「音みる(音のみるふぃ~ゆ)」ブログ...♪

100名を超える音楽教室「音のみるふぃ~ゆ」のレッスンノート。また3人娘の子育て日記。

2010年06月23日 | ある日のレッスン風景
 昨日届いた1年生のSちゃんからのお手紙。



大きいほうは私。小さい女の子はSちゃん。

1歳からリトミックを始めたSちゃん。
慎重で、ママから離れられなくて、早生まれだから一番小さくて、
それでいて赤ちゃんだったけど、すでに「自我を持っている」という感じだった。

思い出すのは、いつも赤ちゃんだった頃。
何かするたび怖くって、いっぱい泣いてた。

3歳の発表会では、直前にお熱を出しちゃったのに、
ママがいなくてもちゃんとみんなと一緒に舞台に立って
ハンドベルを演奏した。

小さい体を一生懸命振ってたなぁ。
お熱があっても、がんばってたっけ。

それからかな?
Sちゃんは変わった。
いつもにこにこで、お話もたくさんしてくれるようになり、
お歌もとても上手。

自信がついたから、声もしっかり出るようになったんだね!

気持ちが変われば、できることはたくさんある
その瞬間を待っていたのは、何よりもママだ。

どんなときもあきらめずに、負けずに
連れて来てくれたのはママです。

そして、それに必死に応えようとしていたSちゃんに私が励まされた。
親の頑張りや愛情って子どもに伝わるものなんだ。

もっともっと好きなことができたから‥、とさよならしたのは、最近のことです。

悲しすぎて私のお顔が見れなくって。
最後は、えーんえーんと泣いた。

感受性の強いSちゃんらしいお別れだった。
ママはまだ少し迷いがあるようだった。

でも、送られてきた手紙の中の
この絵を見てたら、なんだか私は納得してしまった。
この力強い線と、にこにこのお顔の2人

リトミックに親子2人で5年間も頑張って通い続け、
最後に発表会で堂々と1人でピアノを演奏して、
それだけで、すごいことじゃないか、意味のあることじゃないか。

驚いたことに、この絵のとおり
Sちゃんは自分なりに答えを出して、決めたことなのだ、と確信した。

赤ちゃんの頃から意思の強いSちゃんだったんだから。

「またあそびにいっていいですか?
わたしのことは、ずっとおぼえていてください。」

やっと6歳になったばかりのSちゃんが紡いだ言葉にも、
ほろっとさせられた。



















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