あけましておめでとうございます！

あれこれ、たくさんの思いや、やり残してしまったことたちを大きな風呂敷に包んで背負うようにして、ドタドタと新しい年に転がり込んでしまいましたが、
きょうは一日、のんびりと静かな元日を過ごしました。

朝日新聞の「天声人語」に、賢治のことが・・・ちょっと一部ご紹介を。

『・・・賢治の童話「雪渡りの世界が目に浮かんできた。「堅雪かんこ、凍み雪しんこ」こう言い交わしながら、人間の子どもと狐の子たちが心を通わせてゆく。動物も人間も、一度だけの生を生きる者同士という思いが感じられる・・・（略）・・「下ノ畑ニ居リマス」。賢治はもう畑には居ない。しかし、生き物だけではなく、宇宙や大地の鼓動にも耳を澄ませた精神を、今こそ生かしたい・・・』

私たちが語りたい、届けたい思いと重なり合って、新しい年の幕開けにうれしい言葉でした！
足元を見失うことなく、一歩ずつゆっくりと歩み続けます。
今年も、どうぞよろしくお願いします！

写真は、休みになって帰って来た息子が、動物園で写していたものを、「わあ、欲しい！」と叫び、もらったものです。
他にもカンガルーやら、レッサーパンダやら、バクやら・・・たくさんの写真を見せてくれたのですが、きゃあきゃあ盛り上がって眺めながら、「どうも親子で同じようなことが好きなのよねえ」と不思議な気持ちに。やっぱり大人になっても、基本は変わらないんだなとつくつ゛く感じました。
「いいなあ、動物園行きたいなあ～」と騒いだ私。立場は逆転していました・・。（もう、一緒には行ってくれないよう・・・）

熊よりひとこと・・・
「えーと、イノシシでなくてすみません。昨年はあちらこちらに出没してお騒がせしました！　でも、なんとか皆さまと共に生きていきたいと思ってます。どうぞ、よろしく！」