5月30日はメットライフドームで交流戦初戦の広島東洋カープ戦でした。
見事に零封負けを喰らってしまいました!
では、その試合結果を確認します。
2017年5月30日(火) メットライフドーム(18時試合開始) 広島東洋カープ戦 1回戦(0勝1敗0分) 観客数:22737人 試合時間:2時間49分 | |||||||||||||||||
TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | R | H | E | ||
Carp | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 | 5 | 9 | 0 | |||||
Lions | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 1 | |||||
球審:土山剛弘 / 塁審(一):西本欣司 / 塁審(二):原信一朗 / 塁審(三):中村稔 | |||||||||||||||||
勝利投手 | 薮田(C)4勝1敗0S | ||||||||||||||||
セーブ | |||||||||||||||||
敗戦投手 | 野上(L)4勝5敗0S | ||||||||||||||||
本塁打 | C | ||||||||||||||||
L | |||||||||||||||||
盗 塁 | C | 鈴木1個 | |||||||||||||||
L | |||||||||||||||||
バッテリー | C | 薮田、中崎、ジャクソン、今村 - 會澤 | |||||||||||||||
L | 野上、武隈、田村 - 炭谷 | ||||||||||||||||
スターティングメンバー | |||||||||||||||||
L i o n s | C a r p | ||||||||||||||||
打順 | Pos | 選 手 名 | 打順 | Pos | 選 手 名 | ||||||||||||
1 | 中 | 秋山 翔吾 | 1 | 遊 | 田中 広輔 | ||||||||||||
2 | 遊 | 源田 壮亮 | 2 | 二 | 菊池 涼介 | ||||||||||||
3 | 二 | 浅村 栄斗 | 3 | 中 | 丸 佳浩 | ||||||||||||
4 | 三 | 中村 剛也 | 4 | 右 | 鈴木 誠也 | ||||||||||||
5 | 指 | 栗山 巧 | 5 | 三 | 安部 友裕 | ||||||||||||
6 | 一 | メヒア | 6 | 一 | エルドレッド | ||||||||||||
7 | 右 | 木村 文紀 | 7 | 左 | 松山 竜平 | ||||||||||||
8 | 左 | 外崎 修汰 | 8 | 捕 | 會澤 翼 | ||||||||||||
9 | 捕 | 炭谷 銀仁朗 | 9 | 指 | 西川 龍馬 | ||||||||||||
投 | 野上 亮磨 | 投 | 薮田 和樹 | ||||||||||||||
埼 玉 西 武 ラ イ オ ン ズ 打 者 出 場 成 績 | |||||||||||||
打順 | Pos | 選 手 名 | 打率 | 打数 | 得点 | 安打 | 打点 | 三振 | 四死 | 犠打 | 盗塁 | 失策 | 本塁打 |
1 | (中) | 秋山 翔吾 | .331 | 3 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2 | (遊) | 源田 壮亮 | .298 | 4 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 |
3 | (二) | 浅村 栄斗 | .337 | 3 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 |
4 | (三) | 中村 剛也 | .242 | 4 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
5 | (指) | 栗山 巧 | .252 | 3 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
打指 | 金子 侑司 | .000 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
6 | (一) | メヒア | .275 | 3 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 |
7 | (右) | 木村 文紀 | .206 | 4 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
8 | (左) | 外崎 修汰 | .198 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
9 | (捕) | 炭谷 銀仁朗 | .206 | 3 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
合 計 | .259 | 32 | 0 | 5 | 0 | 7 | 3 | 0 | 0 | 1 | 0 |
埼 玉 西 武 ラ イ オ ン ズ 打 者 出 場 成 績 | ||||||||||||||
順 | Pos | 選手名 | 1回 | 2回 | 3回 | 4回 | 5回 | 6回 | 7回 | 8回 | 9回 | 10回 | 11回 | 12回 |
1 | (中) | 秋山 | ニゴロ | 空三振 | 死 球 | 三ゴロ | ||||||||
2 | (遊) | 源田 | ニゴロ | 見三振 | 遊ゴロ | 空三振 | ||||||||
3 | (二) | 浅村 | 四 球 | 左 2 | 三ゴロ | 遊ゴロ | ||||||||
4 | (三) | 中村 | 左 安 | 右 飛 | 中 飛 | 空三振 | ||||||||
5 | (指) | 栗山 | 空三振 | ニゴロ | 右 安 | |||||||||
打指 | 金子侑 | 中 飛 | ||||||||||||
6 | (一) | メヒア | 右 安 | 三ゴロ | 左 2 | 四 球 | ||||||||
7 | (右) | 木村文 | 三ゴロ | 遊ゴロ | 右 飛 | 空三振 | ||||||||
8 | (左) | 外崎 | 右 飛 | 捕邪飛 | ニゴロ | 中 飛 | ||||||||
9 | (捕) | 炭谷 | ニゴロ | 見三振 | 右 飛 | |||||||||
■=安打、赤字=打点 |
埼 玉 西 武 ラ イ オ ン ズ 投 手 登 板 成 績 | ||||||||||||
勝 敗 セーブ | 投 手 名 | 防御率 | 投球回数 | 打者数 | 投球数 | 被安打 | 被本塁打 | 奪三振 | 与四死球 | 失点 | 自責点 | |
敗 | 野上 亮磨 | 2.80 | 7.2/3 | 29 | 90 | 5 | 0 | 4 | 2 | 2 | 2 | |
武隈 祥太 | 2.14 | 1 | 9 | 40 | 4 | 0 | 1 | 2 | 3 | 2 | ||
田村 伊知郎 | 3.24 | 0.1/3 | 1 | 5 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
という結果でした。
野上投手は良く投げてくれました。
8回表に二死2塁から1点を防ぐ為に田中選手を敬遠して勝負を選んだ菊池選手に
タイムリーを打たれたのが痛恨でした。
あの場面で打たれてしまったので敬遠の意味が全く無くなってしまいました。
武隈投手は5月21日以来の登板だったにも関わらず2イニング目を投げさせたベンチの采配が・・・。
武隈投手が中8日での登板ということが考えられませんし、
1点勝負の状況で続投させたのも明らかに失敗でした。
当然、シュリッター投手が出てくるものだと思っていたのですが・・・。
あとは、この試合だけでなく、ここまでの全体的に土肥コーチがマウンドへ行くのが遅いです!
土肥コーチの就任以来ずっとその点は不満です。
試合結果については、点差ほどの差は無いと思える試合でした。
が、点差以上の実力差がカープとはあることが確認できてしまいました。
毎年交流戦の頃になると書いてますが、
僕は広島東洋カープとの対戦が一番楽しみです。
両チーム共に目指しているところが近いというか、
僕的には同じタイプのチームなので、現状を比較できるのが面白いです。
近年は大分離されましたが、今シーズンは近づけたと思ってました。
実際、投手力や守備力ではそんなに負けてないと思いますし、
特に外野守備に関しては外崎選手を除けば勝っていると思っています。
そして、全体的にもそんなに差は無いと思いました。
ただ、攻撃面の全ての面では少しずつですが確実に劣っていました。
各選手の能力的にはそんなに負けてないと思いますが、
意識の持ち方と言うか、考え方と言うか、勝ち方と言う点ではかなりの差がありました。
特に下位打線が。
ライオンズの下位打線の打率が低いのは今に始まったことではないので置いておきますが、
勝っている時、負けている時、ランナーがいない時、ランナーが1塁にいる時、
スコアリングポジションにランナーがいる時、
の各状況でずっと同じバッティングをしているのがライオンズでした。
カープはその場面に応じたバッティングを心掛けていました。
それが一番出ていたのが、
カープはこの試合で送りバントを3つ決めました。
送りバントで進めた走者は全てホームに還ってきました。
全てが得点に繋がったのはたまたまでしょうが、
上位から下位打線までがしっかりと意思統一が出来ていたように感じました。
残念ながらチーム力の差をメチャクチャ感じました。
例えば、
2回裏に先頭のメヒア選手がライト前ヒットで出塁し、無死1塁からの後の攻撃が、
木村文選手がサードゴロ、
外崎選手がライトフライ、
炭谷捕手がセカンドゴロ。
5回裏は先頭の外崎選手がキャッチャーファウルフライ、
炭谷捕手が3球目をセーフティバントの構えで揺さぶるも見逃し三振、
秋山選手が死球で出塁するも、
源田選手が初球ショートゴロ。
6回裏は二死から栗山選手がライト前ヒット、
メヒア選手がレフト左へのツーベースヒットでチャンスを広げ二死3・2塁から
木村文選手が初球をライトフライ。
木村文選手が .206、外崎選手が .198、炭谷捕手が .206、
この低打率の打者が振り回したところで失礼ながらたかが知れてます。
この試合のカープの下位打線は、
松山選手が .278、會澤捕手が .286、西川選手が .333、
まさに格が違います。
この試合で金子侑選手がようやく復帰しました。
恐らく次の試合からはスタメン出場するんではないでしょうか。
このカープとの初戦で何も刺激を受けなかったのなら、
ここ数年で定位置になってしまっているBクラスに落ちると思います。
上位打線は源田選手以外の成績はある程度予想出来ます。
中村選手が3割打ったり、栗山選手が10本塁打なんてことはまずあり得ません!
如何に下位打線が繋いで上位打線にチャンスを作るかが大切です。
そのええ見本が目の前にあったんですから、
生ぬるい考えは止めて意識改革して下さい。
昨シーズンの交流戦の頃にはほぼ互角だったカープにこれだけの差を付けられているんです!
CSに出続けることで得られる経験も大きいはずです。
カープとの残り2試合でやるべきことをして下さい!
でないと先発が足りないから大量点で負けたという試合以上に悔し過ぎます。
よろしくお願いします。
辻監督のコメントを。
辻監督コメント
野上は頑張ったよね。
良かったですけどね。
本当に一球というか、やっぱり一球が怖い。
競っていたのに・・・。
ストライクを取ったあとの2球目を打たれてる。
特にカープ打線を考えると。
これだけ積極的に打ってくるチームに対してはね。
結局打たれたらダメだからね。
何でワンバウンドを投げないのかなとこちらとしては思ったが、
それだけのピッチングをこれまでやってきたから、そこまで彼を責められない。
明日もあるので、カープ打線は打ってくる、勢いがあり怖いチームであることを生かさなければいけない。
(カープ先発の)薮田は的が絞れなかった。
良いのか悪いのかわからなかった。
チャンスで一本出てたら変わったかもしれない。
中村もヒットが出たし、メヒアも2本打ったしそんなに悪い感じではない。
調子の悪い選手がこういう形で良くなってくれれば。
ということでした。
最後に次戦の予定と予告先発を確認します。
5月31日(水) vs 広島東洋カープ 2回戦 メットライフドーム 18試合開始 | ||||||||||||
埼玉西武ライオンズ | 広島東洋カープ | |||||||||||
対 C 0 勝 1 敗 0 分 | 対 L 1 勝 0 敗 0 分 | |||||||||||
予告先発 | 59 | ガ ル セ ス | 左投 | 予告先発 | 14 | 大 瀬 良 大 地 | 右投 | |||||
防御率 | 登板数 | 勝 利 | 敗 戦 | セーブ | 防御率 | 登板数 | 勝 利 | 敗 戦 | セーブ | |||
今季成績 | 3.00 | 8 | 1 | 0 | 0 | 今季成績 | 3.22 | 8 | 2 | 0 | 0 | |
vs C 成績 | - | - | - | - | - | vs L 成績 | - | - | - | - | - |
と、発表されております。
ガルセス投手が初先発です。
両先発投手から考えても、ある程度の打ち合いが予想されます。
いかに効率良く得点するか?
ランナーをためて一発を打てるか?
つまらないエラーや打ち損じを減らすことが出来るか?
だと思います。
最低でも1つは勝ちましょう!