いつもコーヒー流通センターをご愛顧いただき、ありがとうございます。「コーヒー流通センター」の高橋です。 2023年11月9日(木)ご注文分より生豆が新価格に変更となります。 価格表は、ログイン後、生豆価格表よりご確認ください。 |
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■ 国際コーヒー相場は、短期間で大きく変動する事があります。そうした場合、在庫が急になくなり、価格改定のお知らせを案内する前に、価格改定を行う事がありますので予めご了承ください。 コーヒー相場は、一定の範囲で上下を繰り返していますが、直近は上昇傾向に動いています。欧米の在庫が減少している事が懸念されての動きです。 欧米・日本ともに、在庫を圧縮し、在庫負担を軽減する動きが大手コーヒー会社を中心に行われています。特に欧州は、景気が悪く、在庫負担軽減に努めていますので、消費国側の在庫減少は続くものと見られます。 ブラジルコーヒー輸出業者評議会は、ブラジル9月のアラビカコーヒー輸出量が前年比-20%減少、ロブスタ輸出量は4倍以上増加と報道しました。欧米・日本の大手コーヒー会社の動きとして、高価なアラビカ種の使用量を減らし、安価なロブスタ種の使用量を増やしている事がデータから伺えます。その傾向は、しばらく続きそうです。 理由として、欧米の低所得者層が購入するコーヒーは、価格に敏感で、これ以上の値上げは消費量に大きな影響がでるため、コーヒー会社は、価格維持の為、コスト低減に努めています。 この事からも、世界的にロブスタの需要が多くなり、アラビカの需要が減少しています。コーヒー相場にその影響が出てきており、アラビカは下がる傾向にあり、ロブスタは上がる傾向にあります。只、アラビカの生産農家は、生産コスト上昇から、相場が下がったとしても、簡単には、下げれない事から販売を保留しています。 その為、相場が、小刻みに上下を繰り返しています。特にブラジル農家は、今年の収穫が終わり、在庫が増えていますが、この2年間のコーヒー相場の高騰から収入が増えており、コーヒー相場が下がった状況では、焦って売る必要がないとの判断から、販売を見合わせる動きが続いています。 その為、ブラジルが豊作でありながら、価格が下がりにくい状況を生んでいます。 又、ブラジル国内では、インスタントメーカーが積極的に増産しており、インスタントコーヒーの需要増加が、原料であるコーヒー生豆の消費を促進しています。これも価格を下支えする要因となっています。 タンザニアAAは、これから需要が増えてきますが、すでに今年のクロップの入荷は、終了しています。よって、次回ニュークロップ入荷予定の、来年1月末から2月までは、現在、日本国内にある在庫だけで流通する事になります。例年よりも国内在庫量が少ない状況ですので、注意が必要です。 コロンビア スプレモ、エキセルソの日本国内在庫が極めて少なくなっています。残留農薬が検出されて以降、農薬検査回数が増えた為、検査結果がわかるまでに、約1ヵ月程度、有することから、入荷遅れによる欠品を恐れた大手コーヒー会社が購買数量を大幅に増やした結果と言えます。 尚、コロンビアの汎用品の在庫不足は、来年2月頃まで続きそうな気配ですので、ご注意ください。特に年末にかけて、品不足は深刻になりそうです。 ベトナム税関総局は、1月から9月迄のコーヒー輸出量が前年比-8.3%減になったと報道しました。 コンテナ不足により、出荷が滞っている事が原因と言われています。受注量に対して、出荷が間に合っていないと見られています。今年のベトナムの収穫ですが、降雨が多いことから、収穫が遅れるとの予測が出され、出荷も遅れると言われ始めています。 又、ベトナム国内では、インスタントコーヒー工場が増えており、インスタント向けの出荷量が増加していることも、コーヒー生豆の輸出に影響が出てきています。 インドネシアのロブスタは、天候不順で減産が続いており、価格は高止まりの状況が続いています。世界的なロブスタの需要増加とインドネシア国内の消費の好調から来年は、今年以上に値上がりが予想されておりますので、ご注意ください。 又、アラビカもアメリカからの需要が強く、減産の影響がまだ続いていることから、価格は値上がり傾向が続いています。 【注意事項】 11月のコーヒー生豆価格表は、値上りをしておりませんが、国際相場の値上がり、国内現物在庫が極めて少なくなっている事から、実際の国内取引は、在庫が無い為、売買が出来ない、在庫があったとしても価格は上がっています。 特に汎用品は、その影響を大きく受けています。弊社も在庫がある物に関しては、現状の価格で販売出来ますが、切れた時点で、値上がりする可能性があります。その点を考量して、購入検討をして頂ければ幸いです。 以 上
ブラジルコーヒー鑑定士 井口 周一 |
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在庫状況】 ※ブラジルNo2 S17/18 クィーンショコラの在庫が少なくなっています。在庫が無くなり次第、販売を一時中止します。次回ニュークロップの入荷は、2024年1月末を予定しております。 ※ペルー クナミア (有機JAS栽培)の在庫が少なくなっています。在庫が無くなり次第、販売を一時中止します。次回ニュークロップの入荷予定は、2024年1月末を予定しております。 ※モカ シダモG4は、今年、不作により品不足の為、価格が大幅に上がっています。現在の在庫ロットが売り切れた時点で現在の価格での販売は終了になります。次のロットからは高くなりますので、ご注意ください。 品質・価格面を考慮すると、代用として、モ カ グジ G-4+ ナチュラルをお薦めします。 ※キューバ TLの在庫が少なくなっています。次回入荷予定は立っておりません。在庫が無くなり次第、販売を中止しますので予めご了承ください。 <入荷商品> 【新商品】 ・ホンジュラスSHG ニーファランザ Qグレード 34.5kg VP(真空) 23年収穫品 マイクロロット (1.035kg限定) ・パプアニューギニア ワイルドハイランド ニュークロップ入荷 【ニュークロップ入荷】 ・コロンビア ポパヤン スプレモ Qグレード ・コロンビア ナリーニョ スプレモ |
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最後までお読み頂きありがとうございます。コーヒー流通センター高橋です。 カップに入れてお湯を注ぐだけのかんたん・お手軽のスティック商品2種類を今だけ【特別価格】で販売中!! ・抹茶カプチーノ(12g×40本) ・カフェオレ(12g×50本) 甘味料に羅漢果を使用し、コクを持たせたクセになるおいしさです!ぜひこの機会にご利用ください♪ 今後ともコーヒー流通センターをよろしくお願い致します。 |
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