になっています。肚が据わっています。よきこと多いようですから、あと100日ほどで22回、集中して通ってみてください。
そういえば、きょうは第73回初級朝トレがありました。おとといの食事中に舌を噛んでしまっていて、ところどころ話すとき縺れていましたが、みなさん熱心に取り組んでくれていました。たて一行ユニットに関してのKさんのコメントなど、こちらの説明を聞いた後なら、なおさら胸におさまりやすいのではないでしょうか。一日二日でどうにかなるものではありませんが、Kさんは3年の受講で、これから先に大きなアドヴァンテージを獲得したことになります。地味に地道に、コツコツと通ってみてください。
Kさんは、文演Aクラス終了後のユウさん主宰「勉強会」に全回出席しています(81期生ですから、81期以降)。ただひとり。
「文演のおかげで現代文の得点率も上がってい」るとKさんは書いていますが、ユウさんの「オンライン勉強会」のほうが大きな力になっているのではないでしょうか(中高生にはユウさん勉強会。オンラインですから大きな可能性があります)
真
※Kさん関連ブログです
・2022-05-19「「速く」そして「たくさん」本を読みたい」
・2022-09-24 「授業前にカウント呼吸をすることで、」
・2023-01-04 「毎日のように書き直しをしていました」
・2023-02-25「頭の中でアニメのように映像を動かせる」
・2023-08-11「クリアに見えるようになった」
※クリエイト速読スクールHP
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