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主に埼玉西武ライオンズに関することを、そしてサッカー、DRAGON GATE、等々についての感想を好き勝手に書いてます。

2009年日本シリーズ 第3戦

2009-11-04 02:36:04 | ライオンズ
空中戦を制しジャイアンツ2勝目!


 11月3日(火) 東京ド-ム、18:00、45,150人、3時間11分
 ジャイアンツ vs ファイターズ 第3回戦 F)1勝2敗0分
 101112
Fighters   
Giants×   
勝 利 オビスポ(G)1勝0敗0S
セーブ クルーン(G)0勝0敗2S
敗 戦 糸数(F)0勝1敗0S
本塁打 F)稲葉2、小谷野1号、田中1号
 G)李1号、阿部1号、小笠原1号
盗 塁 F)
 G)鈴木1個
バッテリー F)糸数、林、菊地、宮西、江尻-鶴岡
 G)オビスポ、越智、山口、クルーン-阿部



試合前のスタメン発表で、
ファイターズのショートに二岡選手が?
ベンチ入りメンバーにも金子誠選手の名前が
無く、気になっていたんですが、
股関節痛とアキレス腱痛のために欠場と
いうことでした。

金子選手は、
「リーグ優勝した直後から、アキレス腱が
 どうしようもなくなっていた。」
とコメント。
そう言えば、金子選手の守備時に違和感を
感じていました。
いつもは精密機械のような一塁への送球が、
日本シリーズ第1・2戦で高橋選手が体を
目一杯伸ばして捕球する場面が何度かありました。

捕って投げるの一連の流れが美しさすら感じられた
守備と、地味ながら精神的支柱でもある金子選手の
不在が響いた格好になった試合でした。


この試合はファイターズがらしくないホームランで
先制して始まりました。
1回表に稲葉選手が、
2回表には小谷野選手が、
それぞれソロホームランで2点を奪ったんですが、
ファイターズベンチの作戦ミスで試合の流れが
一気にジャイアンツに移り、
2回裏の李選手、阿部捕手の連続ソロホームランで
同点に、
3回裏の小笠原選手のソロホームランで逆転を許し、
5回表の田中選手のソロホームランで一時的に
追い付いただけで押し切られてしまいました。


2回表の小谷野選手のホームランの後に、
二岡選手がセンター前ヒットで出塁し一死1塁。
鶴岡捕手の打席で、
ボール、ボール、見逃し、ボール、見逃し、と
コントロールに苦しむオビスポ投手の6球目に
なぜかランエンドヒットのサインを出し、
鶴岡捕手がハーフスイングで空振りを取られ三振、
二岡選手が盗塁失敗のダブルプレーでチェンジに。

決して打撃のうまい方ではない鶴岡捕手、
怪我から思い切った走塁が出来ない二岡選手、
コントロールが定まってなかったオビスポ投手、
次の打者が9番の糸数投手だったことを考えると、
作戦ミスというよりも、ベンチの判断ミスだったと
思います。

8回表にはこの回から登板した山口投手から
先頭の田中選手が死球で出塁、
牽制球が悪送球となり無死2塁、
糸井選手の代打森本選手がショートゴロも
一塁手の李選手が送球をはじく間に
2塁走者の田中選手が一気にホームイン。

というジャイアンツのミスから1点を返して
1点差まで詰め寄り、稲葉選手が四球を選び、
なお無死2・1塁のチャンスで4番の高橋選手
の打席で原監督がマウンドに向かって激励。

シーズン中のファイターズなら送りバントが
あったかなというこの場面で高橋選手が
セカンドゴロ併殺打に倒れ、
二死3塁と残ったチャンスにスレッジ選手も
セカンドゴロに抑えられ同点に追い付くことが
出来なかったことが悔やまれました。


小笠原選手にホームランを打たれた後に
ガックリきていた糸数投手を引っ張りすぎたこと、
眠っていた小笠原選手に2安打3打点された
ことも含めて、
ファイターズにとってはかなり痛い1敗になるかも
知れません。


ジャイアンツは最後に投げたクルーン投手は
投球だけでなくピッチャーゴロを取って一塁
への送球までノーコンなのにはびっくりしましたが、
東京ドームでの登板は札幌ドームとは見違える
ような投球でした。
越智投手と山口投手がシーズン中に比べて、
制球が定まっていないのは気になりますが、
やはり東京ドームでのジャイアンツ打線は強烈です。

明日以降に登板するファイターズの投手は
コントロールに細心の注意を払ってもらいたいと
思います。