12月24日に鹿島アントラーズが元日本代表GKの曽ヶ端準選手の現役引退を発表しました。
2007年からJ1で3連覇を含むJ1優勝7回、リーグカップ優勝5回、天皇杯優勝4回など
数多くのタイトル獲得に貢献し、J1通算533試合出場は歴代5位!
個人でも、2001年にJリーグヤマザキナビスコカップ ニューヒーロー賞を獲得、
2002年にはJリーグベストイレブンにも選出されました。
2007年から2014年にかけては歴代1位となる同一クラブでの244試合連続フル出場を果たし、
GKとして169試合無失点もJリーグ記録です。
日本代表としても4試合の出場を記録し、2002年ワールドカップには代表にも選出されています。
下部組織出身の曽ヶ端選手は1998年から鹿島アントラーズ一筋で23年間プレー!
小笠原満男氏、中田浩二氏、本山雅志氏らと黄金世代の一員として鹿島に一時代を築きました。
曽ヶ端選手のプロフィールと記録を確認しておきたいと思います。
曽 ヶ 端 準 ( そ が は た ひ と し ) |
生年月日 | 出 身 | 身 長 | 体 重 | ポジション |
1979年8月2日 | 茨 城 県 | 187cm | 80kg | G K |
経 歴 |
波野サッカー少年団 - 鹿島中学校 - 鹿島アントラーズユース - 鹿島アントラーズ(1998) |
公 式 戦 成 績 | J1リーグ通算
リーグカップ通算
天皇杯通算
AFCチャンピオンズリーグ通算
FIFAクラブワールカップ通算
FUJI ZEROX SUPER CUP通算
Jリーグチャンピオンシップ通算
アジアクラブ選手権通算
ルヴァンカップ/スダメリカーナ通算 | 533試合 0得点
83試合 0得点
66試合 0得点
41試合 0得点
5試合 0得点
5試合 0得点
5試合 0得点
5試合 0得点
3試合 0得点
|
獲得タイトル | Jリーグ優勝 7回
(1998、2000、2001、2007、2008、2009、2016)
リーグカップ優勝 5回
(2000、2002、2011、2012、2015)
天皇杯優勝 4回
(2000、2007、2010、2016)
AFCチャンピオンズリーグ優勝 1回
(2018)
FUJI XEROX SUPER CUP通算優勝 5回
(1998、1999、2009、2010、2017)
ルヴァンカップ/スダメリカーナ優勝 2回
(2012、2013)
A3マツダチャンピオンズカップ 1回
(2003) |
個人タイトル | 2001年 Jリーグヤマザキナビスコカップ ニューヒーロ賞
2002年 Jリーグベストイレブン
2003年 フェアプレー個人賞 |
代 表 歴 | 日本代表 4試合 0得点
・ 日本代表(2002 FIFAワールドカップ)
・ U-23日本代表(2004 アテネオリンピック) ※ オーバーエイジ枠 |
となっておりました。
実力からすれば日本代表での出場には恵まれていませんでしたが、
日本人屈指のGKでした。
ひとまずはお疲れさまでした。
ただ、その豊富な経験を生かして日本を代表するGKを育てて欲しいと思ってしまいます。
最後に、曽ヶ端選手のコメントを紹介して終わります。
「今シーズン限りで、現役生活を終えることを決めました。
僕は鹿嶋で生まれ育ち、このまちに鹿島アントラーズが誕生し、始まりは1人のサポーターでした。
それがユースに入り、プロになり、1つのクラブでここまで長くプレーできるとは想像もしていませんでした。
鹿島アントラーズで獲得した数多くのタイトル、ともに戦った監督、選手、スタッフ、フロント、パートナー、
自分と関わってくれた指導者、いつも支えてくれた両親、兄、妻、子どもたち、
そしてファン・サポーターの方々、すべてが財産です。
このクラブで勝利のためにプレーし、引退できることを、心かわ嬉しく思います。
23年間、ありがとうございました!」