１１月３日に行われた
ヤマザキナビスコカップ決勝での
表彰式での川崎フロンターレの選手の
態度が問題になっているようです。
鬼武チェアマンは、
「メダルを外すとか、
ふてくされて座ってるとか、
許せない態度。
負けたのは己の責任だ。
賞金を返せといいたいくらい。」
川淵名誉会長も、
「バッドルーザー、ワーストルーザー。」
４日には川崎フロンターレが
公式ＨＰで謝罪。
川崎は、
「首にかけて頂いた準優勝メダルを外す行為」
「握手を拒む行為」
「壁に寄り掛かる、しゃがみ込む行為」
「ガムを噛みながらの表彰式参加」
と４点の行為が判明したと発表し、
武田代表取締役社長が、
「弊クラブ所属選手の行動で皆様に大変不快な
思いをさせてしまい、
ご迷惑をお掛けしましたことを深く反省し、
心からお詫び申し上げます。」
と謝罪。
「今回の首にかけて頂いた準優勝メダルを外す行為、
握手を拒む行為などについては、
一人の社会人として、また、
スポーツマンとしても大いに恥ずべき行為であります。
このことをクラブとして重大に受け止めております。」
とコメント。
リーグへ謝罪に訪れた川崎の武田社長と同席で
映像を再確認した鬼武チェアマンは、
「目に余った。
川崎には２度とないよう教育してもらい、
誠意ある態度を改めて聞きたい。」
とコメント。
５日には川崎が、
準優勝賞金５０００万円を自主返還するなどの
対応を決めたということです。
５日に欧州出張から帰国した
犬飼日本サッカー協会会長は、
「お金を返して済む問題ではない。
スポーツ界の恥だ。
スポーツをやっている人がやってはいけないことを、
大観衆の前でやった。
サッカー界としても恥ずかしい。」
というように大問題になっているようです。
川崎フロンターレのファンの
（サポーターといえるほどではないので）
僕が勝手に思うことは、
確かに、
表彰式にガムを噛んでいたとか、
来賓の方々との握手を拒んだというのは、
許される行為ではないと思いますが、
準優勝メダルをすぐに外したとか、
しゃがみ込んだ行為についてまで
とやかく言うのはどうでしょう？
川淵名誉会長の
バッドルーザー、ワーストルーザー。
というのもよくわかりません。
そもそも、プロが決勝戦を争った結果で、
準優勝チームを表彰する意味があるんでしょうか？
アマチュアならグッドルーザーは称えられるん
でしょうが、プロの選手が決勝で負けて笑顔で
優勝チームを称えて拍手しているのも違和感が
あります。
鬼武チェアマンの発言は、
一種の脅迫にも聞こえます。
それよりもなによりも、
一番不思議なのが、
川淵名誉会長に鬼武チェアマンは
その場に居なかったんでしょうか？
表彰の場に居たのなら、
その目に余る行為をなぜそのときに
注意しなかったんでしょう？
後でマスコミを通じてグズグズ言うのは
スポーツマンらしいんでしょうか？
ましてや犬飼サッカー協会会長にいたっては、
以前にナビスコカップを原則２３歳以下の大会に
するという私案を発表してましたが、
その後はどうなったんでしょう？
フロンターレはガムを噛むなど問題行動が目立った
森勇介選手を当面出場停止とし、
武田社長ら幹部３人を３ヶ月減俸１０％とする
処分を発表しました。
これで、解決するとは思いませんし、
思い違いをしている選手を戒めることは
大事だと思いますが、
それなら、来年からのナビスコカップの出場権を
剥奪するとか、そんな処分をするべきだと思いますし、
決勝に進出するためにハードスケジュールをこなし、
ＡＣＬもこなしながら、戦った結果の準優勝の
賞金を返す必要は無いと僕は思います。
本当にこのタイトルが欲しかったということで、
負けてしまい、こんなことになってしまいましたが、
反省すべきところは反省してもらって、
必要以上に落ち込むことはないと思います。
少し納得がいかなかったので取り留めの無い
ことを書いてしまいました。
