ひとりごと

ほっとひと息、心がなごむひとりごと

「学ぶ」ということ

2007-01-23 22:51:22 | Weblog
深谷シネマで、実行委員会による自主上映のドキュメンタリー映画「こんばんは」(森康行監督)を観てきました!

東京都墨田区の夜間中学校が舞台になっています。戦争や貧しさのために教育を受けることが出来なかった人、中国の残留孤児の人、在日の韓国・朝鮮の人たち、また昼間の中学校で不登校になった人等々、年齢や国籍を超えてさまざまな人が集まる夜間中学。
その日常を3年間に渡って撮影したそうですが、本当に素晴らしい映画でした!

「学ぶ」ということの原点、そして「学校」という所が本来どういう場所なのかということが、どんな理屈よりも真っすぐに伝わってきて、涙してしまいました。
成績の序列をつけることもなく、その人の速度で、その人が「学びたい」と思う心を大切にした授業・・・
見城慶和先生の言葉が胸にしみました。
人は人と触れ合いながら、そして温かさ優しさをお互いに分かち合いながら、信頼し合い「生きる力」を育んでいくのだということを改めて感じさせてくれた映画でした。


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