「音みる(音のみるふぃ~ゆ)」ブログ...♪

100名を超える音楽教室「音のみるふぃ~ゆ」のレッスンノート。また3人娘の子育て日記。

奄美に行きました。

2005年09月01日 | 日記
祖父の住む奄美大島に、行ってきました。台風の合間をぬって4日間すべて快晴。目的は、おじいちゃんに曾孫を会わせたいという事でしたが、――もちろんとても喜んでくれて私も子供たちも嬉しかったです♪――、初めて行く奄美大島、ジャングルのような山とエメラルドの海に囲まれた島でびっくり!もしたし、私のルーツでもあるという事が、不思議な気持ちでなんとも幸せに感じました。

それにしても、今年91歳になるおじいちゃんのなんとも元気な事!!体もいたって健康な上に、おしゃれにもうるさい(笑)。。いろいろ話してもらいましたがすごくしっかりしていて、ますますスーパーじいさんになっている感じ。幼少の頃の話から、戦時中、そして今の政治に至るまで本当にいろいろ教えてもらいました。「沖縄が玉砕してさぁ次は奄美か、というんで身内全員を東京に連れてきた」と初めて聞いて、その胸中はどんなだったかと思うと、私なんかじゃとても計り知れない。でも「私は不死身なんじゃよ、弾2発こことここに浴びたけど死なないのよ。」とおじいちゃん、「そうなんだぁ大変だったんだね(涙)」と私。その後「それから去年はお風呂で浮いてたけど助かったし、この前は2階の階段から下まで転げ落ちたけど無傷じゃ。わっしゃっしゃっしゃ」「‥‥(←あまりのパワフルさに無言)」このじいさん、ほんとに死なないかも‥と思う私。まったくもって、いろんな意味で強いんである。

でも一言、「戦争での出来事が、あんた達にふりかかってこないか怖くてしょうがないよ。それだけの事をしでかしてしまったよ。」とぼそっとつぶやきました。それは、体験してる人だからこそ言える事なんでしょう。どんな事をどういう風に‥と具体的に聞くのはやっぱり話したくない事だと思うから、あえて聞かなかったけれど、その一言がすべてを物語っているようで複雑な思いがしました。

おじいちゃんが、生きて、だから私がいて、子供がいる。それは当たり前の事のようだけれど、ものすごい奇跡なんですね。

「平和」ってそんなに難しい事なのかなぁ。。