物語は、瀬戸内海・愛媛県の小さな島に、
身元不明の死体が半年間で6体流れ着くという難事件で幕を開ける。
この事件に興味を持ち、御手洗はさっそく現地に飛ぶ。
福山で捨てられた死体が瀬戸内の複雑な海流で
この入江に流れ着いたことを突き止めた御手洗は、福山へ移動する。
すると、外国人女性の変死体や、
口と目を縫い合わされた居比夫婦が赤子を殺され滝つぼで発見されるなど、
奇妙な事件が立て続けに発生する。
一見したところ関連性のなさそうなこれらの事件は、
果たして繋がっているのだろうか? だとすれば、鍵を握る人物は誰なのか?
事態は戦国時代、そして幕末の歴史ミステリーも紐解きながら、
予想外のクライマックスへと突き進む。
和製シャーロックホームズと言うのはわかるが
余りのも鋭すぎてそれもどうかと思います。
お薦め度★★★