11月5日(月)に浅村選手が、国内フリーエージェント権の行使を表明しました。
11月7日(水)に記者会見を行いました。
その模様を確認しておきたいと思います。
入団2年目に一軍初出場を果たすと2013年に最多打点とゴールデングラブ賞、ベストナインを獲得。
2016年にもベストナインを獲得すると2017年からはキャプテンに就任。
そして、今季は打率.310、175安打(リーグ2位)、32本塁打(リーグ3位)、127打点(リーグ1位)
の好成績を収めパ・リーグ制覇を果たしたチームをけん引しました。
2年間キャプテンを務めるなど、ここまで9年間ライオンズのために戦って取得した権利を行使する決断をいたしました。
11月5日(月)にFA申請について浅村選手から渡辺久信シニアディレクターと共に話を受けた飯田光男常務取締役は
「球団としてぜひ残ってほしい。どうしても必要な戦力。」
と浅村選手に伝えました。
11月14日(水)に「 FA宣言選手 」と公示され、翌日から他球団との交渉が解禁されます。
浅村選手は会見で、
「行使しましたが出ていくからといって行使したわけではありません。とにかく他球団の評価を聞きたいという率直な思いで行使しました。
(他球団の)評価を聞いたうえでライオンズを最優先に考えてゆっくりしっかりと考えていきたいなと思います。」
とライオンズへの残留を最優先に考え交渉を行っていくと語りました。
【 浅村選手 一問一答 】 |
Q. FA行使に至った心境を教えてください。 A. 「ライオンズで育ててもらってこの権利を獲得できたのは事実なので、今は感謝の気持ちでいっぱいです。 行使しましたが出ていくからといって行使したわけではありません。 とにかく他球団の評価を聞きたいという率直な思いで行使しました。」 Q. いつ頃から考えていたのでしょうか? A. 「今年は優勝、日本一を目指して頑張ってきたので、シーズン中は全く考えていませんでしたし、 クライマックスが終わってから徐々に考え始めて数日前に決断しました。」 Q. 誰かに相談しましたか? A. 「自分の野球人生、しっかり個人として考えないといけないと思ってあんまり相談はしていないです。 しっかり自分で決断して決めたいなと思います。」 Q. 10年間ライオンズに在籍し2年間キャプテンも務められましたが、そういったところでの入団してからの心境の変化はありましたでしょうか? A. 「ドラフトでプロの世界にいれてもらったのはライオンズですし、今の自分がいるのはライオンズのおかけであると思っています。 そこを最優先で考えて色々決めたい。 一昨年からキャプテンもやらせてもらっているのもあり、今はライオンズを最優先で考えたいという気持ちが強いです。」 Q. 球団との話し合いはどういった内容でしょうか? A. 「本当にチームに必要だとすごく言っていただきましたし、本当に感謝しかないです。」 Q. 他球団の評価としてはどういったことを聞いてみたいですか?希望はありますか? A. 「希望はないです。 ただ、こういう機会も野球人生何回もあるわけではないですし、 どの球団が評価してくれているかというのは自分自身では現時点でわかりませんが、いち野球人として、 ほかの球団が自分をどのように評価してもらっているのかしっかり聞きたいです。」 Q. どういった球団の評価が聞きたいなどご自身の中ではありますでしょうか? A. 「特に聞きたい球団というのは全くないです。 ニュースなどで最近よく見ていますが、実際話してるわけでもないので正直不安もありますけど、 自分に興味を示してくれている球団がひとつでも多くあれば、その球団とは話していきたいなと思います。」 Q. FA行使の思いを改めて教えてください。 A. 「ずっと悩んでいましたし、ライオンズには本当にお世話になりましたけど、出て行くからといって自分は行使したつもりは全くないです。 とにかく野球の世界で野球をしている以上は他球団の評価を聞いてみたいという気持ちがまず一番思っていたところです。 そこだけです。」 Q. 今後のスケジュールは? A. 「評価を聞いたうえでライオンズを最優先に考えてゆっくりしっかりと考えていきたいなと思います。」 |
ということでした。
心の底から残留して欲しいとは思っていますが、
9年間コンスタントに活躍してパ・リーグの優勝経験が1度だけの浅村選手が
日本一になりたいという理由で移籍したいというのなら気持ちは分かります。
どう考えても、ニュースでもあるようにホークスに欠けている最後のピースにぴったりはまります。
浅村選手がホークスに入れば打線は無敵状態でしょう。
他にも、バファローズやイーグルスといった名前も出ていますが、
FA宣言した以上は浅村選手自身にとって後悔の無い納得のいく決断を下して欲しいと思います。