☆GREEN HEART☆

漫画と本と国府津があれば生きていけるかもしれない「ことは」のブログ。
はじめましての方は「自己紹介」をどうぞ!

梨木香歩さん『家守綺譚』を読み。

2006-10-29 | 梨木香歩
遠くの空に浮かぶ雲。つかめそうにないけれど、確かにそこに存在する。

そんなイメージ。

梨木香歩さん『家守綺譚』とは
これは、つい百年前の物語。庭・池・電燈つき二階屋と、文明の進歩とやらに棹さしかねてる「私」と、狐狸竹の花仔竜小鬼桜鬼人魚等等、四季折々の天地自然の「気」たちとの、のびやかな交歓の記録。(出版社/著者からの内容紹介より)単行本未収録、主人公「綿貫」の随筆「烏〓苺記(やぶがらしのき)」も収録。

「尊い」という言葉が好きです。
たまに尊い本や漫画に出合います。
これはその尊い本の中の一冊。

ハードを図書館で読み、文庫化にあたってまた読み直しました。
実は結構前に記事を書いてます。こちら。過去記事って恥ずかしいなぁ。。

死んだ友人高堂の父から、家の守を頼まれた綿貫
以来「物書き」一筋となった彼は、
時に、掛け軸から現れた死んだはずの高堂と話をし、
庭のサルスベリに惚れられて、その思いをそらすために本を読みきかせる。
白木蓮はタツノオトシゴを孕み、池には人魚が現れ。
子鬼や狸、河童と交わり、モノを書く。

高堂という名がとても好きでした。
P185、L11~13が家守のすべてだったと思いました。
ちょっとジーンときた。

何箇所か好きなシーンがあるのですが、
やはり高堂と綿貫の違い・・というか性格が見て取れるシーンが好きです。

 -思い込みというのは恐ろしいな。
  ーだがとりあえず思い込まねばな。(本書P152l7、8より)

また、担当の「山内」という人物がとても好きでした。
それまでどうしても子鬼や河童やらと同じで、いるのかどうか不明確な人物であると思っていた「高堂」。
しかし山内が「高堂先輩」の話をしてくれるおかげで、急に実体を伴って現れてくるような、そんな気がしました。

私は綿貫の・・というよりも本書の、
世俗から離れているようで実は離れていないような、人間臭さ?も漂うところが好きでした。
本全体を見ると全然そんなことは思わず、ひどく特別な中を生きているような気がするのです。
だって、死んだ友人が掛け軸から出てきた?子鬼?河童?人魚?しかも周りの人が全然それを不思議がらない・・?なんだそりゃ。
それを不思議がらないでいることは、とても羨ましいようで、どこか怖い。
「不思議がらないでいたい・・・でも・・怖い。どうしたら・・・」と思っていると、そこに綿貫が現れる。不思議がってもいいんじゃないか。と。
綿貫は、ふわふわ浮いた世界の中で、「いかり」の役割をしてくれてるようなそんなイメージでした。
そして綿貫の言動でふいに現実味を帯びたり、人間らしいところを感じることができるのです。それは確かにあることなんだ、と。不思議だけど確かなものだ、と。


ラジドラももう一度聴きました。これはとてもとても素敵なものでした。
綿貫の声。ざわめく木々。さまざまな生物が入り乱れて綾なす景色。

ラジドラのときも言いましたが、
むいてないのははらはらドキドキしたい方。
むいてるのは雰囲気を楽しめる方。かと。
相性が悪いと、「だから!なに!」とか言われそうです(笑)

多くは語らないつもりが、恐ろしく長い文に。
龍田姫の話を聞いていたら、「木花咲耶姫」のあの梨木さんの本が読みたくなりました。(姫・・ってだけ・・しかもタイトル違う・・)

禾れ此臥で稀ま此た。

2006-10-29 | ■日常
りなっこさんのところでご紹介がありましたバトン「彼氏(or彼女)ができました」(ん?バトン名ではない・・?まっいいか!)
見てしまったのです・・!めずらしく素直な私。

★ルール
見たらやる。
タイトルを「彼氏or彼女ができました」に設定する。
地雷バトンです。
▼見たらスグやるバトン ←コレ重要!   
※見た人は、必ずやること。今すぐやること。

ことは「タイトルは・・まぁ変換ミスって事で(汗)無理無理無理。
恥ずかしくて書けませんー。一文字ずつ変換して一番好きな感じを当てはめましたー」

●好きなタイプを外見で答えよう!
☆ 顔 :可愛くないほうがよいのでは。
☆体型:むむ・・マッチョはいやだ。   
☆身長:158センチなので、相手もそのくらいか・・低くても高くてもいい
☆服装:全身真っ白とかストリート系?のは正直好きではない。
☆性格:温厚・・とまでいかなくても、「音」で怒らない人がいい。絶対。
☆髪型:ボウズが好き・・・しかし長髪以外ならよいです。(偉そう) 

●年上が好き?
年上が大好きです。むしろ年上しかみてませんくらいの勢いで。
偶然なのか必然なのか、年上って知らなくても、「いいなぁ」と思う人はすべて年上。

●財布はどんなのを使ってますか??
思い出せないくらいどうでもいいのを使ってます。
長さいふが本当はかっこいい!って思うけど、
ポシェット一つで出かけたい派なので、どうしても小さいのを選んでしまう・・。

●携帯電話はどんなのを使ってますか??
変えたばっかり!どこもの・・・あれ?
ピンクの・・・。ちょっとキラキラした・・・。

●携帯ストラップは??
なし。交換してからなかなかいいのが見つからないため。
前の携帯は、寒川神社の干支のストラップ?と真っ赤な金魚。

●手帳って持ってますか?
たくさん。
ほぼ日らぶ。

●バッグはどんなのを使ってますか?
日によって・・・
ピンクっぽいのが多いです。か、白。

●[バッグ]の主な中身は??
プリント、ポーチ、財布、キーケース、本、メモ帳2,3冊。
昨日読み終わってしまって今日朝出かける前、本を選ぶのに、20分もかかってしまった・・・遅刻する~なんで前日に選んでおかなかったんだー。
どうしてもちょうどいいのがなくて、時計館の殺人を持ってった。
重いからやだったんだけど・・。しかもどうせ電車往復1時間も乗らないのに・。

●今はいてるパンツの色は?
せーくーはーらー

●星に何を願う?  
なんで星に願うんだろう。
流れ星もあるけど、星見ても全然お願い事をする気になれない・・!
(可愛げというものが欠如している、ことはさん・・)

●もしクレヨンに生まれ変わったら、何色がいい?
黒と紫はイヤだ。
黒と紫って食べたら死ぬって聞いたので・・

●好きなスポーツは?
野球、バレー。サッカーはまったく興味なし。
カバディ?が気になる。
麻生さんの「ことのは」のはしらで「カバディカバディ」言ってたのが気になって
あとジャンクスポーツとか、スポーツ選手のバラエティ?番組がとても好き。

●好きな日
火曜日。 なんか好き。
かっこよく「木曜日」と答えたいものだ。

●最後に観た映画は?
え・・・・いがは・・ちょっと・・・。
あっ!テレビでやってたので、コウショウニンマシタうんたらを途中まで見た。
西園寺くん(違)がでてたのがうれしかった。

●怒ってる時にどうする?
どっどうするって・・?発散方法かしら・・?
だいたい常に怒ってる。沸点低いので。

●夏か冬どっち? 。
夏が好きだったけど、一人暮らし初めて大嫌いになった。ので冬。
カレーを半日常温で置いたら、腐るとは・・・オソロシや・・。
カレーの「何が起こっても何を入れても誰が作っても大丈夫なイメージ」が崩れた・・。

●最近泣いたのはいつ?なぜ?
昨日、NGライフで(え)最近なんでも泣ける。

●ベットの下に何がある?
変な板。
畳の上に、なんか偽もののフローリング・・・?みたいなシート・・?がある。

●昨夜何した?
弟に説教。
そして共同生活の約束を勝手に追加。
「古本触った手or外から帰って手を洗わずに、パソコン触るべからず。」
きーーー!

●好きな車は?
全然わからん・・マーチ?が可愛いと思う。
ころっとしてて、かわいい。でも乗用車は乗れない。怖い。
そもそも車に乗るのが怖い・・・

●好きな花は?  
黄色のチューリップ、木蓮、カスミソウ。
大学一年になり華道部入ったのが原因で、
「好きな花」から「ガーベラ」が姿を消した・・

●彼氏or彼女に言われてみたい一言。

「ことはさんといると、落ち着くなぁ」

同性の友人からだって言われないんだから、まず無理だ。
彼氏じゃなくてもいいから、一度でいいから言われてみたいものだ。

彼氏彼女といえば。

先日弟とバイト先へ行ったとき(同じとこで働いてます)、
「女の人にプレゼントって難しいね~お菓子とかの方が無難かな~」
とポソッというのです。
「しまったーー彼女ができてしまったかーー」と思いつつも、平静を装い、
「お菓子か~お菓子ね~お姉ちゃんならモノがいいね~」とか何とか言いつつ、「くっそーどこのどいつだ!うちにつれて来い!」
などと小姑っぷりをこっそり発揮していると、
「でも30は過ぎてると思うんだよね、変なものあげられないし・・」
ええ?!10歳以上も年上?!
(自分は40くらいがいいとか言いながら他人が言うと驚く。)
お姉ちゃんとしてどう対応していいのか・・とか思ってると。
「でももしかして、その人じゃないかも・・全然知らない人の誕生日だったら困るな~」
はい?意味がよく・・・
「知らない人にあげるの?」
「いや、だって○○○の人の誕生日のお祝いの食事についでにつれてってくれるって言われただけで、誰かは聞いてないんだもん。」

あっなんだ。というあれです。
家を借りてる親戚の、職場の人の誕生会に、いつもひもじい思いをしてるであろう、一人(二人)暮らしの弟を、招待してくれた、と。
だとしたら、何か持っていかなくてはなるまいか、と。

そうならそうと早く言えー無駄に冷や汗かいた・・
ていうか小姑になるの決定か・・・