成相寺 宮津市成相寺 339
京都府宮津市にある高野山真言宗の寺。山号は成相山。〈橋立観音〉ともいい,西国三十三所観音霊場の28番札所である。成相山の中腹にあって,眼下に天橋立の景観を一望できる天下の名勝地である。途中の傘松公園は〈股のぞき〉で知られ,付近は丹後の国府や国分寺の跡など史跡や名所が多い。704年(慶雲1)真応上人の草創と伝え,平安時代以降,本尊聖観音の霊験が天下に聞こえ,《今昔物語集》など説話集にも語られて,観音信仰の巡礼参詣で今日まで栄えてきた
円通閣
本堂
聖観世音菩薩・本尊
孔雀明王
閻魔大王
青鬼
赤鬼
板碑・中央に「阿闍梨長賢」、左右に「文明七年(1475)乙未、七月五日」
金剛界大日種子板碑(室町中期)