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今年もどうぞよろしくお願いいたします!

2019年01月10日 | ためになるお話し
 あっという間に松の内もあけました。今年も、どうぞよろしくお願いいたします
松の内を過ぎると、一気にお正月気分が終わり、気持ちが引き締まりますね。・・・と一気にここまで書き進めましたが、この「松の内」について、ちょっと豆知識を

 大阪で生まれ育った私にとっての「松の内」は15日まで。そして、鏡開きは1月20日、という感覚がまだ宿っています すでに、関東暮らしを始めて30余年、松の内があけるのは7日、鏡開きは11日という慣習に則って過ごしていますが、時々「アレ?」という感覚があります。
 2018年の年末は、平成がまもなく終わるということからだったのでしょうか、いろいろと皇室関連、日本古来のしきたり等を取り上げるテレビ番組が多かったですね
 その中で、「門松は、年神様が自宅に来て下さる時の道しるべ。鏡餅は、年神様のお休みどころ」と丁寧に教えてくれました。このブログを読んでくださっているマナーズの卒業生の方々は、在室中のお正月は、日本古来の慣習、風習に則り、ある意味、必死に年末年始を過ごされたご経験がおありですので、きっとすでにご存知のことが多いでしょうね
 
 本来、松の内、年神様が家々においでになる期間は20日まで、だったのだそうです。
年神様がお帰りになってしまえば、お休みどころも必要なくなり、鏡開きをし、道しるべである門松やお飾りも燃やす・・・なるほど~です
 ところが、調べてみると、徳川三代将軍の家光公が、1月20日に亡くなられ、そのご命日に鏡開きをするのはどうか?ということとなり、鏡開きは「11日」となり、松の内は短縮されて7日になった、とのこと。
 しかし、江戸から遠く離れた関西の人々には、なかなかこの伝達が速やかには伝わらず、昔ながらの風習が続けられた、そうです。
 また、明暦の大火と呼ばれる大火事があり、江戸市中は1月18日から20日まで延々燃え続けたということで、しめ縄などの燃えやすいものは、少しでも早くに片付けることが習慣になった、という話もあります。
 チコちゃんに叱られるでも言われる通り「諸説あります」・・・ということでしょうが。

 今日は1月10日。それこそ、生まれ育った関西では、「十日戎(とおかえびす)」のお祭りの日です。関東で言うところの「酉の市」ですね。関西では、七福神のお一人「えびす様」のことを「えべっさん」と親しみを込めて呼び、商人の都「大阪」では、この「えべっさんの日」は、戎神社が賑わいます。商売繁盛を願うお祭りですのでね、みーんな超本気で、拝殿の前のお賽銭箱には、昔から一万円札もたくさん入っていましたよ お賽銭箱の中がどうして見えるの?と思われるでしょう?この日はね、初詣の明治神宮のように、あまりに参拝する人が多いので、大きな戎神社(いくつか複数あります)のご本殿の前には、お賽銭箱ならぬ、大きな「お賽銭どころ」がご本殿の前に特設されるので、お賽銭が見えるのです。
 そう言えば、時々関東のテレビでも放送される、えびす宮総本社の西宮神社での「一番福」はご覧になったことがあるのではありませんか?
 午前6時の開門と同時に神社の大門が開かれ、事前の抽選で選ばれた男性達が、大門からご本殿までの参道を一気に疾走する行事です
 その一月十日は、私のお誕生日。中小企業の創業した両親にとって、このえべっさんの日に生まれた私は「福娘」という意味でも大事だったのでしょうねえ。今日で61歳になります
 還暦だった昨年は、妙に貴重な一年に思え、粛々といろんなことを考えながら365日を過ごしましたが、暦をクルリと一周し終えたこれからの人生・・・ より一層、豊かなものとなるように、一日一日を大切に、努力を惜しまず、ニコニコ笑いながらも真剣に生きていきたいと、思いをあらたにいたしました

 たくさんの変化のある2019年。みなさまにとって、実り多い、充実した1年となりますよう、ずっとずっとまどりんぱわ~を送ります どうぞよろしくお願いいたします
 



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