なんとなくはじめました(つれづれなるままに)

日々のよしなしごとをそこはかとなく書きつくります。

深夜の珍客(第11段)

2007年08月16日 00時00分58秒 | なんとなくの日常
夜中のことです。

その日も、エアコンをつけっぱなしにしなければ、寝苦しくて眠れない日でした。

夜も更けて、部屋の中では、エアコンの送風の音だけが聞こえます。


突然、部屋のドアを「かりかり」という音がします。

何やら生き物の気配がします。

かりかり、かりかり・・・。

何かが動いているようです。

何か不気味なものがドア越しにいる・・・。

と思った瞬間、


しゅわしゅわしゅわしゅわしゅわ・・・・。






セミの鳴き声でした。

住んでいるマンションの隣が公園なので、日中からセミがけたたましく鳴いているのでした。

どうやら紛れ込んできたらしい。

しかも、こんな夜中に・・・。


幸いにして、すぐにいなくなりました。



幽霊かと思った・・・。

ま、部屋の中にセミがいたら、それはそれで怖いけど・・・。


不思議なもんですね。子どものころなんかセミ採りなんかしたのに・・・。

今じゃ怖くてしょうがない・・・。
コメント
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