
1959年、ドイツ。ナチスの戦争犯罪の時効まであと7年に迫り、
フリッツ・バウアー検事が中心となって、ナチ犯罪追及センターが設立された。
バウアー検事の独自の調査で、
ナチス親衛隊アドルフ・アイヒマンの逃亡先がイスラエルであるとの情報を掴み、
政府に起訴と身柄送検の要請をする。
しかし、過去の罪を消し去りたい政府や組織内に潜むスパイの妨害によって、阻止されてしまう。
自身にも監視がつくようになり、自由に動くことができなくなったバウアーは、
若き検事ヨアヒムを助手に任命。
簡単な裁判でも失敗続きで上司から見放されていた彼を気にする者はおらず、
政府やスパイたちからの恰好の隠れ蓑となったのだった。
バウアーとヨアヒムの決死の捜査で、次々と真実が明らかになっていくが、
ナチス残党の起訴まであと一歩に迫った時、
周囲に潜んでいたナチス残党のスパイが動き始めるのだった…。
ここで終わってしまうの?って感じです。
お薦め度★★★