なんとなくはじめました(つれづれなるままに)

日々のよしなしごとをそこはかとなく書きつくります。

まだまだ道半ば(第203段)

2009年11月27日 21時39分45秒 | なんとなくの酒飲み
会社から転勤を命ぜられ、銀座から岩手県の盛岡市へと職場を代えることとなりました。

もっぱら通勤には50CCのバイクやら、自転車を使うようになり、

東京にいた時には、乗るたびに不快な思いをした電車通勤とは無縁の生活となりました。


心安らぐ街ではありますが、残念ながら欠点もあります。

やはり飲食店のレベルに関しては、銀座にははるかに及びません。

というわけで、ネットなどで情報を集めつつ、これは、という店に足を運んだりしています。


さて、先日行きましたのは東家の大手先店。

盛岡の老舗のおそば屋さんです。


「盛岡」、「そば」というと、なんといっても有名なのは「わんこそば」。

この東家にも毎日大勢の観光客がわんこそば目当てにやってきます。

でも、わんこそばでにぎわうのは、こちらの本店。

ここ、大手先支店は、そういった団体客も訪れず、しん、としております。


かねてから一度やってみたかったことがあります。


そば屋での一人飲み。


そば味噌、板わさ、といった、そば屋ならではのつまみをもらい、ちびちびと飲み、

長居は野暮、とばかりに、締めにもりを一枚手繰り、

すっくと立ち、店を後に・・・。

そんな粋な飲み方を一度してみたい、と思っていました。


さて、その大手先店。

夜の営業にはまだ早い時間で、人もあまりいない店内の奥のほうに腰かけました。


まずはビールをもらい、メニューにある「季節のお通し」をもらいました。

アミタケのおろしあえがきます。

盛岡で秋、というときのこですね。

それとだし巻き玉子をもらい、ぼんやりと店内を眺めながらビールを飲んでおりました。


ビールを飲みほし、つまみを平らげたところで、そば焼酎のそば湯割りをいただきます。

で、ついつい頼んでしまった唐揚げが量が多かった・・・。


なんとか締めのそばまでたどりつきましたが、体調が良かったんですかね・・・。

早々と酔っぱらってしまいました。

本当は日本酒のほうが似合うのでしょうが、ワタクシ、日本酒はどうも苦手です(恥)。


盛岡は、そば屋での飲み文化というものは確立されていないのでしょうか。

ぽつりぽつり、と訪れるお客さんは、どなたもふつうにおそばを召し上がり、

ワタクシのように、そばの前に「どれ一杯」という方はおりませんでした。


ワタクシ、居酒屋や鮨屋の一人飲みは平気なのですが、

どうも、そば屋となると今一つ気後れします。

銀座でいう「泰明庵」やら「いけたに」、「よし田」といった酔客も多いそば屋なら、また趣も違うのでしょうが・・・。


まだまだ一人飲み道、極めておりません。

近いうちにまた来るとしましょう。



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