２００９年日本シリーズ 第５戦

ジャイアンツが劇的なサヨナラ勝ち！

１１月５日（木）　東京ド－ム、18:00、45,160人、2時間57分 　ジャイアンツ　vs　ファイターズ　第５回戦　Ｆ）２勝３敗０分
	１	２	３	４	５	６	７	８	９	10	11	12	計	安	失
Ｆighters	０	１	０	０	０	０	０	０	１				２	４	１
Ｇiants	０	０	０	０	０	０	０	１	2X				３	７	２
勝　利	山口（Ｇ）１勝０敗０Ｓ
セーブ
敗　戦	武田久（Ｆ）０勝１敗１Ｓ
本塁打	Ｆ）高橋２号 　Ｇ）亀井２号、阿部２号
盗　塁	Ｆ）糸井１個 　Ｇ）鈴木１個
バッテリー	Ｆ）藤井、建山、林、武田久－大野、鶴岡 　Ｇ）ゴンザレス、山口－阿部

この試合は８回裏のファイターズの
継投ミスだったと思います。

８回裏）
ここまで好投の藤井投手から建山投手に交代し、
捕手も大野捕手から鶴岡捕手に交代。

先頭の寺内選手に代わり代打李選手。
李選手に死球を与えて無死一塁。
一塁走者にスペシャリストの鈴木選手が代走。
次打者の坂本選手の初球に２盗成功で無死２塁。
坂本選手が送りバントを失敗した後空振り三振。

ここでなぜかファイターズベンチが動き
建山投手に代えて左の林投手に。
当然のように松本選手に代えて左投手キラーで
とっておきの代打の切り札大道選手を送った
ジャイアンツベンチ。

一死２塁から、林投手が牽制球を悪送球し、
センターに抜ける間に鈴木選手は３塁へ。

大道選手が同点タイムリーを放ち同点にで一死１塁。
殊勲の大道選手に代えて代走脇谷選手。

小笠原選手がセンターフライで二死１塁。
ラミレス選手もセンターフライでチェンジに。


ことごとく裏目に出た投手起用だったと思います。

明らかに代打が出てくる場面で、
右投手の建山投手を登板させると
李選手が出てくるのは分かっていたはずです。
ちなみに李選手以外のジャイアンツの代打陣は、
鶴岡捕手、加藤捕手、大道選手、脇谷選手、
工藤選手、鈴木選手でした。

李選手への死球は誤算でしたが、
代走鈴木選手が出た時点で、
横投げでモーションの大きい建山投手を
代えるのもありだったと思います。

次は、鈴木選手に２盗を決められ、
坂本選手を抑えるた建山投手を
打者が松本選手が入る前に林投手に交代
させましたが、左投手を出した時点で、
調子が下降気味の松本選手に代わって
大道選手が代打してくるのも読めてたはずです。

林投手を次打者の小笠原選手も考えての
登板だったとしたら、大道選手との勝負を避けて、
この試合絶不調の小笠原選手と勝負させるべき
だったと思います。

結局ジャイアンツの２人の職人に負けて１点を
追い付かれるという最悪の展開に…。
足のスペシャリスト鈴木選手に決められた盗塁と、
その足のプレッシャーで牽制悪送球を誘い、
３塁まで進まれてしまいます。

もう一人代打の職人である大道選手は、
まさに劇的な仕事をみせてくれました。


ジャイアンツが日本一へ王手を賭ける
３勝目を挙げ、１日休んで札幌ドームへ
移動となります。

札幌ドームのファンの声援でファイターズが
３勝３敗の五分に戻すか、
ジャイアンツが日本一を決めるか、
誰が投げるかも含めて楽しみな第６戦は
１１月７日の金曜日です。