8月28日は前橋での東北楽天ゴールデンイーグルス戦でした。
両チームでタイムリーエラーをした選手が活躍するという分かりやすく盛り上がる試合を制して
連敗を3で止めてくれました。
ホークス戦の3連敗は今週の5試合を全勝しても取り戻すことは出来ませんが、
ホークス戦で勝てないなら他のチーム相手に勝ち星を増やしていけばいい話です。
典型的な自滅からの負け試合を逆転でものにしたのはとてつもなく大きいと思います。
では、その試合結果を確認します。
2018年8月28日(火) 前橋(18時試合開始)
東北楽天ゴールデンイーグルス戦 21回戦(15勝6敗0分)
観客数:15512人 試合時間:3時間14分
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T E A M | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | R | H | E |
E a g l e s | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 | 0 | | | | 5 | 9 | 1 |
L i o n s | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 4 | 0 | ✕ | | | | 6 | 10 | 2 |
| 球審:名幸一明 / 塁審(一):山路哲生 / 塁審(二):有隅昭二 / 塁審(三):小林和公 |
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勝利投手 | 伊藤(L)1勝0敗0S |
セーブ | ヒース(L)3勝0敗7S |
敗戦投手 | 則本(E)6勝10敗0S |
本塁打 | E | 田中15号(1回ソロ) |
L | 中村23号(2回ソロ)、浅村26号(7回3ラン) |
盗 塁 | E | 島内1個 |
L | |
バッテリー | E | 則本、宋家豪、松井裕 - 嶋 |
L | 多和田、小川、伊藤、マーティン、ヒース - 森 |
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スターティングメンバー |
L i o n s | | E a g l e s |
打順 | Pos | 選 手 名 | 打順 | Pos | 選 手 名 |
1 | 遊 | 源田 壮亮 | 1 | 中 | 田中 和基 |
2 | 中 | 秋山 翔吾 | 2 | 遊 | 西巻 賢二 |
3 | 二 | 浅村 栄斗 | 3 | 左 | 島内 宏明 |
4 | 一 | 山川 穂高 | 4 | 一 | 今江 年晶 |
5 | 捕 | 森 友哉 | 5 | 二 | 銀次 |
6 | 右 | 外崎 修汰 | 6 | 三 | 内田 靖人 |
7 | 三 | 中村 剛也 | 7 | 指 | ペゲーロ |
8 | 指 | 栗山 巧 | 8 | 捕 | 嶋 基宏 |
9 | 左 | 金子 侑司 | 9 | 右 | 岡島 豪郎 |
| 投 | 多和田 真三郎 | | 投 | 則本 昂大 |
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埼 玉 西 武 ラ イ オ ン ズ 打 者 出 場 成 績
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打順 | Pos | 選 手 名 | 打率 | 打数 | 得点 | 安打 | 打点 | 三振 | 四死 | 犠打 | 盗塁 | 失策 | 本塁打 |
1 | (遊) | 源田 壮亮 | .270 | 5 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2 | (中) | 秋山 翔吾 | .322 | 3 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 |
3 | (二) | 浅村 栄斗 | .312 | 4 | 1 | 3 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 |
4 | (一) | 山川 穂高 | .271 | 4 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
5 | (捕) | 森 友哉 | .293 | 4 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 |
6 | (右) | 外崎 修汰 | .281 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
7 | (三) | 中村 剛也 | .243 | 3 | 1 | 2 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 |
8 | (指) | 栗山 巧 | .238 | 3 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 打指 | 岡田 雅利 | .288 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 |
9 | (左) | 金子 侑司 | .199 | 4 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
合 計 | .271 | 34 | 6 | 10 | 5 | 7 | 2 | 1 | 0 | 2 | 2 |
埼 玉 西 武 ラ イ オ ン ズ 打 者 出 場 成 績
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順 | Pos | 選手名 | 1回 | 2回 | 3回 | 4回 | 5回 | 6回 | 7回 | 8回 | 9回 | 10回 | 11回 | 12回 |
1 | (遊) | 源田 | 中 安 | | 左 飛 | | 遊ゴロ | | 右 安 | 中 飛 | | |
2 | (中) | 秋山 | 空三振 | | 右 飛 | | 四 球 | | 右 安 | | |
3 | (二) | 浅村 | 右 安 | | 空三振 | | 左 安 | | 右 本 | | |
4 | (一) | 山川 | 空三振 | | | 左 安 | 中 飛 | | 中 飛 | | |
5 | (捕) | 森 | 空三振 | | | 一ゴロ | 見三振 | | 遊 飛 | | |
6 | (右) | 外崎 | | 投ゴロ | | 右 飛 | | 左 飛 | 捕ゴロ | | |
7 | (三) | 中村 | | 右 本 | | 四 球 | | 遊ゴロ | | 左 安 | |
8 | (指) | 栗山 | | 空三振 | | 遊 失 | | 空三振 | | | |
| 打指 | 岡田 | | | | | | | | 三犠打 | |
9 | (左) | 金子侑 | | 一ゴロ | | 一ゴロ | | | 中 安 | ニゴロ | |
順 | Pos | 選手名 | 1回 | 2回 | 3回 | 4回 | 5回 | 6回 | 7回 | 8回 | 9回 | 10回 | 11回 | 12回 |
■=安打、赤字=打点 |
埼 玉 西 武 ラ イ オ ン ズ 投 手 登 板 成 績
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勝 敗
セーブ | 投 手 名 | 防御率 | 投球回数 | 投球数 | 打者数 | 被安打 | 被本塁打 | 奪三振 | 与四球 | 与死球 | 失点 | 自責点 |
| 多和田 真三郎 | 4.38 | 5.1/3 | 107 | 29 | 8 | 1 | 2 | 6 | 0 | 5 | 3 |
| 小川 龍也 | 0.00 | 0.2/3 | 7 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
勝 | 伊藤 翔 | 2.63 | 1 | 13 | 3 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 |
H | マーティン | 0.93 | 1 | 14 | 3 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 |
S | ヒース | 1.57 | 1 | 18 | 4 | 0 | 0 | 3 | 0 | 1 | 0 | 0 |
という結果でした。
まずは、伊藤投手プロ初勝利おめでとうございました。
どんどん投げる機会を増やして2勝目3勝目と優勝へ向けて貢献して下さい。
そして、小川投手好リリーフありがとうございました。
あの6回表で追加点を取られていたら試合は終わっていたかも知れません。
一死満塁から島内投手をショートゴロダブルプレーに抑えてくれたことが大きな勝敗の分かれ目になりました。
この試合はかなりラッキーだったと思います。
1回表で試合が終わっていてもおかしくはありませんでした。
田中選手に先頭打者ホームランを打たれて、なお無死2・1塁から、
今江選手のサードゴロを中村選手が軽快に捌いて衝撃のトリプルプレー!
ひょっとすると1回表を1失点で終わったことが最大のラッキーだったのかも知れません。
3回表は3四球もイーグルスの拙い攻めも手伝って無失点で凌ぐことが出来ました。
4回裏には二死2・1塁から栗山選手のショートフライを西巻選手が落球する間に1点奪えました。
6回表は多和田投手には気の毒でしたが、
今江選手に打撃妨害で無死1塁、
銀次選手をセカンドゴロに抑えるも送球エラーで無死3・2塁、
内田選手は空振り三振に抑えて一死3・2塁、
ペゲーロ選手にはフルカウントから四球を選ばれ一死満塁、
嶋選手にセンター前タイムリーヒットを打たれて2対2の同点、なお一死満塁、
岡島選手にセンター左へ勝ち越し2点タイムリーヒットを打たれ2対4、なお一死3・1塁、
田中選手の3球目にワイルドピッチで一死3・2塁、田中選手には四球を選ばれ一死満塁、
西巻選手にレフト前タイムリーヒットを打たれて2対5、なお一死満塁、
ここでようやく投手交代、小川投手が登板。
島内選手をフルカウントからショートゴロダブルプレーでチェンジに。
一死満塁のピンチで登板した小川投手が好リリーフをみせてくれたのと、
島内選手の打球の早さと飛んだコースが良かった為にゲッツを取れました。
ここでゲッツを取れたこともある意味ラッキーだったと思います。
確かに6回表の多和田投手は味方に足を引っ張られる感じで気の毒ではありましたが、
序盤3回までが悪過ぎました。
3回までで被安打4、与四球4、よく1失点で済んだなぁというのが正直な感想です。
その上、ボール球が多く守備の時間が長い!
これでは野手のリズムが崩れてしまうのも仕方がありません。
立ち上がりの悪さと打たれだすと止まらないという悪癖を改善してもらわないと、
ペナントレースと違って次が無いCSでは後悔だけが残ることになってしまいそうで怖いです。
この試合では1番に源田選手、2番に秋山選手と入れ替えました。
タイプ的に言えば、塁に出ても走れない秋山選手を1番に置くよりも、
源田選手を1番に置く方が良いとは思います。
ただ、最多安打のタイトルと出塁率などを考えるとまだ早いかなと思っていました。
せっかくですから、僕の思うタイプを書いておくと、
源田選手は1番、秋山選手は5番、森選手は4番、浅村選手は3番、
に向いていると思います。
金子侑選手がもう少し安定して打率を残せれば1・2番で源田選手と組ませることが理想的ですが、
今の打撃では9番以外は無理っぽいです。
森選手は捕手で4番は体力的にどうかと思いますし、
山川選手は4番としてはやはり粗い!
低打率で4番を打ち続けてきた中村選手に近い成績になってしまいそうで、
かつてのデストラーデ選手のように打率は低くてもホームランと打点を稼いでくれる5番がベストだと思います。
秋山選手は年間200安打以上という目標がある限りは1・2番でいくべきだとは思いますが、
少し年齢を重ねて来れば、かつてのブレーブスの松永浩美選手のような5番タイプだと思います。
5番タイプが2人いるのもどうかとは思いますが、万が一浅村選手がFAで移籍ということになった場合は、
秋山選手を3番にすれば最小限の戦力ダウンで済むはずです。
かなりずれた話題になってしまいましたので、この試合に戻しますと、
多和田投手の四球、浅村選手のタイムリーエラーと負けて当然の試合を逆転できたのは、
今シーズンのライオンズの強さだと思います。
これで大事なのは次の試合も取ることです!
連勝してこそこの初戦の逆転勝利の意味は大きくなります。
怪我人が目立ちやや元気の無いイーグルス相手なら連勝も可能なはずです!
1勝1敗では意味がありません!
2連勝で次節へ挑めるようにお願いします。
最後に次戦の予定と予告先発を確認します。
8月29日(水) vs 東北楽天ゴールデンイーグルス 22回戦 県営大宮 18時試合開始
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埼玉西武ライオンズ | | 東北楽天ゴールデンイーグルス |
対 E 15 勝 6 敗 0 分 | 対 L 6 勝 15 敗 0 分 |
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予告先発 | 30 | 榎 田 大 樹 | 左投 | | 予告先発 | 58 | 辛 島 航 | 左投 |
| 防御率 | 登板数 | 勝 利 | 敗 戦 | セーブ | | 防御率 | 登板数 | 勝 利 | 敗 戦 | セーブ |
今季成績 | 3.16 | 17 | 9 | 2 | 0 | 今季成績 | 3.45 | 18 | 4 | 8 | 0 |
vs E 成績 | 2.20 | 5 | 2 | 0 | 0 | vs L 成績 | 2.31 | 2 | 0 | 0 | 0 |
と、発表されております。
自身初の二桁勝利がかかる榎田投手が先発です。
先に書いときますが、左の辛島投手が先発だからといって、
森選手を5番から外すという愚かなことは止めて下さい。
森選手が5番から外れた試合の勝率の低さは分かってるはずです。
左投手だから打てないというレベルの選手ではありません!
そんなことは十分わかってるはずです!
浅村選手、山川選手、森選手、外崎選手、中村選手の並びやから
強力なクリーンアップなんです。
森選手を5番から外してしまうと昨シーズン以前と同じで粗い右打者が並んでいるだけで怖さは半減です。
森選手を外すと打線の目に見えない部分の繋がりが断ち切れているいることにそろそろ気付いて下さい。
榎田投手の10勝達成=2戦2勝ということにもなりますので、
情けなく悔しかったホークス戦の3連敗を取り返す意味でも、
今日の試合も総力戦で勝利をものにして下さい!