木の葉一枚の嘘の上に
大きな城を建て
そこに永遠に住もうとする馬鹿者よ
神がおまえを軽蔑している
逃げることはできない自分を
逃げ続け 逃げ続け
虚無の川辺に編んだ幻の幸福に
溺れていく馬鹿者よ
この世のすべての存在が
おまえに眉をひそめている
嘘と独断で愛を馬鹿にし
自分だけが幸福であればいいと
エゴを振り回し
すべてを支配しようとする馬鹿者よ
愛がおまえから引いてゆく
永遠の引き潮のように
愛がなくなってゆく
もう何もかもは終わりだと
いつになったら気づくのか
盗んだ美貌の仮面をかぶり
聖者の芝居をするおまえの嘘が
泥のように溶けてきているものを
もう二度と会いたくはないと
神に引導を渡されるまで
馬鹿をやりきった馬鹿者よ
永遠の別れの壁が
おまえの前に落ちてくる
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