今、NHKの大河ドラマで、鎌倉殿の十三人がはやり、頼朝公にスポットライトが当たっているようだ。
頼朝公の義経討伐の真の狙いは、後白河法皇に対する牽制だったと思う。
法皇が義経に官位を与えたのは、いずれ頼朝公討伐の宣旨を与えて頼朝公を討伐するつもりだったんだと思う。
ブレーンにその筋もあると読み筋を伝えられた頼朝公は、その筋を潰し、後白河法皇を牽制するために、やりたくもない義経討伐を家来に命じたのだと思う。
実際に義経が討伐されたのかどうかは知らない。
ただ、平家が打倒され、義経が討伐されてしまえば、後白河法皇側が頼みとする肝心の武力はないし、義経討伐でやることを失った家来に命じて返す刃で後白河法皇側を云々。
そうやって、後白河法皇側の機先を封じたのだと思う。
そうしてしまえば、頼朝公と彼の家来が念願とする武家政権の樹立は実にたやすい。
こんな筋を考えた頼朝公のブレーンは誰だったんだろう?
それを考えてみるのも楽しけれ。
昼のつれづれにそんなことを思ったいけもとであった。