「音みる(音のみるふぃ~ゆ)」ブログ...♪

100名を超える音楽教室「音のみるふぃ~ゆ」のレッスンノート。また3人娘の子育て日記。

素直じゃない。。

2011年01月17日 | 日記
 ぷちみるクラス(1歳)に通うある男の子の話。

お稽古の間、歩き回ったり、何かお口に入れるものを欲しがり‥
お母さんも、「どうして聴いてくれないの?」なんて、ため息ついたり。。

(注:1歳ちゃんは、そんなこと当たり前ですよー。
自分から座って大人っぽく見たり聴いたりしませんよー(笑)。)

それでも、3ヶ月根気よく(‥といっても6回ほどだけど)通ってくださるうちに、
1人ずつ「いないいないばあ」するときに、
嫌がらずにお母さんのおひざに座れる様に。


 ステップ2の男の子の話。
1人ずつのお返事が、照れくさくってできない(というかしない?)男の子がいました。

12月最後のお稽古で、「は・あ・い」を初めてしっかりできた。

そのときのお母さんの喜びようったら!
そのときのクラスの感動っていったら!!

その瞬間、ベートーヴェンの「よろこびの歌」が大音響で
高らかに鳴ったかのように思えたほどだった!!♪

 ‥我が家とて例外ではない。

親にとっては、習い事にしろ、なんにしろ、楽しんでいるのかいないのか、
素直に表現してくれないことほど、歯がゆいことはない。

おねえちゃんの合唱団での、不機嫌そうな態度や、ピアノを弾くときのおもしろくなさそうな仏頂面。

そんなんだったら、やめちまえ
と、私も何度ココロの中で叫んだことか。。。

親がピアノの先生であることは、学校中が知っているなら、合唱だろうと音楽の時間だろうと
「伴奏役」がおねえちゃんに回ってきそうなものだが、
いかんせん、そんなわけで、今まではことごとくスルー・・。

ところが、ついに、誰も引き受けたがらない曲だから、という変な理由で(笑)
おねえちゃんにお鉢が。。。

譜面を見て、のけぞる私。
16分音符で埋め尽くされている譜面。

できるわけがない。できないよ。断っておいで!!

と、うっかり言ってしまいましたが、それがカンに触ったか、単に断るのが面倒くさかったか、
おねえちゃん、このところ、ピアノ漬け。

最近、まるちゃんが「私は練習嫌いだよーん」と練習を放棄してるので、
ちょうどよく、ピアノが空いている。

それでも、ほとんど聴かせてはくれないが、この前、ちょこっと聴いてしまった‥。

これ、おねえちゃんが弾いてるの?
という驚愕の演奏に、私は息を呑んだ。。

(と、いっても、以前のおねえちゃんからすると、別人、というだけで
ものすごく高レベル、というわけでは決してありません。あしからず。。)

まったく、バカみたい。

子どもの成長に毎回、一喜一憂させられて、「ちょっと弾けた」それだけで、涙ぐんで。

ここで、誉めたい、でも、誉めたら、とたんにへそを曲げるに決まってる。
(そういうムズカシイ娘なんです。)

ぐっとこらえて、そ知らぬ顔をする私。

この喜ばしい事態に、俄然やる気が出てきた私は、よし!まるちゃんもだ!!

「まるちゃん!(おさらい会の)連弾、何にする?」
と聞くやいなや、

「えー、ママが弾きたいんだったら一緒にやってあげてもいいよ。

やってあげてもいいよ、だと!?

てやんでい!やるもんか!!

あぁ、去年まではおねえちゃんとは違って、まるちゃんは
「ママとやる~♪」と喜んでいたのにさぁ(泣)。

おねえちゃんが弾くようになったと思ったら、
次はあなたなの!?

がっくり。