8月30日(火)に行われた対福岡ソフトバンクホークス18回戦は、
岸投手が踏ん張れず痛い敗戦に。
という結果でした。
ホークスのきっちりとした隙の無い野球にやられました。
好投手を攻略するためには常にスコアリングポジションにランナーを進めて、
投手にプレッシャーを与えて行くという、昔のライオンズの野球をやられました。
先発の岸投手は6回2/3を被安打10、被本塁打1、与四球3、失点6、自責点6、
と、先制して直後に逆転され、同点に追い付いた直後に再逆転されと
エース岸投手としては不甲斐ない投球内容でした。
ただ、序盤から不安定だっただけに、勝ち投手の権利を考えたんでしょうが、
球数を考えても7回を投げさせたのは引っ張り過ぎで気の毒でした。
大石投手は逆転を許した直後の松田選手をよく抑えてくれました。
豊田投手はワイルドピッチでランナーを許すもピッチャーゴロを軽快に捌いて、
ピンチを広げることなく小石投手に繋いでくれました。
小石投手は中村選手をきっちり三振に仕留めてくれました。
佐野投手は9回表を三者凡退に抑えて、僅かながらも9回裏の攻撃に希望を持たせてくれました。
今日は3回表の守備でした。
もっと言えば3回表の細川選手でした。
3回表)岸投手
先頭の細川選手にレフト前ヒットを打たれて無死1塁。
続く中村選手に初球できっちりと送りバントを決められ一死2塁。
続く本多選手にレフト前ヒットを打たれて一死3・1塁。
続く柳田選手にはフルカウントから四球を選ばれ一死満塁。
続く内川選手を空振り三振に抑えて二死満塁。
続く長谷川選手にフルカウントから四球を選ばれて押し出しで1対1の同点に、なお二死満塁。
ここで土肥コーチがマウンドへ。
続く松田選手にライト前へ勝ち越しとなる2点タイムリーヒットを打たれて1対3に、なお二死3・1塁。
続く江川選手をフルカウントから空振り三振に抑えてチェンジに。
この回の先頭は細川選手。
当然ワンアウトからと計算出来る打者だっただけに、
ヒットで出塁を許したのが悔やまれます。
舐めてかかったわけでは無いんでしょうが、もう少し警戒が必要だったと思いますし、
細川選手に打たれたことが悔やまれました。
3回表が終わった時点で岸投手の投球が丁度80球になりました。
3回表だけで41球も投げていました。
今日の岸投手は微妙なコースをストライクと言ってもらえなかったというのもありますが、
コントロールがいつもに比べて悪かったと思います。
なのに、炭谷捕手はいつも通りのリードをしていたように思います。
そのために、追い込んでから無駄なボール球を使って四球とか、
フルカウントまで粘られてから凡退とか、無駄球が多かったように思いました。
こんな時はもっと3球勝負を増やした方が良かったんではないでしょうか?
岸投手のコントロールと共に、炭谷捕手のリードも冴えが無かったと思いました。
岸投手を引っ張るなら早い回で炭谷捕手を交代させるのも手だったんではないでしょうか?
それにしても、今日の岸投手の出来で7回を投げさせたのはミスだと思いました。
ブルペンに高橋光投手を入れたんなら7回から登板させてもよかったんでは?
でないと何のためにリリーフに回したのか分かりません!
来季の先発の為にリリーフで経験を積ますためには持ってこいの場面だったと思うんですが?
では、試合後の田邊監督のコメントを。
「(先発・岸について)
今日は岸らしくなかった。
先制した後の回の先頭打者に四球を与えてしまったところが特に。
点をとった次の回は、いつもギアがあがるんだけど、今日はそれが見られなかった。
ランナーを出して少し窮屈な投球をしてしまっていた。
(岸の球数について)
体力的には問題ないと思っていたから、岸がいけるところまでと考えていた。
(同点に追いついたことについて)
なんとか点をとれないなかで同点には追いついたけど、予想外に岸の失点が多かった。
(久しぶりにカード頭を落としたことについて)
痛いね。
明日は多和田。
なんとか接戦にもちこんで勝負したい。」
最後に次戦の予定と予告先発を確認します。
と、発表されております。
大事な大事な大事な初戦を岸投手で落としてしまいました。
これで同一カード3連敗の可能性が高くなったように思います。
ここまで3連勝を続けている多和田投手ですが、
僕的にはまだ先発投手のレベルではないと思っています。
今日のホークス打線をみる限り、四球からの自滅が・・・。
とにかく、このホークス3連戦で1つは勝って下さい。
優勝が懸かっているチームと漠然としか目標が無いチームでは
選手の意識も違うと思いますし、今日の敗戦はチーム力の差が
随所に表れていただけに、3連敗だけが心配です。
打線も含めて勝つために、目先の1勝のために最善を尽くして下さい。
疲れている中村選手を1試合休ませて、秋山選手は1番に、金子侑選手は9番に、
渡辺選手や山川選手、上本選手の出番をもっと増やすべきです!
もうそろそろ秋山選手は1番が、金子侑選手は下位打線がベストだと気付いて下さい。
岸投手が踏ん張れず痛い敗戦に。
2016/08/30 vs 福岡ソフトバンクホークス 18回戦 対戦成績:6勝11敗1分 18時試合開始 試合時間:3時間38分 西武プリンスドーム 観衆:18,832人 | |||||||||||||||
TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 計 | H | E |
Hawks | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 6 | 10 | 0 | |||
Lions | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 3 | 8 | 0 | |||
勝利投手 | 武田(H)12勝6敗0S | ||||||||||||||
セーブ | サファテ(H)0勝6敗38S | ||||||||||||||
敗戦投手 | 岸(L)7勝7敗0S | ||||||||||||||
本塁打 | H | 長谷川8号(7回2ラン) | |||||||||||||
L | |||||||||||||||
盗 塁 | H | ||||||||||||||
L | |||||||||||||||
バッテリー | H | 武田、森、サファテ - 細川 | |||||||||||||
L | 岸、大石、豊田、小石、佐野 - 炭谷、岡田 |
埼玉西武ライオンズ 打者出場成績 | |||||||||||||
順 | Pos | 選 手 名 | 打 率 | 打 数 | 得 点 | 安 打 | 打 点 | 三 振 | 四 死 | 犠 打 | 盗 塁 | 失 策 | 本 塁 打 |
1 | (右) | 金子 侑司 | .275 | 4 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2 | (中) | 秋山 翔吾 | .307 | 4 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
3 | (二) | 浅村 栄斗 | .303 | 4 | 1 | 1 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
4 | (一) | メヒア | .258 | 4 | 1 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
5 | (三) | 中村 剛也 | .249 | 4 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
6 | (指) | 森 友哉 | .287 | 4 | 0 | 1 | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
7 | (左) | 栗山 巧 | .287 | 3 | 0 | 2 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 |
8 | (遊) | 呉 念庭 | .228 | 4 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
9 | (捕) | 炭谷 銀仁朗 | .216 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
打 | 渡辺 直人 | .321 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
捕 | 岡田 雅利 | .231 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
打 | 上本 達之 | .300 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
合 計 | .266 | 35 | 3 | 8 | 3 | 10 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 |
埼玉西武ライオンズ 投手登板成績 | ||||||||||||
勝 敗 セーブ | 投 手 名 | 防御率 | 投球回数 | 打者数 | 投球数 | 被安打 | 被本塁打 | 奪三振 | 与四死球 | 失点 | 自責点 | |
敗 | 岸 孝之 | 2.79 | 6.2/3 | 32 | 134 | 10 | 1 | 5 | 3 | 6 | 6 | |
大石 達也 | 1.50 | 0.1/3 | 1 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||
豊田 拓矢 | 0.00 | 0.2/3 | 3 | 13 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | ||
小石 博孝 | 3.03 | 0.1/3 | 1 | 7 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | ||
佐野 泰雄 | 2.08 | 1 | 3 | 16 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
という結果でした。
ホークスのきっちりとした隙の無い野球にやられました。
好投手を攻略するためには常にスコアリングポジションにランナーを進めて、
投手にプレッシャーを与えて行くという、昔のライオンズの野球をやられました。
先発の岸投手は6回2/3を被安打10、被本塁打1、与四球3、失点6、自責点6、
と、先制して直後に逆転され、同点に追い付いた直後に再逆転されと
エース岸投手としては不甲斐ない投球内容でした。
ただ、序盤から不安定だっただけに、勝ち投手の権利を考えたんでしょうが、
球数を考えても7回を投げさせたのは引っ張り過ぎで気の毒でした。
大石投手は逆転を許した直後の松田選手をよく抑えてくれました。
豊田投手はワイルドピッチでランナーを許すもピッチャーゴロを軽快に捌いて、
ピンチを広げることなく小石投手に繋いでくれました。
小石投手は中村選手をきっちり三振に仕留めてくれました。
佐野投手は9回表を三者凡退に抑えて、僅かながらも9回裏の攻撃に希望を持たせてくれました。
今日は3回表の守備でした。
もっと言えば3回表の細川選手でした。
3回表)岸投手
先頭の細川選手にレフト前ヒットを打たれて無死1塁。
続く中村選手に初球できっちりと送りバントを決められ一死2塁。
続く本多選手にレフト前ヒットを打たれて一死3・1塁。
続く柳田選手にはフルカウントから四球を選ばれ一死満塁。
続く内川選手を空振り三振に抑えて二死満塁。
続く長谷川選手にフルカウントから四球を選ばれて押し出しで1対1の同点に、なお二死満塁。
ここで土肥コーチがマウンドへ。
続く松田選手にライト前へ勝ち越しとなる2点タイムリーヒットを打たれて1対3に、なお二死3・1塁。
続く江川選手をフルカウントから空振り三振に抑えてチェンジに。
この回の先頭は細川選手。
当然ワンアウトからと計算出来る打者だっただけに、
ヒットで出塁を許したのが悔やまれます。
舐めてかかったわけでは無いんでしょうが、もう少し警戒が必要だったと思いますし、
細川選手に打たれたことが悔やまれました。
3回表が終わった時点で岸投手の投球が丁度80球になりました。
3回表だけで41球も投げていました。
今日の岸投手は微妙なコースをストライクと言ってもらえなかったというのもありますが、
コントロールがいつもに比べて悪かったと思います。
なのに、炭谷捕手はいつも通りのリードをしていたように思います。
そのために、追い込んでから無駄なボール球を使って四球とか、
フルカウントまで粘られてから凡退とか、無駄球が多かったように思いました。
こんな時はもっと3球勝負を増やした方が良かったんではないでしょうか?
岸投手のコントロールと共に、炭谷捕手のリードも冴えが無かったと思いました。
岸投手を引っ張るなら早い回で炭谷捕手を交代させるのも手だったんではないでしょうか?
それにしても、今日の岸投手の出来で7回を投げさせたのはミスだと思いました。
ブルペンに高橋光投手を入れたんなら7回から登板させてもよかったんでは?
でないと何のためにリリーフに回したのか分かりません!
来季の先発の為にリリーフで経験を積ますためには持ってこいの場面だったと思うんですが?
では、試合後の田邊監督のコメントを。
「(先発・岸について)
今日は岸らしくなかった。
先制した後の回の先頭打者に四球を与えてしまったところが特に。
点をとった次の回は、いつもギアがあがるんだけど、今日はそれが見られなかった。
ランナーを出して少し窮屈な投球をしてしまっていた。
(岸の球数について)
体力的には問題ないと思っていたから、岸がいけるところまでと考えていた。
(同点に追いついたことについて)
なんとか点をとれないなかで同点には追いついたけど、予想外に岸の失点が多かった。
(久しぶりにカード頭を落としたことについて)
痛いね。
明日は多和田。
なんとか接戦にもちこんで勝負したい。」
最後に次戦の予定と予告先発を確認します。
8月31日(水) vs 福岡ソフトバンクホークス 19回戦 西武プリンスドーム 18時試合開始 | ||||||||||||
埼玉西武ライオンズ | 福岡ソフトバンクホークス | |||||||||||
対 H 6 勝 11 敗 1 分 | 対 L 11 勝 6 敗 1 分 | |||||||||||
予告先発 | 18 | 多 和 田 真 三 郎 | 右投 | 予告先発 | 11 | 中 田 賢 一 | 右投 | |||||
防御率 | 登板数 | 勝 利 | 敗 戦 | セーブ | 防御率 | 登板数 | 勝 利 | 敗 戦 | セーブ | |||
今季成績 | 4.62 | 14 | 5 | 5 | 0 | 今季成績 | 3.41 | 12 | 4 | 3 | 0 | |
vs H 成績 | 6.00 | 3 | 1 | 1 | 0 | vs L 成績 | 10.80 | 2 | 1 | 0 | 0 |
と、発表されております。
大事な大事な大事な初戦を岸投手で落としてしまいました。
これで同一カード3連敗の可能性が高くなったように思います。
ここまで3連勝を続けている多和田投手ですが、
僕的にはまだ先発投手のレベルではないと思っています。
今日のホークス打線をみる限り、四球からの自滅が・・・。
とにかく、このホークス3連戦で1つは勝って下さい。
優勝が懸かっているチームと漠然としか目標が無いチームでは
選手の意識も違うと思いますし、今日の敗戦はチーム力の差が
随所に表れていただけに、3連敗だけが心配です。
打線も含めて勝つために、目先の1勝のために最善を尽くして下さい。
疲れている中村選手を1試合休ませて、秋山選手は1番に、金子侑選手は9番に、
渡辺選手や山川選手、上本選手の出番をもっと増やすべきです!
もうそろそろ秋山選手は1番が、金子侑選手は下位打線がベストだと気付いて下さい。