泣いて、笑って、癒される―
生きるヒントがギュッと詰まった"お坊さん"ワールドへようこそ!
白方光円、24歳。突然の祖父の死をきっかけに書店員の仕事を辞め、
四国八十八ヶ所霊場、第57番札所・栄福寺の住職になったばかり。
この寺で生まれ育ったけれど、
住職として足を踏み入れた“坊さんワールド"は想像以上に奥深いものだった!
初めて見る坊さん専用グッズや、個性豊かな僧侶との出会いにワクワクしたり、
檀家の人たちとの関係に悩んだり。
お葬式や結婚式で人々の人生の節目を見守るのはもちろん、
地域の“顔"としての役割もお坊さんには必要。
職業柄、人の生死に立ち合うことで
“生きるとは何か? 死ぬとは何か?"と考えたりもする。
坊さんとしての道を歩み始めたばかりの光円に何ができるのか。
何が伝えられるのか。
光円は試行錯誤を繰り返しながら、人としても成長していく……。
時間がゆっくり流れている映画にはほっとさせられる。
お薦め度★★★★