だいぶ遅くなりましたが、ようやく観終わりましたので、
2016年12月25日(日)に福岡国際センターで行われた
年内最後のビッグマッチ、
『 THE FINAL GATE 2016 』
の正式な試合結果を確認しておきたいと思います。
THE FINAL GATE 2016 2016.12.25(日) 福岡国際センター 観衆:7,600人(超満員札止め) | ||
第 1 試 合 6 人 タ ッ グ マ ッ チ | ||
ヨ ー ス ケ 💛 サ ン タ マ リ ア “ハリウッド” ストーカー市川 ジ ミ ー ・ ク ネ ス J . K . S . | vs | し ゃ ち ほ こ B O Y パ ン チ 富 永 G a m m a |
〇 ヨ ー ス ケ 💛 サ ン タ マ リ ア (6分11秒、狙い撃ち💛) パ ン チ 富 永 ✕ | ||
第 2 試 合 タ ッ グ マ ッ チ | ||
ビ ッ グ R 清 水 ジ ミ ー ・ ス ス ム | vs | K z y B ✕ B ハ ル ク |
〇 K z y (10分57秒、エルボースマッシュから片エビ固め) ビ ッ グ R 清 水 ✕ | ||
第 3 試 合 タ ッ グ マ ッ チ | ||
ド ン ・ フ ジ イ 望 月 成 晃 | vs | 石 田 凱 士 山 村 武 寛 |
〇 ド ン ・ フ ジ イ (12分3秒、HIMEI) 山 村 武 寛 ✕ | ||
第 4 試 合 オープン・ザ・ブレイブゲート選手権試合 | ||
(第 3 0 代 王 者) E i t a | vs | (挑 戦 者) ジ ミ ー ・ カ ゲ ト ラ |
〇 E i t a (11分34秒、サラマンダー) ジ ミ ー ・ カ ゲ ト ラ ✕ ※ 王者が4度目の防衛に成功 | ||
第5試合 オープン・ザ・トライアングルゲート選手権・6人タッグ3WAYマッチ | ||
(第 5 6 代 王 者 組) J I M M Y Z 堀口元気H.A.Gee.Mee!! & 斎藤“ジミー”了 & ジミー・神田 | ||
vs | ||
(挑 戦 者 組) 無 所 属 吉 野 正 人 & K o t o k a & B e n - K | ||
vs | ||
(挑 戦 者 組) V E R S E R K サ イ バ ー ・ コ ン グ & 問 題 龍 & エ ル ・ リ ン ダ マ ン | ||
堀口元気H.A.Gee.Mee!! 選手の負傷欠場に伴い、 12/25 福岡国際センター大会にてオープン・ザ・トライアングルゲート王座の防衛線が決定していた 第56代王者のジミーズは同王座を返上。 第57代王者組の決定戦として代替実施となりました。 ジミー・ススムは2試合の出場となります。 | ||
第5試合 オープン・ザ・トライアングルゲート王座決定戦・6人タッグ3WAYマッチ | ||
(挑 戦 者 組) J I M M Y Z ジミー・ススム & 斎藤“ジミー”了 & ジミー・神田 | ||
vs | ||
(挑 戦 者 組) 無 所 属 吉 野 正 人 & K o t o k a & B e n - K | ||
vs | ||
(挑 戦 者 組) V E R S E R K サ イ バ ー ・ コ ン グ & 問 題 龍 & エ ル ・ リ ン ダ マ ン | ||
(1) 〇 ジ ミ ー ・ ス ス ム (19分20秒、逆さ抑え込み) サ イ バ ー ・ コ ン グ ✕ | ||
(2) 〇 ジ ミ ー ・ ス ス ム (25分19秒、ジャンボの勝ち!から片エビ固め) K o t o k a ✕ ※ ジミーズが第57代王者組に | ||
第 6 試 合 セ ミ フ ァ イ ナ ル オープン・ザ・ツインゲート統一タッグ選手権試合 | ||
( 第 4 0 代 王 者 組 ) OVER GENERATION C I M A ド ラ ゴ ン ・ キ ッ ド | vs | ( 挑 戦 者 組 ) VERSERK 鷹 木 信 悟 T - H a w k |
〇 C I M A (26分41秒、メテオラからエビ固め) T-Hawk ✕ ※ 王者組が初防衛に成功 | ||
第7試合 メインイベント オープン・ザ・ドリームゲート選手権試合 | ||
( 第 2 5 代 王 者 ) Y A M A T O | vs | ( 挑 戦 者 ) 土 井 成 樹 |
〇 Y A M A T O (34分38秒、ギャラリアからエビ固め) 土 井 成 樹 ✕ ※ 王者が2度目の防衛に成功 |
改めて、という結果になりました。
僕が面白いと思った試合の感想を簡単に。
第2試合のタッグマッチ。
Kzyのエルボーが強烈な印象を残しました。
ビッグR清水の豪快な技も見応えがありました。
この日2試合戦うことになったススムも出し惜しみすることなく魅せてくれました。
ハルクは少し物足りない感じでした。
第3試合のタッグマッチ。
後ろから追われる立場になった山村と石田が目に見えて焦ってきました。
モチフジに全力でぶつかって叩き潰されました。
ただ、モチフジの目の色を変えさせたのは進歩だと思います。
ですが、正直、まだ山村と石田の区別がとっさには付きません。
Ben-K、シュンスカイウォーカー、ワタナベヒョウは確実に判別できます。
(シュンスカイウォカーの見た目のインパクトは反則だと思いますが。)
これまで以上に尻に火が付いた状態で2017年を迎えたことを誰よりも自覚している
ようなので、この2人の来年の自己主張が楽しみになる試合でした。
第5試合のトライアングルゲート王座決定戦。
最後はジミーズの勝利!
面白い試合でした。
そして、観客の期待に応える試合でした。
第57代王者組に輝いたジミーズもですが、
インパクトで言えばBen-Kは抜群でした。
恐らく吉野が新ユニットに誘うことになると思いますが、
後は経験が足りないだけだと思わせてくれる暴れっぷりでした。
第6試合・セミファイナルのツインゲート戦。
結局は、挑戦者組が持ち込んだパイプ椅子の上にCIMAがクロスファイアーで
鷹木を叩きつけて戦闘不能状態にした間に、
キッドがT-Hawkをコーナー上からのスーパーフランケンシュタイナーを決め、
間髪入れずにCIMAのメテオラが炸裂しての勝利!
流血したCIMAのマイクも冴えてメインへと期待を繋いでくれました。
鷹木とT-Hawkはええ選手なのにタッグが下手同士が組むから、
試合の7割くらいは押していたのに、中途半端にセコンドを使って、
上手くも無いのに凶器を使って、間の抜けた結果になってしまったのが勿体なかったです。
鷹木もT-Hawkもヒールに縛られて、どんどんくすんでいっているような気がします。
その他の試合は、
第1試合はビッグマッチの第1試合としては物足りませんでした。
第4試合のブレイブ戦は勝敗の決し方に唐突感があり意外な決着でした。
第7試合のドリームゲート戦も決着の付き方に物足りなさがありました。
それまでが良かっただけに、最後の最後だけ説得力が感じられませんでした。
土井ちゃんに獲って欲しかったんですが、YAMATOは強い!
2017年もまず上半期はYAMATOを中心に進んでいくようです。
この大会も満足しましたし、面白かったです。
土井が敗れて退場するときにタオルを被った2人の選手が肩を貸しに登場。
2017年に向けての謎を残しての締めとなりました。
これからについて楽しいので好き勝手に考えますと、
山村、石田、パンチ、しゃち、Kotoka、T-Hawk、鷹木、ハルクは物足りません。
土井と吉野にはまだ組んで欲しくないので、
それぞれがユニットを作れば当然解散するユニットも出てきます。
吉野はBen-K、Kotokaと、
土井は熨斗紙がメッセージのような気がするので岩佐、欠場中の谷嵜と、
そこにベテランの望月と若手のヒョウ、シュンスカイウォーカー、を絡めてユニットを作ると考えると、
OVER GENERATIONがそろそろ役目が終わるかなという気がします。
TRIBE VANGUARDにはパワーファイターが居ないのでビッグR清水に入ってもらいたい。
ハルクの調子が上がってきても同ユニットではドリームゲートに挑戦するのが難しいですし・・・。
VERSERKは、T-Hawkと鷹木が揉めてどちらかが追放されて、
また新生VERSERKになるんでしょうか?(もう3回くらい新生になってますので飽きてきましたが・・・。)
Eita、エル・リンダマン、ジミー・ススム、CIMA、ドラゴン・キッド、YAMATO、Kzy、
望月成晃、吉野正人、土井成樹、Ben-K
が、ええ感じにアピールできているので、この選手達を中心にタイトルマッチが展開されそうな気がします。
まずは、土井を助けに来た2人が誰なのか?という疑問を解決するところから始まると思いますが、
土井と吉野がどんなユニットを作るのか、そこからの波及で他のユニットにどう変化が起こるのか?
想像するだけでも楽しいというのがプロレスファンの特権だと思います。
好き勝手書いてしまって、選手には申し訳ないのですが、
早く2017年のシリーズが始まって欲しいと思わせてくれた2016年最後のビッグマッチでした。