なんとなくはじめました(つれづれなるままに)

日々のよしなしごとをそこはかとなく書きつくります。

野暮天と言われようが・・・@銀座・エヴィータ(第147段)

2008年09月04日 19時31分57秒 | なんとなくの酒飲み
江戸っ子が、死ぬ間際に言うセリフで

「一度でいいから、もりそばにつゆをたっぷりつけて食べたかった・・・」

というのがありますね。

「てやんでい!江戸っ子てえのは、そばなんざあ、つゆをちょいっとつけたら、かまずに飲みこむんでい!」

せっかちで、野暮を嫌い、粋を重んじる江戸っ子ですが、実はやせ我慢をしていたということで・・・。


まあ、それほどのものではないのですが、ワタクシも行きつけのバーに行くと、ジン・トニックとシェリーとウィスキー以外は頼まない、と決めておりました。

春、夏、秋の一杯目はジン・トニックを。

冬の一杯目はシェリーを。

そして2杯目からはシングル・モルト。

そんな決め事を自分に課しておりました。


ああ、それなのに・・・。


先日、後輩を連れて、行きつけのバー「エヴィータ」に行ったときのこと。

後輩の女性が、マスターからベリーニを薦められ、それはそれはおいしそうに飲んでいたのです。


ベリーニ。

桃を絞り、シャンパンで割ったカクテル。

およそ、おじさんには無縁のカクテルです。


でも、先日、頼んじゃった(はあと)。

バーに行く前の1軒目で、少しばかり飲みすぎたせいでしょう。

ついつい、ベリーニを飲みたくなって、頼んでしまいました。


お・・・、おいちい・・・。

絞りたての桃が生きています。

あっという間に飲み干してしまいました。

で、次は、ミントを使ったモヒートを・・・。

これまで自分に課してきたルールを、ワタクシ、自ら進んで破ってしまいました。


その後、あわてて、シングル・モルトの水割りにしたけれど、もう遅い。

とはいえ、もとより粋でも江戸っ子でもないワタクシ。

肩肘張らずに飲んだせいか、その夜は一段とおいしいお酒を楽しみました。

勢いで、ピザも頼んじゃったけど、おいしかった・・・。

変なこだわりはやめたほうがいいですね。




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