Jリーグが11月20日に理事会を開き、
外国籍選手枠の変更とホームグロウン制度の導入について承認しました。
外国籍選手については、
来季からJ1、J2、J3すべてのカテゴリーにおいて、外国人選手の登録の制限を設けない。
ベンチ入りについてはJ1が5人、J2とJ3が4人。
また、試合に出場できるのもJ1は5人、J2とJ3は4人を上限となりました。
なお、Jリーグ提携国として定める国の国籍を有する選手は人数に含まれません。
11月20日時点ではタイ、ベトナム、ミャンマー、カンボジア、シンガポール、インドネシア、マレーシア、カタール、
ちなみに、2018年シーズンの外国籍選手枠は、J1、J2、J3とも試合にエントリーできるのは1チーム3人以内。
ただし、アジアサッカー連盟加盟国の国籍を持つ選手は1人追加できます。
また、チームに登録できる外国籍選手は5人以内で、Jリーグ提携国の規定は前述と同じでした。
並行して育成年代で、そのクラブに登録していた選手=「ホームグロウン選手」を一定数登録しなければならないという
「ホームグロウン制度」を導入することも決まりました。
「ホームグロウン選手」の定義は以下の通りです。
・ 12歳から21歳の間、3シーズンまたは36カ月以上、自クラブで登録していた選手。
(満12歳の誕生日を含むシーズンから満21歳の誕生日を含むシーズンまでが対象)
・ 期間は連続していなくてよい。
・ 21歳以下の期限付き移籍選手の育成機関は「移籍元クラブ」でカウントする。
・ 選手を国籍、プロかアマか、年齢では区別しない。
・ JFA、Jリーグ特別指定選手はホームグロウン選手とは見なさない。
登録しなければならないホームグロウン選手の数は、来季から段階的に増やしていくということです。
各シーズンで各カテゴリーのクラブは以下の人数以上のホームグロウン選手をトップチームに登録しなければなりません。
2019年・・・J1 2人、 J2 0人、 J3 0人
2020年・・・J1 2人、 J2 0人、 J3 0人
2021年・・・J1 3人、 J2 0人、 J3 0人
2022年・・・J1 4人、 J2 1人、 J3 1人
ホームグロウン選手が規定数に満たない場合は、足りなかった人数分だけ、翌シーズンのプロA契約25人枠が減らされます。
AFCチャンピオンズリーグ出場クラブの場合はプロA契約27人枠が減らされるということでした。
この2つはシーズンが始まってみなければピンときませんが、
来季以降の楽しみにも不安要素にもなりそうです。
ただ、僕個人の願望としては、プレミアリーグの強豪チームのようにスタメン全員が外国人選手というようなことには
なって欲しくないかなと思ってしまいます。